ビジネスの場で名刺は重要な役割を果たしている。会社名、部署名、肩書き、電話番号、eメールアドレス、住所など名刺に書かれている情報は多いのだが、受け取ってから時間が経過すると名前と顔が一致しなくなるケースもある。そのため顔写真やイラストを名刺に載せるなどの工夫をしている名刺もみかける。アラヤでは入社するとすぐに「名刺の肩書きを考えてください」と言われる。つまり自分で自分の肩書きを決めてよいのだが、誤解を生じる恐れの有る、代表取締役、○○部長、○○課長などは禁止している。例を挙げると「ドイツ語マイスター」「日英中ミキサー」「みどりの編集者」「レール☆スター」「小平パンクロッカー」「駅伝ランナー」「稲村ケ崎ボートマン」「湘南ベルマーレサポーター」など、名刺を受け取った方々は面食らうようですが、顔を覚えていただくきっかけになっている。