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ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

自給自足の山里から

2005年12月24日 | Weblog
7年前、当時小学6年生だった末娘が中学に入るに当たり「山村留学をしたい」と言い出しました。
いくつかの山村留学制度を調べたのですが、今ひとつぴんとくるものがなく迷っていた時に義兄から紹介されたのが、兵庫県に住む大森昌也氏でした。
義兄と大森氏は大学の山岳部の先輩後輩の関係です。

冬の寒い中、新幹線に乗り、京都で乗り換え大森氏の住む和田山町を訪れました。
大森氏は6人の子供を男手一人で育て、それも兵庫の山中で自給自足に近い生活を営まれていました。

山村留学をするのなら、都会にない生活が出来るところを娘には選んであげようと思っていた私は、大森氏の子育ての方法やその生き方の一端を見せてもらい、大いに納得をしました。
子供を「学校」と言う枠にはめることなく、自然の中で生かせて行くその人生哲学に私は大変感銘を受けました。

結局、娘は山村留学は選択せず、地元の公立中学校を選びましたが、以来、大森氏からは年に数回「あーす農場だより」が送られてきます。
今回送られてきた46号で、「自給自足の山里から」という本を出されたことが書かれていましたので、早速購入しました。

末娘と同年齢の「ちえちゃん」(長女)の写真、長男ケンタ君、次男で結婚されたげん君・・・、ご家族のお元気な写真と共にこの間の生活が綴られています。
大森氏ご自身が30才で出身者であることを知らされたこと、お米、野菜、玉子、肉、味噌などは自給し、エネルギーは、薪、木炭、バイオガスが中心、最近は水力発電にも取り組んでいるとのことです。

七年前に訪れた時。どのお子さんも本当に素晴らしい表情をしていました。年齢よりも大人に見えたし、大地にしっかりと足をつけて育つと言うことの意味を教えられた出会いでした。
今回本に出てくる写真、更に数段成長した6人のお子さんたちが写っていました。

また、世界各国から農業の研修生を受け入れられているとのことで、武器を使用しない国際貢献も果たしているわけです。

大森氏の強い意志力があるからこそ実現しているライフスタイルですが、物質文明に汚染されつくした毎日の私の生活を見直すにはとても参考になる本です。

※この大森氏の生活は、これまで幾度もテレビで紹介されて来ていますので、ご存知の方も多いと思います。
  自給自足の山里から

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浦安市長、百条委での証言の説明拒む

2005年12月17日 | Weblog
「浦安市長、百条委での証言の説明拒む」・・・、こんな見出しで、12月15日の私が一般質問で取りあげたことが、昨日(12月16日)の朝日新聞千葉版で大きく報道されました。

11月に開かれた百条委員会で、私が行った市長への訊問で納得できないことがあったので、今回一般質問で取り上げたのです。そうしましたら市長は「市の一般事務になじまない」とわけの分からない答弁が始まりました。
そこで私は議事進行をかけて、実質「答弁拒否」に当たる市長の姿勢を問題視しました。

その時の模様が記事になりました。
浦安市長、百条委での証言の説明拒む

残念なことに、わが町の市長には「説明責任」と言う言葉が通じないようです。

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ぞろぞろ出ました、落札率100%

2005年12月15日 | Weblog
本日一般質問を行いました。
事前に「過去5年間に遡って、落札率100%のものをあげてください」と通告をしておきました。

ぞろぞろと出ました・・・、びっくりです。


平成12年度 工事   5件
       業務委託 7件

平成13年度 工事   4件
       業務委託 10件

平成14年度  工事   4件
       業務委託 3件

平成15年度 工事   1件
       業務委託 7件

平成16年度 工事   0件
       業務委託 8件

この数字、日常的に談合が行われているってことですね。

こんな数字が出ているにもかかわらず、談合防止にメスを入れてこなかった責任は重い。

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シックハウスで売主に瑕疵担保責任発生

2005年12月06日 | Weblog
「環境物質対策基準に適合している」と宣伝していたマンションが、実際はホルムアルデヒドの濃度が旧厚生省の指針値(1立方メートルあたり0.1ミリグラム以下)の1.8~0.9倍だったと認定され、4791万円(購入代金4350万円)の支払命令が東京地裁で12月5日出ました。

宣伝文句に反するマンションだったわけですから、当たり前の判決と言えますが、画期的な判決です。

新聞によりますと、同物件を買われた方は、目がかゆくなったり、せきが出たりする症状が出たため転入を断念せざるを得なくなり,「健康を害し、居住に適さない状態にある」と訴えていたようです。
耐震強度偽装で姉歯設計事務所問題が取りざたされていますが、シックハウスに関するこちらの訴訟も「偽装表示」という点では同じ問題です。
もしかしたら、このマンションには同じような症状で苦しんでいる方が他にもいるかもしれませんね。
今回裁判を起こされた方ほど酷い症状でなくても、「何となく気分が優れない、頭が痛い、鼻水が止まらない・・・」などの症状で悩まれているかもしれません。

マスコミがシックハウスを徹底取材したら、「姉歯やヒューザー」どころか、全国のマンションや戸建住宅からとてつもない数の問題が出てきそうです・・・・。ゾー・・・。
問題のマンションは「ベル・アンド・ウイング」(東京都港区)だそうです。

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