03月30日 11時01分 NHK NEWSWEB
県営彦根総合スポーツ公園/新陸上競技場
再来年、滋賀県で開かれる国民スポーツ大会で、開会式の会場にもなる新たな陸上競技場が彦根市に完成しました。
新たな陸上競技場は、滋賀県が3年前から、彦根城北側の県営彦根総合スポーツ公園で、総工費およそ127億円をかけて整備を進めていたもので、4月1日に利用が始まるのを前に、このほど内部が公開されました。
県内では、唯一となる国際大会も開催できる「第一種陸上競技場」で、びわ湖の色をイメージして「青」に塗られた400メートルのトラックが9レーン設けられています。
また、サッカーなどのスポーツができるよう、フィールドには天然芝が植えられていて、今年度は、関西の大学ラグビーのリーグ戦などが予定されているということです。
再来年、滋賀県で開かれる国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会では、開会式や閉会式の会場となる予定で、県は、4月1日から1週間、競技場の施設を無料開放することにしています。
県スポーツ課の中野真吾参事は「世代を超えて、多くの県民に愛着をもって利用される施設にしたい」と話していました。