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県立琵琶湖文化館の後継施設 隈研吾さんの事務所などが落札

2023年07月11日 | 滋賀県再開発

07月10日 17時47分 滋賀NHKNEWSWEB

 

老朽化のため休館している県立琵琶湖文化館の後継施設について、滋賀県は、建築家の隈研吾さんの事務所などが設計して、2027年12月のオープンを目指すと発表しました。

 

県立琵琶湖文化館は、老朽化のため15年前に休館し、県は、後継施設を大津市の大津港近くに建設する計画です。

滋賀県は、財政支出が削減されるとして、建設から運営までを民間に任せる「PFI」方式で事業者を募集したところ、建築家の隈研吾さんの設計事務所を含む10社でつくるグループが10日、およそ108億円で落札しました。

新しい琵琶湖文化館は、のべ床面積およそ6600平方メートルの4階建てで、びわ湖に向かって、船のような形の外観になる予定です。

施設内には、災害などの際に文化財を一時的に預かる全国的にも珍しい「文化財緊急保管庫」やこれまでの文化館よりも3倍近く大きい「収蔵庫」が設けられるということです。

ことし10月から設計や工事に着手し、2027年12月のオープンを目指していて、年間20万人の来館を見込んでいるということです。

県文化財保護課は「事業者が決まり、予定通り進めることができて安心している。文化財の収蔵・展示に加えて地域の文化財の保護をサポートする施設として、機能させていきたい」と話していました。

 

 

 

 

 

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コストコが滋賀県初進出!東近江市の名神高速・八日市IC北側に2024年夏頃予定

2022年05月28日 | 滋賀県再開発

参照記事:2022/05/27再都市化ニュース

 

 

アメリカに本社がある会員制大型スーパー「コストコ」が滋賀県東近江市に出店する方針を固めたとの事です。東近江市の小椋市長が、2022年2月21日の会見で明らかにしました。

 

東近江市のコストコの計画地は、名神高速道路の八日市インターチェンジ北側約800m付近の80,000㎡農地で、今後、コストコが土地の買収手続きを進め、早ければ再来年の夏ごろにオープンする見込みです。滋賀県へのコストコの進出は初となり、関西エリアでは5店舗目の出店となります。1階平屋建ての店舗や、800台以上を収容可能な駐車場、1日にあたりの来場者数は5000人、出店により500人ほどの雇用が創出されます。

 

コストコとは?

 

コストコホールセールは、有料会員制の倉庫型店舗をアメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、韓国、台湾、オーストラリア、スペイン、アイスランド、フランス、中国及び日本を含めた12の国と地域に780倉庫店以上展開しており、1億人以上の会員登録数を誇ります。

 

国内外の高品質な有名ブランドや自社ブランドのカークランドシグネチャー商品を低価格で会員に提供しており、眼鏡・コンタクトレンズ、補聴器センター、調剤薬局とタイヤセンターなどのサービスの提供も倉庫店で行っています。現在国内に27倉庫店15のガスステーション、オンラインショッピングを展開しています。

 

コストコは個人会員が年額4,840円 (税込)、質が良い食品をアメリカンサイズで割安に購入する事ができます。絶対額はそれほど安くありませんが全体的にコスパの良い商品が多い印象の店舗です。人気のハイローラー(B.L.T.)、や丸型ピザ パンチェッタ&モッツァレラなどは味もヴォリュームが最高です。

 

名神高速による広域集客を見込む

 

コストコの出店条件ですが、半径10kmの商圏人口が50万人以上、敷地面積:約3.3万㎡以上(ガスステーション用敷地を含む)、建築面積:約14800㎡、駐車場収容台数 800台以上が確保でき、車のアクセスの良い物件が条件となっています。

 

東近江市の人口は112,903人ですが、半径20km商圏まで広げると、近江八幡市(82,016人)、野洲市(50,607人)、守山市(85,001人)、彦根市(111,709人)、甲賀市(89,424人)などがあり、これらを合計すると圏域人口は531,660人に達します。さらに半径30kmまで広げると、米原市(38,112人)、大津市(344,174人)が加わり、913946人まで膨れ上がります。※概算であり、町村を除いた数字です

 

東近江市の計画地は、コストコの出店条件である、半径10km商圏50万人には足りません。しかし、候補地はコストコの空白地帯で、最寄りの店舗は、東は岐阜羽島倉庫店、西は京都八幡倉庫店で、いずれもかなりの距離があります。さらに名神高速八日市ICに近接しており、高速道路を使った広域集客が見込める事から、東近江市への出店を決めたのだと推測されます。

 

東近江市のコストコも、滋賀県に急増するファミリー層のニーズをガッチリ掴んで、大繁盛店舗になるのは確実だと思います。

 

(計画概要)

計画地:名神高速道路の八日市インターチェンジ北側約800m付近の農地

敷地面積:80,000㎡農地

階数:1階平屋建て

駐車場:800台以上

来場者数:約5000人以上/日

新規雇用:約500人

開業:2024年夏頃 ※土地の買収手続きがスムーズに進んだ場合

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滋賀県小児保健医療センター、同療育部、守山養護学校の一体整備22年秋に着工延期

2021年06月25日 | 滋賀県再開発

[ 2021-06-17 建設通信新聞 ]

参照記事
https://www.kensetsunews.com/archives/579935







滋賀県は、小児保健医療センターと同療育部、守山養護学校の一体整備について、2021年秋の着工から22年秋の着工に予定を1年繰り下げて進めている。現在内藤建築事務所で進めている実施設計と併せて感染症対策の検証を行うためで、22年度当初に入札公告し、9月末ごろの発注を見込む。24年8月の竣工、25年1月の供用開始を目指している。 事業では、小児から成人まで連続した切れ目のない医療が提供できる機能を整備するため、小児保健医療センターと療育部(児童発達支援センター)、県立守山養護学校の3施設を県立総合病院の敷地内に移転し、建て替える。
 基本設計完了段階の規模は小児保健医療センターがRC造4階建て延べ1万3288㎡(うち療育部1854㎡)、病床数68床、守山養護学校が同平屋建て1983㎡。
 概算総事業費は120億円。そのうち建設工事費は医療センターが59億円、療育部が11.8億円、養護学校が8.2億円。

 小児保健医療センターでは、病棟と病室の十分な広さを確保するとともに感染症対応の専用個室や高度な治療に対応したHCU(ハイケアユニット)、在宅移行支援病室を新設。発達障害への対応も強化している。
 療育部は病院施設と一体化することにより、保健医療・福祉が連携した総合的療育を提供する。養護学校は別棟とし、開放的なプレイルームや自然と触れ合える園庭を設ける。建設地は守山市守山。

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近江八幡市新庁舎/使いやすくコンパクトに/延べ9千㎡、防災機能も

2021年05月11日 | 滋賀県再開発

[ 2021-05-11 建設通信新聞 ]
参照記事






滋賀県近江八幡市は、新庁舎の基本設計概要を公表した。規模はS造4階建て延べ9076㎡。誰もが使いやすくて居心地が良く、防災拠点機能や将来の環境変化にも柔軟に対応する持続性の高さを備え、機能や性能とコストバランスがとれたコンパクトな庁舎づくりとする。
 2022年1月に実施設計、同8月に工事に着手し、24年10月の完成を目指す。事業費は41億8000万円-46億3000万円を見込む。
 新庁舎の1階には市民窓口や産業振興関係、2階に福祉・子育て、3階に総務・企画、4階に議会を配置する。外観は近江八幡のまちなみを構成する町屋に多い切妻造や平入をモチーフに取り入れ、豊かな歴史・伝統を反映し、次世代に継承する。

 実施設計と工事は一括発注する予定。夏ごろに手続きを始め、11月ごろに仮契約、12月議会での承認を経て本契約結ぶ見通し。21年度予算には事業費2823万7000円を計上しているが、DB(設計施工一括)発注費用は含んでおらず、今後、補正予算で確保する必要がある。

 事業では、耐震性能不足や設備の老朽化などの課題を抱える現庁舎を現敷地内駐車場スペースで建て替える。あわせて、隣接する病院跡地(出町)には広場を整備する計画だ。新庁舎完成後に現庁舎は解体するが、それまで安全に使用するため、耐震改修を行う。広場の設計と施工は庁舎とは別に発注する考えで、供用開始時期は決まっていない。

 設備を含む基本設計は滋賀県建築設計監理事業協同組合が担当している。7月末に設計を完了する見込み。
 建設地は桜宮町236の敷地面積1万2500㎡。用途地域は商業地域で、建ぺい率は80%、容積率は400%。

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滋賀県/琵琶湖文化館の後継施設/候補に大津港港湾用地

2021年01月23日 | 滋賀県再開発

[ 2021-01-22 建設通信新聞 ]

琵琶湖文化館



滋賀県は、琵琶湖文化館の後継施設の整備について、大津港港湾業務用地(大津市浜大津5)を建設候補地として調整を進めている。これまで後継施設基本計画検討懇話会では、ウカルちゃんアリーナ(県立体育館)跡地や近代美術館周辺の瀬田文化ゾーンも含めて比較検証してきたが、アクセス性に優れた港湾業務用地がもっともふさわしいと判断した。

 建設地は、現在丹青社に委託して作成を進めている基本計画で示し、正式に決定する見通しだ。

 基本計画は2021年3月末までに策定する。後継施設の役割や目指す姿、施設整備計画(立地、施設規模、諸室概要)、運営計画(組織体制、協働・他館との連携の仕組み)、事業スキーム(PPP・PFI手法の簡易検討を含む)、概算事業費、来館者目標・スケジュールなどを盛り込む予定だ。

 基本計画と並行してPFI導入の簡易調査も進めており、一定の効果が見込めると判断できれば、21年度に可能性調査を実施する。27年度ごろのオープンを目指している。

 琵琶湖文化館(大津市打出浜1、RC造地下1階地上5階建て延べ4793㎡)は1961年に完成した。

 仏教美術を中心に、滋賀県の歴史と文化の所産の収蔵・管理、技術指導、文化財の公開・活用、調査研究、教育普及、人材育成のほか、文化財保護行政の拠点、観光拠点の役割を果たしてきた。施設には展望閣や水族館(96年閉鎖)なども併設し、開館以来多くの来場者でにぎわってきたが、老朽化などを理由に08年から休館している。

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小児保健医療センターなど一体整備/滋賀県

2019年12月07日 | 滋賀県再開発
 
(2019-12-05 建設通信新聞)







【21年10月本体着工】
 滋賀県は、小児保健医療センターと療育部、守山養護学校の一体整備について、基本設計方針をまとめた。解体費を含む概算事業費は126億6000万円で、小児保健医療センターは4階建て100床。療育部は同センターの1階部分に入居する。養護学校は平屋建てとする。2021年10月から本体工事に着手し、23年8月の竣工、24年1月の供用開始を目指している。設計業務は内藤建築事務所が担当している。

 概算事業費の内訳は、設計・監理が小児保健医療センター3億円、療育部5000万円、養護学校4000万円、建設工事費が小児保健医療センター73億円、療育部11億8000万円、養護学校8億2000万円、医療機器などの備品が小児保健医療センター8億円。既存施設解体が総合病院20億円、療育部1億1000万円、養護学校6000万円。

 小児保健医療センターでは、小児歯科口腔外科を新設するとともに小児内分泌・代謝科、小児泌尿器科、小児形成外科、臨床遺伝科を常設化。1床当たりの面積を拡大し、患者受け入れ能力を高めるほか、HCU(高度治療室)を8床設け、重症患者への対応を強化する。

 療育部は病院施設と一体化することにより、通園者の急変時に即座に対応できる環境を整える。養護学校は別棟とし、センター施設と渡り廊下で接続する。

 事業では、増加する重症児への量的・質的対応や小児から成人まで連続した切れ目のない医療が提供できる機能を整備するため、小児保健医療センターと療育部(児童発達支援センター)、県立守山養護学校の3施設を県立総合病院の敷地内に移転し、建て替える。

 基本計画時点の想定規模は、小児保健医療センターが延べ1万3000㎡、同療育部が2900㎡、守山養護学校が2000㎡。建設地は守山市守山。

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