2023/04/09 18:33:17 中央社
臨時列車に乗車した蒋万安(しょうばんあん)台北市長(手前右)
台北メトロ(MRT)は9日、愛犬や愛猫のキャリーケースなしで共に乗車できる臨時列車を運行した。蒋万安(しょうばんあん)台北市長は、今後も定期的に開催することを視野に入れて検討する姿勢を示した。
列車は淡水信義線の象山駅を午前に出発し、途中駅に止まらず円山駅まで直通運行。約30組の飼い主とペットが参加した。事前の参加者募集では受け付け開始からわずか18分で定員に達したという。
ペットはリードなどにつないだ状態であることが求められた。犬と猫の車両は別とされ、獣医なども同乗した。
台北メトロでは通常時、盲導犬などを除く動物はキャリーバックなどに入れた状態での乗車が必要とされている。臨時列車は海外の動物愛護家が設立した4月11日の「ペットの日」に合わせて実施された。