阪急電鉄は27日、洛西口駅(京都市西京区)の高架下で整備を進めている商業ゾーン「TauT(トート)阪急洛西口」第3期エリアに、新たに音楽教室や卓球コートなど5テナントが出店すると発表した。地域交流の促進のため広場や花壇も設け、来年2月ごろの開業を予定している。
第3期エリアは、駅の北側に位置しており、区画の距離は約750メートル、延べ面積は約1100平方メートル。
高架下にはこれまで飲食店やスーパーなどが進出してきたが、第3期はスポーツや文化活動ができる施設を誘致。シェアオフィスの「シェアデパートメント」、音楽教室の「JEUGIA」、卓球コートの「コンフィーアリーナ」、ランニングジムの「トレイルフェストプラス」、体操教室の「ファイブM」の5テナントが入居する。
阪急電鉄は京都市と連携して高架下の空間を地域活性化につなげようと2018年10月に商業ゾーンの第1期エリアをオープン。第3期の完成をもって全体開業を迎える。
(京都新聞社)