7年前、当時小学6年生だった末娘が中学に入るに当たり「山村留学をしたい」と言い出しました。
いくつかの山村留学制度を調べたのですが、今ひとつぴんとくるものがなく迷っていた時に義兄から紹介されたのが、兵庫県に住む大森昌也氏でした。
義兄と大森氏は大学の山岳部の先輩後輩の関係です。
冬の寒い中、新幹線に乗り、京都で乗り換え大森氏の住む和田山町を訪れました。
大森氏は6人の子供を男手一人で育て、それも兵庫の山中で自給自足に近い生活を営まれていました。
山村留学をするのなら、都会にない生活が出来るところを娘には選んであげようと思っていた私は、大森氏の子育ての方法やその生き方の一端を見せてもらい、大いに納得をしました。
子供を「学校」と言う枠にはめることなく、自然の中で生かせて行くその人生哲学に私は大変感銘を受けました。
結局、娘は山村留学は選択せず、地元の公立中学校を選びましたが、以来、大森氏からは年に数回「あーす農場だより」が送られてきます。
今回送られてきた46号で、「自給自足の山里から」という本を出されたことが書かれていましたので、早速購入しました。
末娘と同年齢の「ちえちゃん」(長女)の写真、長男ケンタ君、次男で結婚されたげん君・・・、ご家族のお元気な写真と共にこの間の生活が綴られています。
大森氏ご自身が30才で出身者であることを知らされたこと、お米、野菜、玉子、肉、味噌などは自給し、エネルギーは、薪、木炭、バイオガスが中心、最近は水力発電にも取り組んでいるとのことです。
七年前に訪れた時。どのお子さんも本当に素晴らしい表情をしていました。年齢よりも大人に見えたし、大地にしっかりと足をつけて育つと言うことの意味を教えられた出会いでした。
今回本に出てくる写真、更に数段成長した6人のお子さんたちが写っていました。
また、世界各国から農業の研修生を受け入れられているとのことで、武器を使用しない国際貢献も果たしているわけです。
大森氏の強い意志力があるからこそ実現しているライフスタイルですが、物質文明に汚染されつくした毎日の私の生活を見直すにはとても参考になる本です。
※この大森氏の生活は、これまで幾度もテレビで紹介されて来ていますので、ご存知の方も多いと思います。
自給自足の山里から
いくつかの山村留学制度を調べたのですが、今ひとつぴんとくるものがなく迷っていた時に義兄から紹介されたのが、兵庫県に住む大森昌也氏でした。
義兄と大森氏は大学の山岳部の先輩後輩の関係です。
冬の寒い中、新幹線に乗り、京都で乗り換え大森氏の住む和田山町を訪れました。
大森氏は6人の子供を男手一人で育て、それも兵庫の山中で自給自足に近い生活を営まれていました。
山村留学をするのなら、都会にない生活が出来るところを娘には選んであげようと思っていた私は、大森氏の子育ての方法やその生き方の一端を見せてもらい、大いに納得をしました。
子供を「学校」と言う枠にはめることなく、自然の中で生かせて行くその人生哲学に私は大変感銘を受けました。
結局、娘は山村留学は選択せず、地元の公立中学校を選びましたが、以来、大森氏からは年に数回「あーす農場だより」が送られてきます。
今回送られてきた46号で、「自給自足の山里から」という本を出されたことが書かれていましたので、早速購入しました。
末娘と同年齢の「ちえちゃん」(長女)の写真、長男ケンタ君、次男で結婚されたげん君・・・、ご家族のお元気な写真と共にこの間の生活が綴られています。
大森氏ご自身が30才で出身者であることを知らされたこと、お米、野菜、玉子、肉、味噌などは自給し、エネルギーは、薪、木炭、バイオガスが中心、最近は水力発電にも取り組んでいるとのことです。
七年前に訪れた時。どのお子さんも本当に素晴らしい表情をしていました。年齢よりも大人に見えたし、大地にしっかりと足をつけて育つと言うことの意味を教えられた出会いでした。
今回本に出てくる写真、更に数段成長した6人のお子さんたちが写っていました。
また、世界各国から農業の研修生を受け入れられているとのことで、武器を使用しない国際貢献も果たしているわけです。
大森氏の強い意志力があるからこそ実現しているライフスタイルですが、物質文明に汚染されつくした毎日の私の生活を見直すにはとても参考になる本です。
※この大森氏の生活は、これまで幾度もテレビで紹介されて来ていますので、ご存知の方も多いと思います。
自給自足の山里から