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伏見・淀のカフェがプラレール展示 スケール大、親子客やマニアから注目

2018年08月30日 | 鉄 道

(2018.08.28 伏見経済新聞)













 京都市伏見区の「シフォンケーキとランチのお店トライム(伏見区横大路西海道)」の「鉄道玩具・プラレール展示」が、スケールの大きさで注目を集めている。

元看護師で食育アドバイザーの小川清美さんと飛川和江さんが、「ボランティア活動している小児がんの子どもの支援を継続的に行いたい」と、2016年に立ち上げた同店。名物のシフォンケーキ(250円~)はペーキングパウダーなどの添加物を使っておらず、ランチメニューは調味料にこだわり、米や野菜も近隣の農家で作る食材を使うなど、「食にこだわる店」としても知られる。

プラレール展示について、飛川さんは「お店を作る時に、小さなお子さんを持つお母さんたちがくつろげる店にしたいと、子どもが遊べるスペースを設けていた。男の子は電車が好きでプラレールを自分で走らせるのが好きなので、広い店内を活用してプラレールの線路を走らせた。徐々に規模が大きくなり『縦7メートル・横2メートル・高さ2メートル、線路総延長距離18メートル』と常設展示ではかなりのスケールになった」と話す。

 土曜・日曜には「見られる・触れる(組み立てられる)・動かせる」をテーマにプラレール体験イベントも行っている。「自分で持ってきた列車も走らせることができる。列車では機関車トーマスや京阪電車が人気。最近はプラレールマニアの方にもSNSなどで情報が広がり、撮影に来る人も多い」とも。

 小川さんは「お客さまに楽しんでいただけるお店がモットー。シフォンケーキは甘さも控えめなので、お子様から年配の方まで幅広く召し上がっていただいている。ランチやディナータイムにバンドの生演奏などを楽しめるイベントも行っている。ママ友会や歓送迎会など幅広くお使いいただけたら」と呼び掛ける。

 開店時間は10時~17時。月曜、第2・第4火曜定休。

 プラレールイベントは要予約。大人=800円、子ども(2歳以上)=500円。午前の部=10時~11時30分、午後の部=13時30分~15時15分。

問い合わせは(TEL 075-202-6319)まで。

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バス運賃箱に外貨コインの謎 誤投入?京都で年々増加

2018年08月09日 | 京都のバス
バス運賃箱に外貨コインの謎 誤投入?京都で年々増加


路線バスの運賃箱に混ざっていた外貨コイン(京都市右京区・京都バス)



京都市を訪れる外国人観光客が高水準で推移する中、市内の路線バスの運賃箱に外貨コインが混入するケースが増えている。1日37万人近くが利用する市バスでは2016年までの3年間で重さ47キロ分の外貨が日本円に混ざっていた。混入した理由は分からないが、市バスなどの運行事業者は寄付金として社会に還元している。

 京都市右京区の京都バス本社。縦26センチ、横33センチ、高さ14センチの金庫の半分以上がさまざまな国のコインで埋まっていた。中国元や韓国ウォン、米国ドル、欧州ユーロをはじめ、中東やドミニカ共和国などの通貨もある。企画総務課の田中明亮さんは「大人の男性が持ち上げるのも一苦労の重さ」と苦笑する。

 同社によると、観光客が多い嵯峨・嵐山地域を走る路線を中心に、2014年から外貨コインの混入が増え始めた。京都市で外国人観光客が目立つようになった時期と一致する。

 市バスの運賃箱でも状況は同じ。混ざっていた外貨の重さは12年までの3年間では計24・6キロだったが、16年までの2年間では計33キロとなり、じわりと増えている。この2年間はまだ集計途中だが、さらに上積みされそうだという。

 関係者は「誤って入れるのか、周遊した国の外貨のうち帰国後に使わないコインを入れるのか」と首をかしげるが、外貨コインは運賃箱に入れても機械が読み取れないため、外国人乗降客らは日本円で支払った所定の運賃とは別に外貨分を負担したことになる。

 市交通局は、外貨コインを余分に受け取っている点を踏まえ、日本ユニセフ協会に定期的に寄付している。「銀行では外貨紙幣は日本円に換金できるが、コインは難しい」(営業推進室)ため、発展途上国の子どもに役立ててもらっている。京都バスも同協会に寄付する予定という。

 市交通局は「投入は一瞬のことなので運転手も防ぎようがない」といい、有効な対策は見いだせていない。訪日外国人は右肩上がりのため「混入は今後も増えるかもしれない」とみている。

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京都市営地下鉄キャラに新展開 「地下鉄男子」アニメ化向けクラウドファンディング

2018年08月08日 | 鉄 道
京都市営地下鉄キャラに新展開 「地下鉄男子」アニメ化向けクラウドファンディング


(2018.08.07 烏丸経済新聞)


         

・京都市営地下鉄のキャラクター(左から)「小野陵」と「十条タケル」

 京都市営地下鉄のPRプロジェクト「地下鉄に乗るっ」のキャラクター「十条タケル」「小野陵」の15秒アニメ制作を目指すクラウドファンディング(以下「CF」)が行われている。主催は昨年、同女子キャラクターのアニメーションをCFで制作した「魚雷映蔵」(東京都墨田区)。

 リターン品には、キャラクターのキーホルダーやパスケースといったグッズのほか、声優オーディションの審査権などを用意。支援募集が始まって半日で目標の100万円を達成し、8月7日現在約130万円まで支援額を伸ばしている。

男性キャラクターを取り上げたことについて、同社社長の佐野リヨウタさんは「女性キャラクターはアニメ化やグッズ販売も行われ、京都市も運用のノウハウを得つつある。一方で男性キャラクターはポスターが制作されてからは人気があるのかわかりにくいこともあって新しい展開が無い状態。行政発のキャラクターという意味でも、幅広い層から新しいファンを獲得し、ファンコミュニティーを醸成したいという思いがある」と話す。

 佐野さんは「女性向けのキャラクター展開は同社にとっても挑戦的な取り組み。個人的にもアニメ好きなどの女性に『グッズは日常生活で使えるデザインがいい』などアドバイスをもらってCFの返礼品のアイデアにも生かしている」と話す。「100%達成したので、ここからはキャラクターのことを知らない人にも認知してもらえるような展開を進めていきたい」とも。

 9月30日まで。支援は1,000円から受け付ける。

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チンチン電車補修へ寄付募る 京都市、運転体験の特典も

2018年08月04日 | 鉄 道
チンチン電車補修へ寄付募る 京都市、運転体験の特典も


梅小路公園で来園者を乗せて走るチンチン電車



100年ほど前から京都市電として走り、現在は京都市下京区の梅小路公園で来園者を楽しませているチンチン電車を補修するため、市が寄付金を募っている。高額寄付者には運転体験などの特典を付与する。

 チンチン電車は製造年などの詳細が不明だが、市が1918年に京都電気鉄道から譲り受け、市電堀川線(京都駅前-北野間)を運行していた。61年に廃車となったが94年に復活し、現在は同公園内の専用軌道を走っている。

 今回は、老朽化が進んだ台車や車輪の補修を行う予定。10万円以上の寄付者には、運転体験か、補修の見学ができる権利を付与する。運転体験は2019年7月29日に同公園内で行う。先着10人。見学会は11月9日に大阪市内の工場で5回実施する。各回先着10人。

 5万円以上10万円未満の寄付者には市電のレールを使った文鎮とクリアファイル、1万円以上5万円未満の場合はクリアファイルをそれぞれ贈る。

 寄付の募集期間は9月30日まで。10万円以上の寄付の申込先は京都いつでもコール075(661)3755。10万円未満は市みどり政策推進室075(741)8600。

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