多言語コーディネーションが業務の中心です。
問題解決ガイドのひとりごと。



城山三郎さんの「粗にして野だが卑ではない」は元国鉄総裁石田禮助氏の生涯を描いた小説で、発表された1980年代頃にこの題名が流行語になったことを覚えていますが、当時は城山さんの小説を読もうとも思いませんでした。
城山三郎さんが亡くなられたことがキッカケで城山さんの作品を読み始めているのですが、その中でこの小説に出会いました。
本を読み終えて石田禮助氏という人物の生き方にあらためて感動しています。
近代日本は明治生まれの人々によって造られたということを最近実感することが多いのですが、石田禮助さんのいわゆる明治人らしい堂々たる人生には圧倒されます。
いわゆる戦後教育によって失われてしまったものが大きいだけに、現在の日本人は、明治の方々には永遠に追いつけそうもないような気がするのは私だけでしょうか?


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昨日の東京新聞に私の記事が掲載されたのですが、取材してくれた記者の方が昨日別な用件で来社されました。
実は取材が終わったあとで、アラヤのオフィスをコーディネイトしたインテリアデザイナーを紹介してほしいというお電話があり、さっそく斎藤志乃さんに連絡したところ快く引き受けていただいたので、アラヤでお会いいただくことになっていたからです。
ミーティングルームでお会いいただいたのですが、昨日はたまた画家の笹尾光彦さんも来社されたので、笹尾さんもご紹介したところ記者の方が大変興味を持っていただき、思いがけず笹尾さんにお会いできたと喜んでもらえました。
こんな出会いが人の輪を広げていくのだなあーと・・・。
自分でも不思議と思うくらいの縁に何となく感激しました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




本日午後2時から、テクニカルコミュニケーション シンポジウム2007のパネルディスカッションにパネリストとして参加します。
2回の打ち合わせや資料作成など準備をしてきましたので、発表内容には心配はないのですが聞かれる方々が満足していただけるかという点での自信はいまひとつです。
パネルディスカッションという形態ですので、パネリスト3名の意見がどこへ飛んでいくのかも予想がつきません。
講演であれば自分ですべての筋書きをつくれるという利点がありますが、パネルはパネルで思いがけない展開という楽しみがあります。
本日のパネルディスカッションはどうなるのか?参加する私にとっても予想がつきません。

なお先日、東京新聞から取材を受けたことをブログに書きましたが、本日の朝刊の11面に掲載されましたのでご興味のある方は東京新聞をご覧ください。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




中国語(簡体字版、繁体字版)によるメーマガジン「東京流行通訊」を毎週一回金曜日に配信していますが、おかげさまで毎回31万部以上になっています。
東京の最新流行の記事が中心ですので、記事で取り上げた商品に興味を持たれる読者も多く、その商品をどうやって購入できるのかという問い合わせが多く寄せられます。
記事には商品のホームページを紹介しているのですが、中国の消費者が日本語のホームページにアクセスして購入するには多くの障害があるようです。
中国の消費者が興味を持った商品を販売できるチャネルがあれば提携したいと思っているのですが・・・。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昨日、沼尻竜典後援会主催のプライベートコンサートが外国人特派員協会で開催されましたので、妻と二人で行ってきました。
沼尻さんは日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者であるとともにピアニストでもあるので、昨日はピアニスト沼尻さんの演奏を聴くという催しでした。
ゲストは大変美しい女性のフルート奏者の難波薫さん。
演奏会はピアノとフルートのコラボでしたがその迫力と音色に酔いしれたのです。
沼尻さんは指揮者、ピアニストとしての才能豊かな方ですが、おしゃべりもじょうずなので演奏会は終始楽しい雰囲気に包まれていました。
お客様は後援会員のみ約200名。
まさにプライベートコンサートですので、ごく近いところで生の演奏を聴けるという贅沢な催しです。
後援会長の田中最代治さんのご好意で招待していただいたのですが、有難いことだと思っています。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




大崎西口の再開発が終盤を迎えてその全容が明らかになってきました。
ビル群全体を木が囲むというコンセプトとは聞いていましたが、裏側は本当に木がいっぱいという感じです。
完成したあとのメンテナンス(落ち葉ひろい)が大変だと思うのですが、ビルの周りは相当いい感じの空間になりそうですので楽しみが増えました。
私の自宅から100mも離れていないところですので、格好の散歩コースになるのではないかと思うからです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ドイツのカーナビには最新の情報が入っていないことが多いのですが、つい最近、道路工事中であるにもかかわらずカーナビの指示に従って工事現場に突入してしまい、仮設のトイレに激突したというニュースがあったそうです。
笑える話として話題になっているようですが、私がドイツで経験したのはカーナビに従うと草むらに入ってしまうというものでした。
タクシーにもカーナビが付いているのですが、ある運転手さんは「このカーナビはまたウソを言っている」とぶつぶつ・・・。
もう少しすれば日本のように親切な情報になるのかも知れません。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昨日行われた、黒川雅之さんが主催する物学研究会での講演者は豊久将三さんでした。
豊久さんはグッチ、ルイ・ビトン、ディオールなどスーパーブランドの旗艦ショップや法隆寺宝物館、スミソニアン美術館、森美術館などの照明計画をされたライティングアーキテクトです。
1984年に豊橋技術科学大学の物質工学修士課程修了、しばらくしてニューヨークでプロダクトデザインを手がけられ、1990年に作品がニューヨークメトロポリタン美術館にコレクションされたという。(その後数多くの美術館でコレクションされる)
1998年にはMoMAの展示を日本人として初めて手がけ、高い評価を受けたことがきっかけで、世界中の博物館の照明計画を引き受けるようになったそうです。
その照明計画はほとんどの機材を自分で製作されるというもので、いわゆるアートというより技術のかたまりと言ったほうが正しいのかも知れません。
普通の人という風情でしたが、そのお仕事の内容には驚愕しました。
このような方のお話を聞けただけでも有難いことでしたし、質問という形でお話できたことも貴重な経験でした。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




城山三郎さんの「落日燃ゆ」を読み終えて、何か重い感じが残っています。
終戦後の東京裁判で死刑判決を受けた7人のA級戦犯のうち、ただ一人の文官であった広田弘毅元首相のご遺族だけが靖国神社合祀に異論をとなえていた理由も分かったような気がします。
またほかの6人すべてが陸軍将官であったということも知り、靖国神社合祀の複雑な事情とあわせて認識をあらたにしました。
日本の歴史を変えることは出来ませんが、多くの人が歴史を知ることは大切なことだと思います。
その意味でもこの小説の持つ意味は大きいのではないでしょうか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




久しぶりに社員3人と一緒に代官山のサルサ・マーレで昼食をとりました。
サルサ・マーレは昼食時はいつも満席のことが多いのですが、夏休みでお店がしばらく休みでしたので常連客が待ち焦がれていたと見えて、先週金曜日は超満員でした。
昨日は行った時間が良かったのか席を確保してくれたので、料理を楽しむことが出来ました。
私はいつも「アラビアータ」という名前のスパゲッティを注文することが多いのですが、昨日は本日の料理「ほたてと小エビのスパゲティ」。
相変わらず美味しい料理と食後のコーヒーで一時間がアッという間に過ぎてしまいました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




村松友視さんが出版社の編集者であった頃に出会い、永くお付き合いをされた故吉行淳之介さんを語った「淳之介流・やわらかい約束」を読んで吉行淳之介さんへの印象が大分変わりました。
また村松さんが吉行さんに抱いている友情とも愛情ともいえる感情が感じられ、男どうしの素晴らしい関係に魅せられる思いを持ちました。
吉行さんが中央公論社の編集者であった村松さんに「じゃあその対談のはなし、やわらかい約束にしておこうか」と言い、そしてその何年後かに約束が果たされたという。
何とも不思議な約束に感じますが、いわゆる吉行淳之介流の魅力を村松さんが感じたところだそうです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昨日は東京でも、うだるような気温でまいりましたが、岐阜の多治見市、埼玉の熊谷市では40,9度というニュースが新聞の一面をにぎわしています。
この現象は地球の温暖化が原因なのか、太陽の活動が活性化するなどの周期的なものなのかは分からないそうですので対策の立てようがありません。
何万年周期で地球が暑くなったり寒冷化したりは繰り返されることでしょうが、現在を生きている私たちにとってはけっこう深刻な問題になってしまいます。
暑さで人が死亡したというニュースは外国の話かと思っていたら、昨日は日本でも何人も亡くなったという。

夏は暑く、冬はそれなりに寒い方が経済活動には良いそうですが、暑いにもほどがありますというのが本音というところです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




毎年8月15日が近づく頃になるとなぜか日本とか国家を意識するようになるのですが、「江戸の遺伝子」という本を読むことになりました。
徳川家の末裔である徳川恒孝さんの著書ですのでそれだけでも興味津々だったのですが、江戸時代にいかに日本人の特質が形成されたのか、そしてそれが現代にも脈々と続いていることなどや、日本人というものの本質が書かれた面白い本でした。
その中に江戸時代の教育が書かれているのですが、現代よりむしろ優れていたのではないかと感じました。


会津藩士の子弟が藩校に入る前(5歳から8歳頃)に唱えていたもの。
1、年長者の言うことをきかねばなりませぬ。
1、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ。
1、うそを言ってはなりませぬ。
1、卑怯な振舞をしてはなりませぬ。
1、そとで物を食べてはなりませぬ。
1、そとでおんなと言葉を交わしてはなりませぬ。  
   ならぬことは、ならぬものです。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




毎年8月15日になると政府高官が靖国神社に参拝するしないという問題が、新聞やテレビで報道されますが今年はどうなったのでしょう?
会社にいるのでテレビを見ていないのですが、お客様の話によると小泉元首相が参拝されたとか。
それにしても今日の東京は暑いので来社された方は汗びっしょりになっていました。
ここのところ続けざまにベンチャーキャピタルの方が来社されるのですが、そのキッカケはアラヤのホームページを見てと言われます。
先月デザイン・内容を更新したことが功を奏しているのかも知れません。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




藤原正彦さんと人生経験や見識の豊かな九人の人々との対話をまとめた本「日本人の矜持」を読みました。
藤原正彦さんの著書はほとんど読んでおり、藤原さんの考えに感化されつつありますので、新しい本が出版されたと聞いてさっそく手にしました。
それぞれの対話は2004年から2007年にかけて雑誌等で発表されたものですが、まとめて編集されているので藤原さんの考えがよく分かります。
対話している相手によって内容は異なるのですが、藤原さんの考えはどしっと定まっているのでぶれることがありません。
ますます藤原正彦さんの考えに傾倒していきそうです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ