ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

12月議会 パイプテクター

2024年02月18日 | パイプテクター

12月議会では、勝手に浦安市長の名前を使われた検査結果が問題の会社のHPに貼られてきたこと等を問題にしました。勝手に市長名を使われて、ある意味会社の宣伝に寄与させられてきたとの認識の希薄さが明らかになりました。

こんな緩い対応で市民は納得できるのでしょうか?

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12月12日

件名3、またパイプテクターやります。
 9月議会にも取り上げまして、市側の煮え切らない答弁でした。私にとっては。9月19日の私の一般質問、とても納得できなくて、9月25日付で私、9月の自分の一般質問に関連することで文書で質問を出しました。それで「答えてください」と部長と担当課長にお渡ししたんですけれども、いまだにお答えいただけていないので、こうやって一般質問という形で通告させていただきました。
 今回のこのパイプテクター問題は、この質問、私が9月25日に提出しました疑問点に対する回答をください。それだけで結構です。順番に全部で大きく4項目、さらに中に幾つか質問を入れてありますから、まず順番にお答えください。
 まあ、聞いている方が分からないと思いますので。
 まず1番目は、動画配信ですね。2本、このパイプテクターをめぐっては非常に問題ある動画が配信されています。それは議会で何回か取り上げています。

1つは、分解したらば特許どおりのものではなかったということ。

それでもう一つは、水質検査にトリックがあるんだというね、

そういう2本なんですよ。それで私は、あの動画をこの問題の会社は放置している、どうも動画を作ったところに抗議もしていないようなんですよ。抗議をしたらしたとホームページに書いてくると思うんですけれども、そういうものがない。ということは、抗議できない何かがあるのかなという。ですから、放置をしている会社をどのように認識していますかという質問を、まず1番目に出しました。
 お答えください。

◎生涯学習部長(町山幹男君) 事業者が動画配信を放置する理由ということのお尋ねだと思います。
 このことにつきましては事業者と動画配信者双方の関係において行うものであって、市が見解を述べるべきではないというふうに考えております
 以上です。

◆(広瀬明子君) 今、私、言ったように、放置しているということは抗議できない、言っていることが正しいからできないのではないかなと私などは思うんですよ。市はそうは思わない。会社と動画配信している人の関係だと。何とも頼りないあれでした。
 それで、この会社に放置している理由を聞いてくださいと。聞いていただけましたか。

◎生涯学習部長(町山幹男君) こちらの事業者の内容については、こちらのほうから伺っていないんですけれども、事業者が配信者に抗議を行っているかどうかということは、こちらのほうでは存じ上げていないということです。
 以上です。

◆(広瀬明子君) 私の質問は、文書で出したのは、この会社に何で放置しているのか聞いてくださいということなんですよ。聞いてくれたのか、くれなかったのか。聞いていないということですか。

◎生涯学習部長(町山幹男君) いただきましたご要望のシートの中にはそのように書いてありましたけれども、これは市が特別聞く内容ではないというふうに判断しましたので、そのように対応させていただきました。

◆(広瀬明子君) 市が聞く内容ではないと判断したわけですね。私は絶対聞くべきだと。市は約2,000万円近いお金を出して買いそうになった、あるいはもう既にあそこに入れてしまっているものなわけですから。
 客観的に見ると、この会社は抗議ができないのかなと。というのは、この扱っている会社は動画の中には顔を出して、名前出して、職業を出して「自分は立ち会って、こうだった」とやっているんですよ。だから動画を誰が作ったかというのを詮索しなくても、出てきている人に--弁護士ですよ。あるいは元大学の教授ですよ。その人に「この会社は何であんなものを出したんだ」と。普通だったらね、自分がやっていることが正しければですよ、あの動画が間違っていればやるべきなんですよ。やっていないことがおかしいのではないですかということなんです。
 そういうふうには市は考えないということですね、今のあれからいきますと。
 では次、最近、水質検査の結果を浦安市長が依頼しているというのを消しました。つい最近、消しました。この会社はずっと出していたんですよ。それについて質問しました。これを質問したときはまだ「浦安市長」と出ていたもので、何で放置するんですかという文言にしましたけれども、今となっては何で放置していたのでしょうか。聞いてくれましたか、会社に。

◎生涯学習部長(町山幹男君) 事務所のほうに確認して、その辺は我々も、間違った情報であるとかそういったものに関しては修正するように依頼をかけて、そして会社に持ち帰って検討するということで、今日に至っている状況でございます。
 その内容といたしまして、我々もその事業者のほうと間違った内容であるとか、また市民の誤解を招くような内容、こういったものは一つ一つ説明を申し上げて、事業者に納得していただいて、今日の状況が生じているというふうに思っております。
 以上です。

◆(広瀬明子君) それは、いつそういう交渉を。直接お会いになったんですか。どういう形でしていただけたんでしょうか。

◎生涯学習部長(町山幹男君) これかなり経過が長いものになるんですけれども、最初は9月15日の段階で、これは前回の議会の前だと思うんですけれども、こちらから、間違っている記述があるということで事業者のほうに修正の依頼をかけました。その後、事業者のほうでその--映像であるんですけれども、映像の修正をかけました。その後、一部修正されたということの連絡が入って、その修正箇所を確認したところでございます。
 後に日本システム企画のほうの担当者と1度、私、会いたいという話で、会わせていただいた経緯がございますその際にそのホームページとか、間違った情報を出さないようにしてほしいということの要望は、こちらから差し上げているところでございます。
 今のところ、経緯としてはそういう形になります。
 以上です。

※直接日本システム企画の担当者と会ったんだ!

◆(広瀬明子君) 直接お会いになって、担当の方とお話をつけてくれたと。謝罪がありましたか、そのとき。向こうから。完全に向こうのミスですよ。ミスではない、私は故意だと思うんですけれどもね。完全に、浦安市は一切間違っていない。だって浦安市の市長は水質検査なんて何も依頼していないし、お金も払っていない。それが勝手にうちの名前を使われていた事例なんですよ。
 謝罪がありましたか。こういうことは、まず謝罪から始まるんですよ。交渉というのは。向こうが120%悪いんですから。謝罪から始まりましたか。

◎生涯学習部長(町山幹男君) このときの交渉としては、依頼が浦安市長名になっているということでの話合いも含めて、まず担当者の方からは、その映像について間違った記述をしたということでの謝罪はございました。その後、浦安市長名になっているということについて考え方をお互いにすり合わせて、では、それは持ち帰って検討するという形になりました。
 以上です。

◆(広瀬明子君) そこまで一生懸命担当がやってくださって、今週の日曜日まで1つ消えていなかったですよね。ホームページで。依頼者「浦安市長」というのが消えていないページがありましたよ。日曜日に確認して、私ちゃんと録ってありますけれども。夕べ確認したらそこは消えていましたけれども。だから全部一気には消さなかった。
 それで、非常に変なものになっているんですよ。依頼者のところが消えていて、依頼者、名前入れればいいではないですか。自分の会社でやったんでしょう。あれは名なしの権兵衛の書類ですよ。あんなものを張って「浦安の文化会館、こんないい結果が出ている」「Waveこんないいのが出ている」なんて使われては困りますよ。それ、抗議してください。
 あとそれから、何のために、何の目的でああいうものを、水質検査を浦安の市長の名前で公開していたのか、それを聞いていただけましたか。

◎生涯学習部長(町山幹男君) 水質検査の依頼が浦安市長になっていたことにつきましては、さきの一般質問のところでもお答え差し上げましたとおり、システム上で、浦安市が出しているものではないんだけれども、浦安市の結果ということの出し方ということでの考え方を聞いております。水質分析を申し込む際に、結果の送付先、こちらを入力すると自動的に依頼者の名前が入ってしまうということで、そういうシステムになっているということで、あのような結果が生まれたというふうに考えております。
 以上です。

※「結果の送付先」が、「検査依頼者」にされてしまっているわけです。そうであれば、会社に送付すれば良いではないですか。何故それをしなかったのですか?それをして誰が困るのですか?浦安市は全然困りません。

◆(広瀬明子君) いや、それは宮城の話でしょう。ここ板橋でもやっていますよ。板橋の検査機関、聞いていますよ。ちゃんと書く欄があるんですよ。結果の送付先、依頼者名、誰にしますかとね。ちゃんと意識的にやっているんですよ。意識的にやっていたんですよ。
 そういうことをちゃんと調べて臨まないと、向こうの言い分で「あ、そうか」と思ってしまう。そこが甘いんですよ、詰めが。
 あと、それから私がお願いしたのは、とにかくホームページ上での撤回ね。名前を消して、あと、あちらの会社のホームページ上で謝罪をしてくださいと。ミスかうっかりか知らないけれども、勝手に浦安市長の名前を使っていたということの謝罪。ホームページ上で。だってホームページ上でやられたんですから、同じ媒体で謝罪するのは当たり前ではないですか。それ、やっていただけますか。

◎生涯学習部長(町山幹男君) 繰り返しになりますけれども、事業者のホームページ上の掲載、こちらについては事業者の責任において実施していくものと考えております。本市がそうしろということの依頼については、本事業者が自分たちで考えるべきだというふうに考えております。
 以上です。

◆(広瀬明子君) 普通こういうのはね、向こうの過失なんですよ。故意ですよ。向こうに謝罪させる。同じ媒体で謝罪するというのは常識なんですよ、世の。どこか小さいチラシか何かに「すみません」と書かれたって意味ない。同じ場所で「こういうことをしてしまいました。浦安市にご迷惑をおかけしました。浦安市の市長の名前を勝手に使いました。申し訳ございませんでした」何のためにやったのかということも理由を入れて謝罪させる。交渉してください。いかがですか。

◎生涯学習部長(町山幹男君) 繰り返しになりますけれども、事業者のホームページでの公開ということになりますので、こういうことが起こっている、間違えたということを口頭での謝罪はいただいているところですけれども、それを事業者がどのように感じるかというところは事業者の判断によるものかと思っております。(何とマー、事業者にやさしい自治体なのでしょうか!市民は納得しますか、こんな対応で。市民のお金を扱っている意識希薄過ぎます。)

 実際に謝罪しろ、ホームページ上で謝罪しろと言っても、やらない状況も可能性としてはあるかもしれませんけれども、事あるごとに我々のほうもホームページの内容を確認しながら、間違った情報、また、何ですか、虚偽ではないですけれども、そういった情報が流布された際には同じように対応してまいりたいというふうに考えております。
 以上です。

◆(広瀬明子君) 浦安市長というのは個人のお立場ではないんですよ。市民の代表なんですよ。浦安市民が勝手に名前を使われたという、そういう認識がないんですよ、今の答弁は。申入れをすべきなんですよ。向こうがそれを受けるかどうかはまた別。
 これ、一歩間違えば浦安市長は損害賠償を求めたっていいんですよ。勝手に名前を使われているんだから。そういう重いものなんですよ。だからきちんとけりをつけなくてはいけない。市民の立場でですよ。そういう認識に立っていただきたい。
 あとそれから最後、4番目。これまでの一連の流れを、口頭でもあるいは直接会ったでも、やり取りしました、それで最終的にこうなりましたと、浦安市のホームページと広報で本当のことを市民に伝えていただきたい。どうですか。やっていただけますか。

◎生涯学習部長(町山幹男君) 本市の広報うらやすやホームページにおいて、これまでの経緯を報告する考えはございません。
 以上です。

◆(広瀬明子君) 考えはないというね。分かりました。


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