ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

神話だった通信の秘密 その5

2009年07月18日 | 通信の秘密
少し前に(am11時ごろ)、サンクス・お客様相談室担当者から電話が入りました。
早速、私は、直ぐにマスコミで今回の事を公表してほしいとお願いしましたが、回答はありませんでした。
自社のHPにあそこまで書いておきながら、何故マスコミで公表しないのでしょうか?
まさか、封筒を購入した全ての消費者がサンクスのHPを見ているとでも思い上がっているのでしょうか?

いくら電話でお願いしても、マスコミに自らが公表することはないようなので、それ以上お願いしてもどうにもなりません。

私は次に郵便事業会社社員が自腹を切って今回実験してくれたのであるから、その費用ぐらいは当然にサンクスが出すべきであると言いましたら、
「上に聞いてみます・・・」とのことでした。

こんなことすら電話で即答できない会社なのですね。
お客様に迷惑をかけた、欠陥封筒を売って多大な迷惑をかけたのは自明の理なのですから、電話口の担当者が「返金します」と即答するのは当たり前でしょう。
このような場合は、電話口対応で即答するような社員教育が出来ていないのですね。何でもかんでも上司の判断を仰ぐ、いわゆる指示待ち社員です。

郵便事業株式会社の社員が今回の実験を行う時には、上司の判断を仰ぐとか、実験経費を会社が負担してくれれば行うとかは一言も言わず、自らの判断で自費で速やかに実験を行いました。
そして10%も両辺が切れるという驚くべきデータを出して来ました。

このデータが出ていなければ、私はあそこまで強くサンクスや輸入元に強くは迫れなかったと思います。
あのデータが、最終的な決め手となり、サンクスも棚から下ろしたはずです。
ある意味では、サンクスはあのデータで救われたのではないですか?
もし欠陥封筒を置き続けていたら、例えば食品などが封筒に入れられて送られていて、途中で切れた端に毒などを入れられ、人身事故でも起きたらそれこそ今回の騒ぎでは収まらないでしょう。
だからこそ、今回の郵便事業株式会社社員をサンクスは表彰しても良いぐらいの人だと私は昨日書いたのです。
直ぐに飛んで行き、お礼を言って、実費弁償をするのは当たり前ですが、そんなことも一々上に聞かないと判断できないような人が電話対応をしているのです。

と言うより、お客様に迷惑をかけたのは販売者のサンクスなのですから、まず謝罪する、これは当たり前の話なのです。上役に聞く以前の話です。

子どもの世界が狂ったと嘆く大人がいますが、大人の世界が倫理観を喪失してしまっただけのことなのです。

ところで今回かかってきた電話で、担当者はしきりに「調査中」と言うのですが、破損された現物も見ないで何を調査しているのでしょうか?
強度の調査をしていると言っていますが、「まず、現物を見る」、これが基本です。我々市議も、「まず現地を見る」この姿勢と同じだと思うのですが、先月輸入元に電話を入れた時も、サンクスに回収を求めるために電話を入れた時も、決して「現物を見せてほしい」との言葉は一言もありませんでした。
サンクスの本部は東京中央区にあるようなので、私が住んでいる浦安には大変近いのです。
ですから私は7月10日、初めてサンクスに電話を入れた時に「現物をお持ちしますので見て下さい」と申し入れをしましたが、断られました。
以来、一度もサンクスからも輸入元からも「現物を見せてほしい」との連絡は一切ありません。
現物も見ないで、強度だけの調査をしているのでしょう。
不思議な会社です。

と言うより、私は単なるクレーマーだと思っているのでしょう。
(もしかしたら、私のような人間を世は「クレーマー」というのかもしれませんが・・・。ま~、クレーマーでも良いけど・・・。

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