10月28日 15時57分NHKNEWSWEB
JR西日本は、来年4月から、混雑が予想されるお盆や年末年始などの期間に「最繁忙期」を設定し、山陽新幹線や在来線の特急列車の指定席料金を、通常期より400円高くすることになりました。
JR西日本では、現在、山陽新幹線や在来線の特急などの指定席料金は、シーズン別に、▼「通常期」、▼「繁忙期」、▼「閑散期」の3段階に分けて設定していますが、来年4月から、新たに「最繁忙期」の料金設定を設けることになりました。
「最繁忙期」は、利用客が集中する年末年始やお盆、それに、大型連休に設定され、「通常期」の料金と比べると400円高くなります。
来年4月の値上げを踏まえると、例えば、山陽新幹線の新大阪と博多の区間では、「通常期」は1万6020円、「最繁忙期」は1万6420円となります。
また、JR西日本では、これまでシーズン別の料金がなかったグリーン車や寝台車を利用するときの特急料金についても、来年4月から、こうした料金体系を適用するとしています。
一方、JRでは、年末年始やお盆などの期間中でも利用者が少ないと見込まれる日や混雑が集中する期間の前後に閑散期や通常期の料金を設定することも明らかにし、利用者の分散を図りたい考えです。