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「世界で中国は一つ、台湾は不可分の一部」…北京五輪組織委の発言が波紋

2022年02月18日 | 2022北京冬季五輪

参照記事
2022年2月17日 22時8分 読売新聞オンライン

大会組織委員会の厳家蓉報道官


北京冬季五輪組織委員会の厳家蓉報道官が17日の定例記者会見で、「世界で中国は一つ。台湾は中国の不可分の一部だ」などと発言した。

 国際オリンピック委員会(IOC)が掲げる「政治的中立」にそぐわない発言で、波紋を広げそうだ。

 厳氏は、一緒に会見したIOCのマーク・アダムス広報担当が、20日の閉会式に台湾選手団が出席するかどうかについての質問に答えた際、「補足できますか」と突然割り込んで、台湾問題について語った。

 また、厳氏は中国の少数民族ウイグル族の強制労働で大会でのユニホームが生産されていないか、との質問に「(強制労働説は)ウソだ。関係団体から異議を唱える大量の証拠が出ている。我々はスポーツの政治問題化には反対している」と強調した。

 厳氏の一連の発言は中国政府の主張を代弁したもので、会見では「(厳氏の発言こそ)スポーツの政治問題化ではないか」とIOCの見解をただす質問も出た。アダムス氏は「我々の仕事は確実に大会を行うことだ」と述べるにとどめた。

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台湾選手の中国ユニホーム姿で物議=SNSに動画投稿―北京五輪

2022年02月04日 | 2022北京冬季五輪

2022年2月3日 16時35分 時事通信社
参照記事
https://news.livedoor.com/article/detail/21619309/

黄選手


北京冬季五輪に出場する女子スピードスケート台湾代表の黄郁※(※女ヘンに亭)選手(33)が、中国代表のユニホームを着た動画を自身のインスタグラムに投稿し、物議を醸している。

 黄選手は2日夜、フェイスブックで「不要なコメントが多過ぎる」として、相次ぐ批判を受けて動画を削除したことを明らかにした。

 主要紙・聯合報によると、黄選手が動画を投稿したのは1月23日。着用しているユニホームが中国代表のものであることに気付いた視聴者から批判が殺到し、黄選手は「中国代表である友人からプレゼントされただけだ」と反論していた。

 黄選手は2日のフェイスブックで「スポーツに国籍の区別はない」と主張。これに対しコメント欄には「友人の中国選手は台湾のユニホーム姿を公開するだろうか。無知を知ってほしい」などと批判する声が上がった。

 中央通信によると、体育当局は黄選手の処分はしないものの、敏感な問題に関するSNSでの発信に注意するよう選手団に念を押した。 

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台湾選手団、北京五輪開閉会式参加へ 不参加表明から一転=IOCの求めで

2022年02月02日 | 2022北京冬季五輪

2022/02/01 12:48 中央社
参照記事
https://japan.focustaiwan.tw/politics/202202010001

1月19日に台北で行われた台湾選手団への団旗・国旗授与式


中華オリンピック委員会は1月31日、台湾選手団を北京冬季五輪の開会式と閉会式に参加させると発表した。先月下旬、不参加を表明していたが、国際オリンピック委員会(IOC)の度重なる求めに応じ、新型コロナウイルスの感染防止と選手団メンバーの健康に共に配慮することを前提に計画の調整を決めたとしている。

教育部(教育省)体育署は1月28日、選手団が開会式と閉会式に参加しないと発表。大会側の感染防止策などの関係でフライトに変更が生じ、一部の選手が開会式に間に合わないことや新型コロナの感染防止、閉会式当日にはすでに多くの選手が現地を離れていることを理由に挙げていた。北京大会には台湾からスピードスケート、リュージュ、アルペンスキーの3競技に計4人の選手が出場する。台湾選手団は選手やコーチなどを含め計15人。

中華オリンピック委員会は報道資料で、先月29日以降、複数回にわたってIOCから連絡があり、オリンピック憲章の内容について詳細な説明を受けた上で、全ての国内オリンピック委員会が同憲章に基づき関連の式典への参加を含めた五輪参加の責任を果たすべきだと要求されたと説明。IOCは台湾側が示していた新型コロナの問題などの懸念点について理解を表明しつつも、感染防止における万全の準備体制を詳細に説明し、外部と遮断した「バブル」内で選手団の安全が確保されることを強調したという。

中華オリンピック委員会は、再び選手団のメンバーと意思疎通を行い、感染防止のための準備を整えるほか、フライトの問題の解決に力を尽くすことに同意したと説明した。

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