Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

CERNがスイスにある理由・岩手県国際リニアコライダー建設誘致に住民は賛成しているのか?

2019年02月28日 | 環境・エネルギー

「世界平和のもとに、世界を一つに」
“One World”の発祥の地は英国でも米国でもなく、スイスという説があるようです。 

るいネット
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=333134

 まあ、よく考えれば、スイス自体がまさにOne Worldのひな型でしょう。多国人が住み、多国語が使われ、お金持ちにとっては天国の国。

永世中立国ということもあって、国際機関等(国連やWHOもそう。)が置かれていますし、多国籍企業、世界経済フォーラム(ダボス会議)開催される。 

そんなスイスにあるCERN(欧州原子核研究機構)。 

ウィキペディア
欧州原子核研究機構
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E5%8E%9F%E5%AD%90%E6%A0%B8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%A9%9F%E6%A7%8B 

CERNがなぜスイス(一部フランス)にあるか-一応「スイスとしては場所を提供しているだけで、CERNとは関係がない」とされているようですが、何ら理由なしに引き受けることはなかったのではないか、そんなふうに思います。 

ところで、CERNですが、この機関の研究目的はなにか。 

2014年の東洋経済の記事で、成毛真氏がこう書いています。

東洋経済(2014年6月2日)
スケールが桁違い、CERNに行ってきた
https://toyokeizai.net/articles/-/39039?page=3
 

ところで、CERNの目的は何かというと、宇宙誕生の謎に迫ることだ。加速した陽子の塊同士がぶつかると、今の自然界には存在しない、しかし、宇宙が誕生した直後には存在していたと考えられる粒子が生み出される。その粒子をしっかり捉えることで、宇宙はどうやって誕生したのかという謎に迫るのである。ヒッグス粒子はその過程で見つかった。現在CERNでは、宇宙誕生から0.000000000001秒後の世界を再現しようとしている。

今、日本では国際リニアコライダー(ILC)の建設計画が進められている。CERNのLHCが環状であるのに対して、ILCは直線状だ。国内建設候補地は岩手県を中心に広がる北上山地。これが実現すれば、スイス・フランスのLHCと日本のILCを両輪に、宇宙の起源を究める実験が行える。 

CERN副所長のセルジオ・ベルトリッチ氏は、「サイエンスは、ほかに類を見ないグローバルなコミュニティ」と言っていたがまさにその通り。その場が日本に完成する日が待ち遠しい。

 このCERNの研究、地球を破滅させる懸念を表明する科学者(ホーキンス博士もそう)もいますし、一般人からも反対の声もあるのに推し進められています。 

(CERNの研究は情報分野、医療分野に関係するためもあり、ビル・ゲイツやGoogleも協力しています。
日本人でも、伊達市の被ばくデータねつ造、および不正仕様で叩かれた早野龍五氏もCERNで研究をしていました。成毛氏を含め、皆が「HPVワクチンの副反応の意見」を潰そうとする勢力であるのがおもしろいです。) 

さて、成毛氏が書いていた「リニアコライダー」とやらの建設誘致の進捗情報を調べていたところ、こんな記事が見つかりました。

東北ILC推進協 誘致表明へ緊急要望
https://aaa-sentan.org/ILC/uncategorized/2019/p4203/ 

 東北地方の経済団体や自治体、研究者などで構成する東北ILC推進協議会(代表=高橋宏明・東北電力相談役)は27日、国際リニアコライダー(ILC)の日本誘致を正式に表明するよう求める緊急要望を文部科学省に行った。高橋代表をはじめ、谷村邦久理事(岩手県ILC推進協議会会長)、地元自治体の首長など約40人が文科省を訪ね、白須賀貴樹政務官に要望書を手渡した。 ILCは電子と陽電子を高速で衝突させ、宇宙の始まりを再現する施設。東北ILC推進協議会や国内の研究者団体などが岩手県北上山地へ誘致を目指している。 

岩手の住人たちはこれを知っているのでしょうか? 

地震多発地域の建設に多額のお金をかけて誘致。

(ILCが地震を引き起こさないとしても、地震の影響で危険な粒子等を放出することはないのでしょうか?東北大震災の際、筑波のITERの研究所でトリチウムを流出させた事故がありました。) 

事故を起こさなくとも、関係のない人達には何の恩恵もない、逆に重大な危険が起こる可能性がある開発。

今や「科学」は人類の為ではなく、ごくごく一部の人達(科学カルト(ファシスト化している人達も)、大資本家、世界連邦運動家)のもの。
当然研究機関や部品納入企業は後押し-名誉やお金のために。

参考: 

イタリア中部地震は「CERN」の仕業だった!? 実験装置と震源地がピッタリ一致、日本も危険か?
https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201611_post_11400/ 

CERN / 地獄への扉 (2017) [日本語字幕] - ドキュメンタリー テレビ
https://www.youtube.com/watch?v=Kjp6chIdh-c
 

※次回に続く

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カネミ油症事件-旧鐘淵化学工業(鐘紡系)の責任・PCBとモンサント

2019年02月27日 | 社会(歴史・都市計画含む)

今月24日、元カネミ油症五島市の会会長の矢口哲男さんが亡くなりました。

カネミ油症については朧げにしか覚えていなかったので、どのような事件だったのか、と改めて調べてみました。 

先ず事件についてはウィキペディアから抜粋:

ウィキペディア
カネミ油症事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%8D%E3%83%9F%E6%B2%B9%E7%97%87%E4%BA%8B%E4%BB%B6 

抜粋: 

カネミ油症事件(カネミゆしょうじけん)とは、1968年、カネミ倉庫が製造する食用油にダイオキシン類(PCBなど)が製造過程で混入し、その食用油(『カネミライスオイル』と呼ばれた)を摂取した人々やその胎児に障害等が発生した西日本一帯の食中毒事件。カネミ倉庫は油にダイオキシン類が含まれていることを知った後も汚染油を再精製して売り続けた結果、工場のあった福岡と再精製油が売られた長崎にさらなる被害をもたらした。摂取した患者は現在まで長きにわたり、様々な後遺症に悩まされている。なかでも、妊娠していた女性患者から全身が真っ黒の胎児が産まれ、2週間ほどで死ぬという事件が発生。これは社会に大きな衝撃を与え、学界でも国際会議で「YUSHO」と呼称され、世界的な関心を集めた。本事件は「国内最大級の食品公害」と表現されることもある。

このような世界的にも重大な事件で、事件の詳細が明らかになっていたにもかかわらず、当時の最高裁においては患者の敗訴が濃厚となった。結果、患者側は訴えを取り下げるが、生活は困窮し自殺をする者も現れた。なお、カネミ倉庫以外にも、PCBをカネミ油の脱臭に必要だとして販売した鐘淵化学工業(現カネカ)もこの事件に大きく関わっている。 

こちらは、カネミ倉庫二代目社長のインタビュー記事です。 

<カネミ油症50年>「カネカが回収すべきだった」 カネミ倉庫社長インタビュー  PCB処理負担に不満
http://www.jea-navi.com/archives/2075 

(前略)

事件発覚当時、油症の原因物質ポリ塩化ビフェニール(PCB)の毒性は社会的に認知されていなかったとされる。PCBを製造した鐘淵化学工業(現カネカ)の当時のパンフレットには、次のような記述がある。

「カネクロールによる金属材料の腐蝕は、高温、低温を問わず、実用上問題はなく、材質の選択は自由であります」

PCBによる金属腐食性も否定しているように読める。食用油に大量混入したPCB。原因は裁判において、脱臭工程でステンレス管を流れるPCBが管を腐食させ、漏れて食用油を汚染したとみられ、PCBを製造販売したカネカの責任も追及された。だが、後にカネミ倉庫の人為的ミスと隠蔽(いんぺい)行為があったとの見方が強まり、全責任がカネミ倉庫にあるとの判断に一気に傾いた。

加藤社長は、「混入原因は、はっきり言って分からない。当時を知る社員はもういませんし。僕らはピンホール(腐食穴)が原因としか言いようがない。そしてPCBにもし毒性があると分かっていたら(食品製造工程で)使ってない」と断言。PCBそのものに問題があり、購入時のカネカの説明も不十分だったことを訴える。 

PCBは、カネミ油症をきっかけに製造中止となったが、既に社会環境に大量に存在。PCBの保管、処理は特措法などにより、メーカーではなく購入した企業側が費用負担することになっており、加藤社長はその不満もぶちまけた。

「うちの場合、コンクリート小屋を造り、鉄板の大きな箱を入れ、その中にPCBを全部保管させられた。無害化処理する費用には2千万円もかかった。本来、カネカが全回収し処理するのが当たり前じゃないのか」 

(中略) 

現在、政府米の保管料など国の支援も受けながら認定患者の医療費や見舞金などを支払っているカネミ倉庫。だが経営は厳しいという。カネカは被害者が求める協議にも応じていないが、同社の救済の枠組みへの参加が被害者支援の拡充に不可欠と考える。

「うちの企業体だけではどうしようもないところまで来ている。カネカは法的に無責と言うが、自分たちが作った物で被害者が出ているんだから責任がゼロってことはあり得ない」。加藤社長は再び語気を強めた。
 

カネミ油症事件が人為的ミスだったのか、そうでなかったのか。

カネミ倉庫が「ダイオキシン類の危険性」を知らずにいたとしても、「ダイオキシンの混入」に気が付いたまま、製品を製造販売をし続けていたのであれば、一番責任を負うべきは、カネミ倉庫であると私も思います。 

しかし、これを「カネミ油症事件」とし、鐘淵化学(カネカ)の責任の追及が甘い事には違和感があります。追及が甘いだけでなく、なんと創設者で当時の社長、中司清氏は、事件発覚後すぐの1970年に「経営者賞」とやらを受賞。 

コトバンク
中司清
https://kotobank.jp/word/%E4%B8%AD%E5%8F%B8%20%E6%B8%85-1651069 

学歴〔年〕
慶応義塾大学経済学部〔大正13年〕卒 

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和36年〕,勲二等旭日重光章〔昭和45年〕,経営者賞〔昭和45年〕,ベルギー王冠勲章コマンドール章〔昭和49年〕 

経歴

大正13年鐘淵紡績入社。戦争中は満州新京出張所長として活躍、昭和19年取締役、20年現地で敗戦。22年副社長となり、敗戦で打撃を受けた鐘紡の再建に努力。24年繊維部門を残し、他部門を新会社に集約する再建計画を決め、9月鐘淵化学工業を設立、社長になった。以後、塩化ビニール、ブタノールの企業化、アクリル系合成繊維の研究に着手、31年カネカロン株式会社を創立、事業の多面化を推進した。44年会長、49年退任して取締役相談役、53年から名誉会長。この間、関西経済連合会副会長を務めた。 

(こちらもご参考まで

カネカの歴史/中司清
http://database-meian.jp/his/4118.html

カネカ高砂工場史
http://kanehanakai.jp/takasago/t-library/y-4-knkhistory.html

 この賞がどのような種類のものかわかりませんが、被害者に対して侮辱的ではないですかね? 

また、そもそもPCBを最初に開発したドイツの会社、それを販売した米国企業はどこだったのかー。
日本語判のウィキペディア
ポリ塩化ビニフェル
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E5%A1%A9%E5%8C%96%E3%83%93%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%83%AB 

には書いてありませんでしたが、 

英語版Wikipedia
Polychlorinated biphenyl
https://en.wikipedia.org/wiki/Polychlorinated_biphenyl 

にはモンサントの名が。 混合製品名はAroclor(1930年から1978年まで販売)。
(※1921年に米国スワン社がPCB生産開始、同社は1929年にモンサントに吸収されたようです。)

モンサントはベトナム戦争に枯葉剤(ダイオキシン類)を作っていますが、彼らはPCBが引き起こすの環境汚染、毒性について無知だったのでしょうか?

ドイツの開発者は、「シュミット(Schmidt)とッシュルツ(Shultz)の二人の科学者」と書かれているものしかないですが、販売業者にバイエル社の名前しか書かれていないので、バイエル社が開発に関わっていたのでしょうか。

なお、このカネミ油症事件あとも、1978年~9年に台湾でも同様の事件が発覚していますが、WHOってその10年間も何をしていたのでしょうね。

参考:

コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB-1266180 

2個のベンゼンがつながったビフェニルに塩素がついたもので,塩素のつく位置と数で多くの異性体がある。日本では1954年から生産され,カネクロール(鐘淵化学),アロクロール(三菱モンサント)の商品名で市販された。) 

英語ウィキぺディアによると、鐘淵化学工業のものは「Kanechlor」。三菱(三菱化学)製としての製品名は「Santotherm」になっています。
「Pyroclor」というのも、三菱ですかね。

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シベリア抑留者の証言記事・厚生労働省に保管されたままの70万件の捕虜登録記録カード

2019年02月25日 | 戦争・紛争

前回から続き。

女性抑留者について
https://japaneseinsiberia.ucdavis.edu/ja/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E6%8A%91%E7%95%99%E8%80%85/1-%E5%A5%B3%E6%80%A7%E6%8A%91%E7%95%99%E8%80%85%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

看護婦の証言
(2014年7月26日
読売新聞
シベリア抑留看護婦の証言より)

https://japaneseinsiberia.ucdavis.edu/ja/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E6%8A%91%E7%95%99%E8%80%85/%E7%9C%8B%E8%AD%B7%E5%A9%A6%E3%81%AE%E8%A8%BC%E8%A8%80%EF%BC%88%E6%96%B0%E8%81%9E%E8%A8%98%E4%BA%8B%EF%BC%89

抜粋:             

ロシアから提供された70万件の捕虜登録記録カードを保管する厚生労働省は生別の分析をしていない。
シベリア特別措置法で国の責務に定める強制抑留の実態調査の一環として
女性抑留の解明を進めない限り、風化する恐れがある。

ロシアから提供された捕虜登録記録カード、厚生労働省が生別の分析さえしていないのはなぜでしょう?

この「捕虜記録登録カード」には、今回ロシアで見つかったという女性抑留者のものは本当になかったのでしょうか?

追記1:上の二本の記事はリンクからすべてご覧ください。
NHKも読売も頑張りました。(こうした記事を読売新聞を載せたということは、ちょっと意外でした。)

追記2:厚生労働省の2009年発表をご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/seisaku/2009/11/01.html

2014年の読売新聞の記事では「生別の分類さえしていない」と書いてありますが、このデータを厚労省が受け取りだしたのは2009年。
データ保管しかしていなかった2014年から4~5年間。この間何ら進捗があったのかどうかは、私には確認できません。

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シベリア抑留と中国山西省の蟻の兵隊-日露の裏取引はなかったか

2019年02月25日 | 戦争・紛争

シベリアに抑留された女性の名簿が見つかりましたが、シベリア抑留について、カリフォルニア大学デイビス校日本語常任講師の榊原(大島)晴子氏のサイトを。

日本語版HP
https://japaneseinsiberia.ucdavis.edu/ja/

この中の一つをまず最初にご紹介。 

一万人の将校集団
https://japaneseinsiberia.ucdavis.edu/ja/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E7%AB%A0/%E4%B8%80%E4%B8%87%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%B0%86%E6%A0%A1%E9%9B%86%E5%9B%A3 

ソ連側は終戦後、日本軍の将兵を捕虜として、ソ連領内で労働に従事させることはあらかじめ計画していたようである。

ソ連は第二次世界大戦で約2万5千人の兵力を失ったとい。国内には若い男性が不足していたので、日本軍の将兵を当分の間、その補充に使うことを考えていたという。

ただ、前述したように、日本軍将兵60万人をソ連領内に運び入れるについては、何らかの形で日本軍の首脳部との間で話し合いが行われていたに違いない、という思いが、われわれ抑留者には強い。その問題に関する直接の責任者であったといわれる関東軍の瀬島龍三中佐は、最後まで全く口を閉ざしていただけに依然として疑念をもっているが、彼もすでに没し、関係者と思われる人々も鬼籍に入ってしまった今となっては知る由もない。 

(続きはリンクからどうぞ)

以前書いたブログ記事
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/35b23f7922fb55c19c89ae74e17b7362

 の末尾に、 

ある地方都市で、古い日本映画祭をしていたとき、『蟻の兵隊』http://arinoheitai.com/だけが、何も言わずに上映中止になってしまったそうです。これは映画好きの日本在住のドイツ人の友人から聞いた話でした。昨年だったか、今年だったか。 

この『蟻の兵隊』は、中国山西省に(軍部の保身のために)中国に棄民、そのまま中国内で従軍させられた兵士たちのドキュメンタリーです。

ウィキペディア
中国山西省日本軍残留問題
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%B1%B1%E8%A5%BF%E7%9C%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%BB%8D%E6%AE%8B%E7%95%99%E5%95%8F%E9%A1%8C

上記事件は一部の軍部が自分の罪を軽くする取引といわれていますが、シベリア抑留の場合、たとえば「日本を4分割統治させないための裏取引だった」などの大規模な裏取引だった可能性はないのでしょうか。 

ウィキペディア
シベリア抑留
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%8A%91%E7%95%99

何十年も前事の事実を見つけるのはたやすくなく、また、事実が分かってもそれは単純ではないです。

ただ分かっていることは、「戦争で大きな代償を払わされるのは、戦争を決めた人達ではない」ということです。

※次回に続く

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AI開発と医療-ワクチン接種&検診 for データ

2019年02月19日 | 福祉・医療

ニューズウィーク
反ワクチンのプロパガンダをフェイスブックが助長!? 対策を求める動き
松岡由紀子氏
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/02/post-11716.php 

ワクチンの安全性、効果は、ワクチン自体もですが、それを受ける側の体質によると思うので、私は、ワクチン原理主義者の言葉にも、“すべてのワクチンを否定する反ワクチン派の人々の言葉にも、「真実」は含まれていると思います。

その一方を排除しようとするのはファシズム。

Google,Yahooがワクチン原理主義者の都合のよい検索結果を上位にするようにしましたが、そのうちすべてのSNSもそうするつもりでしょうか。
怖い怖い。 

ところで上記記事を書いた松岡由希子氏。ハフィントンポスト日本版にも記事を書くフリーライターのようですが、

28回外来小児年次集会(2018年)のプログラム
https://web.apollon.nta.co.jp/sagpj28/program_nittei.html

に、彼女がSystem Biology Instituteの一員としてシンポジウムに出席をしていたことがわかりました。 

このSystem Biology Instituteの設立者は、北野宏明氏。 

ウィキペディア
北野宏明氏
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E9%87%8E%E5%AE%8F%E6%98%8E/%E 

この北野氏が副議長を務める内閣府の会議の議事録がこちら。 

第3回 人間中心のAI社会原則検討会議議事録
(リンクは外しましたので、ご自分でこのpdfを検索してください)

7ページから8ページにかけて、

「HPVワクチンと言ったものをきちんと打っているかどうかによって、子宮頸ガンの予防にもつながるなど個人のデータがきちんととれていることがとても大事でありますが、それがとれていないのが実情であります。」

「この研究データは、検診関係団体10団体、これらの方々が是非協力しましょうと言ってくださって、700万件のデータを集めているところです。」

「AIの事業で一番大事なのは基礎となる正確なデータを持つことだと思います」

等々の記述も。(抜粋は、日本医師会常任理事羽鳥裕氏のもの)

AI開発のための医療 - 本末転倒です。

※この記事は前日アップしたものを短縮したものです。
記事をアップしたタイミングで、Gooブログ編集-リアルアイム解析に異変があったため、中のリンクに問題があると思っていましたが、これはGooブログ側の問題であったようでした。

いずれにしても、Gooブログでは記事が表示されなくなったり、ブログ自体が消えてしまったりすることもあるようなのと(過去には総合順位2位のブログが突然抹消されたということでネット界で騒ぎになっていたよう。)、今月に入ってから数回、不自然な閲覧があるので、慎重に行きたいと思います。

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G1サミットと堀義人氏・世界連邦運動&グロービス(Globis)ネットワーク

2019年02月15日 | 人物

HPVワクチン、特別養子縁組、福島-その部門の専門性を持たない人達までもが世論を形成しようとしていることに疑問を感じ、ずっと追って言った結果、彼らが属している集団が「世界連邦運動家たち」に近い事に気が付きました。 

ウィキペディア
世界連邦運動(WFM)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%80%A3%E9%82%A6%E9%81%8B%E5%8B%95 

このWFMは、世界経済フォーラム(WEF 、ダボス会議を開催)と非常に近い関係にあると言われていますが、WEMに若い頃「アジアのニューリーダー」として選ばれたことがあるのが堀義人氏。 

ウィキペディア
堀義人
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%80%E7%BE%A9%E4%BA%BA

堀氏は、2009年に日本版ダボス会議を開催し、その会議が今はG1サミットとなっています。
(G1-“Global One"-「世界が一つになる」。笹川良一氏の「世界は一家」と同義ですね。) 

G1サミットについて、日経新聞に載った堀氏の記事はこちらですが、 

日本を良くする戦略会議「G1サミット」
グロービス経営大学院学長 堀義人氏(58
2017/3/22 6:30

https://www.nikkei.com/article/DGXKZO14156380W7A310C1X12000/ 

記事中彼は、 

「世代の責任」という言葉がある。僕らの世代が責任を持って行動を起こし、より良い日本を次の世代に引き継いでいくという意味だ。この言葉に基づき、各界の若手リーダーが集う「日本版ダボス会議」をひっそりと開催したのは、2009年のことである。 

会議の名称は「G1サミット」。現在は13年に設立された一般社団法人G1が主催している。「G1」には「世界が一つになる。世代が一丸となる」という意味が込められている。

G1の目的は、シンプルに「日本を良くすること」である。「批判より提案を」「思想から行動へ」「リーダーとしての自覚を」の3つをG1精神として掲げている。 

初回からボードメンバーを務める世耕弘成氏は、一時は野党の非主流派の一政治家だったが今では経済産業相になっている。山中伸弥氏は、当時は京都大学の一教授だったが、その後ノーベル賞を授与された。オーナー経営者が知事に転身し、コンサルタントが経済同友会の副代表幹事になり、ファンドマネジャーが公的年金基金の投資リーダーに転出するなど、確実に参加者が成長し、力をつけてきた。 

G1には、政治家、首長、起業家・経営者、知識人・学者、社会起業家、スポーツ選手、メディア、文化人など各界の仲間が集っている。参加者は、僕と同世代かそれよりも若い世代が中心だ。

と言っています。 

政府に影響力があると言えば、「電通」「日本会議」「日本会議」はたまた「○○塾」などの名が挙がり、影響までいかなくとも、世論作りとしては、ホリエモンはじめとするIT関係者、(少し前までは佐々木俊尚氏なども)、駒崎弘樹氏をはじめとする草の根人工芝運動家たち他IT関係者、個人の名前があがることがあります。 

それに対し堀義人氏はやり方がスマート(?)なので、あまりやり玉にあがることはありませんが、彼のバックにはなにしろWEFのお墨付きをもらっている上、世耕氏のみならず、竹中平蔵氏もついています。 

改めて、彼に注目をする必要性を感じます。


追記1: 

ところで、山中伸弥氏ですが、あらためてウィキペディアを読んで、 彼が中学3年で生徒会長をしたときの副会長が世耕氏だったと知りました。

ウィキペディア
山中伸弥
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%B8%AD%E4%BC%B8%E5%BC%A5

 彼の研究がノーベル賞を受賞したのは彼の力にせよ、ふと、彼のライバルと言われた笹井芳樹氏にも山中氏と同じようなネットワークがあれば、自殺に追い込まれるほどの報道リンチなど受けることはなかったのではないか、ふとそう思いました。

(山中氏は本職の科学以外にも力をいれているようですが、彼は孫正義育英会の副代表理事に就任してます。
http://masason-foundation.org/about/) 

追記2:

福島原発の事故のあと、原発記事、731部隊、ブラウン管の地デジ化の記事を書くと、内容を軌道修正させようとする記事や嫌がらせ的なコメントが届くことがありました。

後に、一番長いコメントをくれる人がGlobisに投書していたのに気が付き、そこからコメントのIPアドレスを調べたところ、彼(彼女?)他数人のコメントが同じIPアドレスということに気が付きました。一人が複数の人物を演じたのか、複数の同じ団体の所属する人のコメントだったのかははっきりしません。 

電気業界の信者からのコメント
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/96ecf72fad36b26a5ebc132233c82e4c 

『福島とセラフィールドと731部隊』の追記
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/e53df71146cca34a043f46ee0dbcea07

 原発や地デジ化はともかく、従軍慰安婦。 

ジャパンタイムズにグロービス広報室長である水野博奏氏が取締役編集主幹に就任してからの騒動をみていると、「いや、グロービスに何ら関係している人(達)だったのかも」と思えても来ます。 

ロイター
焦点:「慰安婦」など表記変更 ジャパンタイムズで何が起きたか
https://jp.reuters.com/article/japan-times-korea-insight-editorial-idJPKCN1PJ050
 

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特定の製薬会社のワクチン宣伝&割引クーポンを発行する病院

2019年02月14日 | 福祉・医療

MMRワクチンのことを調べていたとき、かるがもクリニックのHPが検索結果にでてきました。 

かるがもクリニック
ストップ風疹・ワクチンデビューは2ヶ月から
https://www.karugamo-cl.jp/index.php?MMR%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6 

抜粋1: 

昔MMRワクチンで無菌性髄膜炎が出たというけど、大丈夫ですか? 

 以前日本でMMRワクチンによるワクチン禍(無菌性髄膜炎)がありました。これは、おたふくワクチンが原因でした。毒性の強い株が無許可で加えられたようです。

 GlaxoSmithKline社のPriorixでは、Jeryl Lynn株から派生した RIT 4385というおたふくの株が使われています。安全性は高いです。M-M-R®IIではJeryl Lynn株が使われています。 

抜粋2: 

値段は?

 2016101日以降、新規の予約は12,000円。

 2018年11月27日から10,000円に変更!!(内税)。
 LINEクーポンで1,000円引きもできます。

 各自治体の補助は受けられないようです。

LINEクーポン!! (2018/05/09~)

 新しいMMRワクチンが来たので、期間限定で試験的にMMRワクチンのLINEクーポン実施します。
 まずはご登録お願いします。 

医師が特定の製薬会社のワクチンを宣伝したり、割り引きクーポンを発行しても問題がないんですね。驚きました。 

(ナビタスクリニックの久住英二氏がツイッターでワクチンやピルの宣伝、時に割引もしていたと思いますが、彼が特定の製薬会社のワクチンのPRまでしていたかどうかは覚えていません。)

まあ、“こういう医師や病院”も選択肢としてあっては良いとは思いますけどね・・・。 

参考: 

子宮頸がんワクチン-かるがもクリニックのtwitterから
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/785d2b01b90bf761166c1363eb13d8fc 

子宮頸がんワクチン被害者への誹謗中傷の言い訳・子宮頸がんワクチン推進医師が認める林氏と望月氏
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/03995b8e78a5b6cc4f1a86f7088ce49f 

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心中で亡くなる子供たちにもスポットを・養父母による虐待も0ではなし

2019年02月14日 | 福祉・医療

虐待により死亡する子供の記事が続いていますが、実はこうした悲劇は今に始まったことではありません。

https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000361196.pdf#search=%27%E8%99%90%E5%BE%85%E6%AD%BB+%E9%87%8F%27

上記は厚生労働省のデータですが、「虐待死」のなかでも、心中で亡くなった子どもの数が少なくないことに注目。 

平成19年度には虐待で死亡した子供の数142名中心中死は64名。
平成20年度は128人中61名が心中死。 

これはリーマンショック後の経済的理由があって多いのでしょうか。 

平成27年度でさえ、84人中32人が心中死。
平成28年度は77人中28人が心中死。

心中死の児童数は約半数に減ってはいますが、今もこれだけの子供が心中で命を落としているという事実をほとんどの人は知らないのではないでしょうか。 

(心中ではない虐待死については把握しきれないものもあり、厚生労働省が把握している数字は控えめ過ぎると思います。) 

この数年急激に児童虐待にスポットが浴びているのは、「特別養子縁組」を増やそうとする勢力があってのことだとは思いますが、彼らはこうした心中で亡くなる子どもたち(および親)にはスポットを当てないです。 

予防医療をビジネスという視点でとらえている人達が「人より先にワクチン」という推し進め方をしていますが、この「特別養子縁組押し」の人達も、「子どもより先に特別養子縁組」ということなのでしょうか。 

さて、子どもを虐待死させた親ですが、彼らのほとんどが、子供が生まれた時には喜び、自分が虐待する親になると思う人は極々わずかででしょう。

それと同じで、養父母が子どもを引き取った後に虐待をしないとは言い切れない。

以下の記事は2015年の産経新聞の記事ですが、今は表に出てこなさそうな記事です。 

サンケイ
養母の虐待に苦しんだ看護師「実母はどこかに…それが救い。わずかでも情報残して」
https://www.sankei.com/affairs/news/150211/afr1502110025-n1.html
 

「私は養父母のネグレクトや虐待で育った。実の母が知りたい」。虐待を乗り越えた人々の姿を追った今年1月の連載「家族」を読んだ女性から、1通のメールが届いた。出生直後、血縁のない両親に実子として入籍したが、養母の暴力にさらされ続けた。「本当の母はどこかにいるはず」という思いが、つらい毎日の支えになったというが、現実を知った今も実母の消息は不明だ。女性は「わが子を手放そうとする人たちに、子供の幸せは実母の情報をわずかでも残すことだと伝えたい」と訴える。

 (中略) 

 3年前、養母がこの世を去った。「もう自分の命が危険にさらされることはないんだ」。受け止めは冷静だったが、今も包丁を向けられると体が固まる。茶碗(ちゃわん)を拭くとき、近くにある包丁を自分に見せないよう気遣う娘に、「他の子がしなくていい苦労をさせてしまっている」と思う。「実母が私を捨てただけなのに、いろいろな苦労が生まれる」

 実母に会えたら、どんな言葉をかけるのか。「養子に出されたからって幸せだった訳じゃない」「私だったら絶対にわが子を捨てない」…。教子さんはいくつか言葉を挙げ、こう結んだ。「でも『教子、ごめんね』ってひとこと言ってもらいたい。子供はまだ見ぬ親を憎めないんです」(滝口亜希) 

参考: 

結愛ちゃん事件を受けての駒崎弘樹氏のキャンペーン-“お金もしっかりつけた素人の支援”が子供の為?
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/f44ade2519c63570b0d27d580612cac5 

山師と紙一重の社会活動家・駒崎弘樹氏の養子縁組事業のスタッフ募集記事
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/2fb011220dc0221fbfaf35097627fc13

 駒崎弘樹氏と人工芝ロビイング・内閣有識者会議にイエローカード制度を
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/b89647ff56b46f0359c2bb2b0bc240b7

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Focus for Healthからーニュージャージ-のMMR予防接種&HPVワクチンについて

2019年02月13日 | 福祉・医療

前回のブログ記事の続きです。

米国ニュージャージー州では、一度MMR予防ワクチンを接種した子供は、ウィルス価検査を受けて二度目の接種を受けるか受けないかを選択できるようになっているようです。 

Focus for Health
What are titars?
https://www.focusforhealth.org/what-are-titers/

In New Jersey, parents have the option to have their child tested for titers that would show immunity to MMR before getting vaccinated a second time, and opt out of the second vaccine if the test comes back showing an adequate amount of antibodies.

This option is actually a law, nicknamed Holly’s Law, after a NJ family lost their daughter from an adverse vaccine reaction to her second MMR vaccine, a requirement for her to attend kindergarten.

The logic behind Holly’s law is that those who are already immune from their first vaccination no longer need to be vaccinated.

羨ましいシステムです。

なお、このFocus for Healthというサイト、初めて見ましたが、客観的、公平でお奨め。
HPはこちら。

https://www.focusforhealth.org/ 

長い追記: 

HPVワクチンについては、2015年と2016年の記事のみのようですが、この二つの記事のリンクと、興味があるところの抜粋を貼り付けます。 

(2016.3.10)
A Closer Look at HPV Vaccine Effectiveness
https://www.focusforhealth.org/a-closer-look-at-hpv-vaccine-effectiveness/

抜粋: 

The U.S. HPV vaccination program has not decreased the prevalence of HPV, it has only changed the types of HPV that are infecting the population. The CDC reports that serotypes now on the decline had been the most common prior to introduction of the vaccine, therefore those strains were historically responsible for causing the most cervical cancers. There is a real possibility, however, that the new ‘common’ strains will be even more virulent, leading to an increase in cancer rates over time.

2015.11.19

HPV vaccines: A global view
https://www.focusforhealth.org/hpv-vaccines-a-global-view/

抜粋: 

In France, the vaccine has encountered additional challenges. In 2014, a well-known French oncologist started a petition intended to urge governmental agencies to stop school-based vaccination programs. The petition received nearly 400,000 signatures.

2015年の記事に掲載されているハーパー医師は(圧力に屈したのか)態度を変えていたり、各国も状態が変わっていたりします。が、これは「村中璃子氏やお仲間が、「日本だけが副作用で騒いでいる」と言っていたのが嘘と改めてわかる記事です。 

(後者の抜粋は、2014年にフランスの有名な腫瘍学者が、HPVワクチンの学校ベースの定期接種を止めさせる署名をし、40万人が署名した話です。村中璃子氏ともあろうお方が、知らなかったとは思えないのですが・・。) 

追記:

「HPVウィルスに掛かっている少女たちには効果がないから感染をしている確率が低い少女たちにHPVワクチン接種を」と言っていたのは(少女たちの接種率が減った結果、なぜか感染歴があるだろう45歳くらいまでにもHPVワクチン接種を勧めている)、「効果がない」ではなく、「必要ない」ということではないでしょうか?

HPVは100種類くらいあるようですが、少なくともワクチンと同じウィルスに感染したかどうかの検査を本来すべきだったのではないか、と思います。

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ワクチン接種前の抗体検査の是非を決める権利

2019年02月13日 | 福祉・医療

2016年のブログ記事 

ビジネスマンとしての医師-ワクチンと壺
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/37a78d6904ea07eba888e3ddc646122d 

で、上昌広氏の2014年の記事を紹介していますが、そのなかで彼はこう言っていました。 

「厚労省は、ワクチン接種が必要な人の数を減らすため、接種対象者を絞ろうとした。例えば、厚労省は接種前に抗体検査を行い、免疫が十分でない人を助成対象にするように要請している。 

この対策は非合理的だ。ワクチンの絶対数が不足している以上、医療機関で融通し合っても、必ずどこかで不足する。また、抗体検査を義務づければ、二度、病院に行かねばならなくなり、接種率は低下する。集団免疫の観点からは、好ましくない。 」 

麻疹やおたふくかぜ、風疹を得体のしれない感染症の様に恐怖感を煽り、場合によってはワクチン接種の義務化まで口にする医療関係者、そしてメディア-彼らは自分達に意に沿わない意見を歪曲することもありますが、厚労省が「ワクチンより前に抗体検査」といったことは、そんなに悪いことでしょうか?

「免疫検査をしてからワクチン接種」といえば、結核検査を行うツベルクリンがありましたが、この検査は平成17年度から廃止されていたのを知りました。 

ウィキペディア
ツベルクリン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3 

これは一番には「日本ではツベルクリン反応陰性の子供がほとんどだから無くしてしまえ」ということもあってのことなのでしょうが、英米では今でもマントゥ―テストというスクリーニングテストをしているようです。

英米には現在も陽性の子供が多いということなのでしょうか?(ところでなぜ日本はツベルクリン判定、英米は別の検査?)
「BCGは必要最低限にすべき」「陽性の子供には打たせたくない」という面はありませんか?

これも結局は「合理的手段」をとったということでしょうが、いきなり廃止ではなく、ツベルクリンは希望する親の子供には受けさせるべきなのではないでしょうか?

なお、ワクチン接種をしても抗体ができない人がいますし、ワクチンを接種したかと言って、抗体が一生続くわけではありません。病気になるより重篤な副作用をおうこともあります。

「ワクチン万能主義」「ワクチン安全神話作り」の方たちは、絶対のそのことに触れません。

追記:

「安全な基準」とされましたが、そういえば昨年BCGからヒ素が検出されましたね。
接種させて親御さんは不安と怒りを感じたことでしょう。
それでも誰も責任を問われず・・・。

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英国下院議長ジョン・バーコウ氏のビフォーアフター

2019年02月12日 | 人物

中立公平とは言い難い英下院議長、ジョン・バーコウ氏の「静粛に!(この"Order”は”Be quiet”にかかる)」が話題になっていました。

'Order!' Why Europeans are turning to John Bercow for light relief in Brexit chaos
https://www.youtube.com/watch?v=EY7EIZl4raY 

1997年の彼の議会での様子。 

John Bercow - before he was famous - Commons Speech
https://www.youtube.com/watch?v=PHKxq9XOjiM 

「アル・パチーノに似ている」なんてコメントがあるくらいだったのに、今は「英国版西川のりお」に…(お顔は今でもハンサムですが、声の出し方、派手なネクタイ、議員というよりお笑い芸人のよう。)

さて、ジョン・バーコウ氏、1963年生まれで、父親はユダヤ系タクシードライバー、父親の祖父母が一世紀前にルーマニアから英国に移住。 

ジュニアテニスプレーヤーとして全英ナンバーワンの実力を持ちながら、喘息があるため、その道を断念。
その後、エセックス大学を優秀な成績で卒業しますが、もうこのころはバリバリの右翼だったようです。 

その後、移民本国送還プログラムを推進するクラブに所属、幹事にまでなるものの、20歳の時には活動に疑問を持ち脱退。 

大学を卒業してからも、保守派学生連盟の全国会長を務めるなどしたのち、保守派のロビー会社(Saatchi & Saatchi系列)に就職し、5年後には取締に就任するほどに。米国のNPOなどでレクチャーなども行っていました。 

そんな彼が議員初当選を果たしたのが、1996年。

彼は、「保守派」の立場にいながら、「LGBT]の権利の主張を(LGBTの人々の養子縁組に反対した党に反対票)、ビルマの大量殺りくについて提議をするという面もあり、彼が労働党に映ることも噂をされていましたが、それはせず。 

保守党に席を置きながら、労働党の「言語とコミュニケーションに問題がある子供のための支援に関する労働党案の見直し」のアドバイザーを引き受けています。

(バーコウ氏の息子が自閉症であるため、彼はこのトピックに興味を持っていました。彼が労働党のアドバイザーを引き受けたことについては、保守党も異論なし。) 

上の情報は、英語版ウィキペディア 

Wikipedia
John Bercow
https://en.wikipedia.org/wiki/John_Bercow 

からですが、「人道主義者(Humanist)」と言われるバーコウ氏(22年前と現在の姿の変貌ぶりでは、とてもそうは見えない)のを追っていくと面白いかもしれません。 

今年の夏に議長を退任するようなので、それ以降の露出は減ってしまいますが、もし英国のEU離脱がなされなくなった場合は、また別で活躍しそうな気も。

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パリ16区の集合住宅火災-アパート住人の若い消防士と彼の証言に違和感

2019年02月08日 | 海外ニュース・できごと

パリ16区の集合住宅火災-高級密集住宅街の中庭に建てられた70年代の集合住宅の危険性
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/559497fdf2e89e40a6c18948241ed61a

の続きです。 

火事について、アパートの住人である若い消防士の証言です。 

まずはFrance 24の記事から:

https://www.france24.com/en/20190205-several-dead-paris-france-building-blaze-fire 

February 5, 9:52 PM(フランス時間) 

Suspect’s neighbour: ‘She must have started the fire to get back at me’ 

Le Parisien has interviewed a neighbour of the woman who was detained by police on suspicions of setting the building on fire. Himself a firefighter, the neighbour gives his version of events leading up to the deadly blaze. 

“She must have set fire to my apartment to get back at me,” he says, after explaining that he had previously called the police because of the noise she was making in her apartment late on Monday. 

“When I bumped into her she wished me good luck, saying I must love fire because I’m a firefighter. That’s when I smelled something burning and realised she had set fire to the whole floor. She then ran away. 

“I ran upstairs and started evacuating people. I called the emergency services and told them I was a firefighter. Once I was outside, I saw my neighbour trying to set fire to some rubbish bins. She was waiting to see what would happen. I’m a fireman, and I’ve never seen anything like this before.”

 

Washinton Postに載った証言:

https://www.washingtonpost.com/world/europe/the-latest-witness-saw-flames-shooting-from-paris-building/2019/02/05/e0c0454a-290b-11e9-906e-9d55b6451eb4_story.html 

February 5, 5:30(フランス時間) 

5:30 p.m.

A young firefighter says he ran into his neighbor in a Paris apartment building a short time after they had a dispute and saw their entire floor was in flames.  

The neighbor was taken into custody on suspicion of committing arson in the fire early Tuesday that killed 10 people, the French capital’s deadliest blaze since 2005. 

In an interview with France’s Le Parisien newspaper, the 22-year-old described a chaotic night that started with a phone call to police to report a disruptive neighbor. 

フランス24のインタビューで彼は、、この火事は、この女性容疑者(40代)がこの消防士に仕返しがしたくて(France 24 ではget back toを使っていますが、get back atの間違いだと思います。)彼女のアパートに火をつけたと説明をしていますが、彼は火をつけた瞬間は見ていません。 

炎が床に回ったあとのことについて彼は、「上階に行き、住人を避難させた、消防署に通報し、「僕は消防士だ」と告げた。一旦は僕も外に出たが、そこで僕は隣人が(the neighbourではなく、my neighbourとなっていますが、ほぼこの容疑者の話。)ゴミ箱に火をつけようとしているのを見た。」と説明。 

ワシントンポストの記事から察するに、この消防士は22歳でしょうか。
5時半から数時間後のインタビューでは、すっかりヒーロー気取りに。 
(女性が彼に言ったとされる、「消防士だから火事が好き」というのは、嫌味でなかったと言っても不思議はないくらい、「自分は消防士」というのをアピール。)

消防士であるのに、初期に全く消火活動を行わなかったこの若い消防士の証言だけを鵜呑みにして、放火犯を決定したような報道。

また、消防士が消せないくらい火の回りが早く、更に言えば上の階に言って救助を行わなければならないとなったら、このアパートは、火災報知器もスプリンクラーもついていなかったようにも思えます。 

容疑者とされた女性にしても、精神に障害を疑われるとのことで身元を明かさないで終わってしまうかもしれません。

釈然としません。

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「情報弱者の貧困層をバカにする人、搾取する人」 by 文春オンライン

2019年02月08日 | メディア・広告業界

文春オンライン
情報弱者の貧困層をバカにする人、搾取する人
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190205-00010644-bunshun-soci 

名指しされてはいませんが、この記事を読んで読者の多くが思い浮かべるのがイケダハヤト氏。

(イケダ氏はこれに絡んでいませんが、)「HPVワクチンは安全」「フクシマは安全」と言いながら、反対している人たちの言動を歪曲し誹謗中傷をすることもある人達も、同様のことをしている人がいるので、頭に浮かんできます。 

彼ら、SNSでのオピニョンリーダー(インフルエンサー)の目的は、世論づくりであったりすると思います。 

結果、たとえば精神的に満たされてない人、貧困層から搾取、ということになっても、彼らは責任さえ感じないでしょう。 

ご注意を。 

ま、彼らだけでなく、「見ず知らずの他人が言うことは鵜呑みにしない」こと。

「彼らの話は、彼らの持っているようなネットワークがあってこそ可能(そのネットワークを当てにして、彼らの元の集まる人が多いと言うのが現実か。)」ということを頭に入れておくことが必要かと思います。 

ネットメディア界のオピニョンリーダー達(?)と似非宗教・製薬会社と政治家と中ピ連の榎美佐子氏
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/38e347e472cc2d3ee50ade15f94ef095 

“ノマドメーカー”と“生活保護予備軍”・「断食で心身をノマド化していこう」 by 佐々木俊尚氏
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/334df68b9a66ebd6d50013c9a8d0f2cc
 

夢追いキリギリスたちへの処方箋再び-“無気力キリギリス”にノマドメーカーの甘い言葉
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/b2c48833165fae05ed78eb9601cd8567
 

「ノマド」~「NPO起業、就職」トレンド作り・「稼ぐことを目的としsるNPO]は「NPO」でないのでは?
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/26a4d0df68e534eaecdbcc7f57af733e 

WELQ騒動・「朽木誠一郎さんや永江一石さんら多くの有識者」 by おときた駿氏https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/d0d38e27b181754d2d92e8908a642f91 

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家の建て替え-振り返って思う事

2019年02月08日 | 家の建て替え

家の建て替え-引き渡し後もなおトラブル、その後
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/c/c0940777f8470f81c8a3c4473e8eb3c4

を書いたのが昨年11月10日。

その後については、 

あけましておめでとうございます(2019年)・年の初めのバロック音楽
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/0df1891cd8c110c99bf25155c5a2d39a
 

にちらりと書いたものの、こちらの記事が、「家の建て替え」のカテゴリ―ではないため、カテゴリ―のみを見ている方には心配してくださっている方がいらっしゃるかもしれません。 

改めて報告をすると、今は家の片づけもほぼ終わり、友人達にも遊びにきてもらったりするようになっています。(ただ、外構業者さんのスケジュールの関係で、一部残っている工事があり)。 

今年3月には、イタリアの友人、クラウディアさんも再来日。もうすでにホテルを取ってしまっているので宿泊はしてもらえませんが、家を見に来てくださることに。             

実は彼女も昨年、ご両親から旧市街にある古い家の改築で大変な苦労があって、今度会うときは、その苦労話でもりあがりそうです。 

(ま、彼女が一番苦労をしたのは、お役所との折衝。旧市街に建つ家の改築ということで、外階段一つ付けるにも役所の許可が必要で、これがなかなか下りなかったり、と。) 

さて、我が家の方ですが、トラブル続きで心身共に消耗していた私は完成間際まで、「新しい家を自分が前の家の様に好きになれるかだろうか」という不安を抱えておりました。 

トラブル以外でも、家を建てる大工さんの問題。

前の家を建てた時の大工さんは30代半ば。決して饒舌な方ではなかったのですが、話していると、大工仕事が好きで、建てている家一つ一つを愛おしく思っていることがわかりました。
話ながら、建てている家を見渡す彼の目つき、いつ行っても綺麗な現場から。 

それに対して、今回の大工さん(時々息子さんが手伝い)は、60代後半のベテラン。

「俺に任せておけば心配はない」と豪語する割には、上棟時に酒を撒くとき、通し柱の位置を勘違いするし、取り付け方向を間違えたことも。 

隙間が気になって質問をすると、「プレカットの木材だから、俺のせいではない。」 

現場の材木をペットボトルで濡らす、飴の袋を床に捨てる、現場の柱にフックにする釘を何か所も打ちまくるのはもちろん、スリッパラックのみならず、ボルトまで使って大きな棚まで取りつける、台風の前日でも窓を閉め忘れ、現場監督が夜遅く閉めに来てくれたりもあったりと。 

ちょうど建築時期が真夏になってしまって、大変であるのは確かなのですが、口を開けば、「疲れた」そしてたまに「金がない」。
オマケの、現場に仕事仲間とはいえ、工事と関係のない友人を呼んで甘い飲み物を飲んだり。
玄関前に灰皿、倒れたタバコの吸い殻入りペットボトルも良く放置。 

(ちなみに、F林業は建物内での喫煙、飲食は禁止です。飲み物や昼食に関しては、我が家は条件付きで許可していましたが、「甘い飲み物」やお菓子は断っていました。流石にタバコは室内で吸ってはいなかったと思います。
窓開けっ放し、ペットボトルなどで材木や床を濡らすこと、玄関前の汚さは現場監督のAさんが注意をしたり工夫をしてくれても最後の方まで改善されず。柱にボルトで棚は「二度と柱にボルトで棚を作らないでほしい」と強く申し入れ。)

とてもじゃないけど、家作り、現場を愛しているようには思えないのはもちろん、モラルの点で、彼がバカにしていた「建売業者の大工さん」以下にも思えたりしました。 

職人さんについては彼だけではなく、F林業の下請け職人さんのうち、私が診ていた限り、最初の基礎を作った基礎職人さん親子、三番目の基礎職人のHさん以外、仕事と現場を心から愛しているように思える職人さんがおらず(外壁屋さん、防水シート屋さん、内装工事屋さん、左官屋さんは「愛」まではなくとも職人さんとしてのプライドと仕事のバランスは良かったと思います。)。 

こうした人達に建てられた家というだけでも(家には罪がないですが)憂鬱になっていたのです。 

結果的に約10ケ月滞在になった借り住まいのアパートが居心地がよかった上、借り住まい先から新居に戻る為にお気に入りの家具たちをまた処分(家の建て壊しの際にも家具は処分していますが、食器棚、テーブルセット、箪笥一竿は新居に移るときに処分することを決めていました。)しなければならない、ということもあり、借り住まいの生活が名残おしかったというのも、この憂鬱感に拍車をかけてはいましたが。 

そして引越しは11月下旬。 

新居に引っ越したあとも、縦樋の追加工事、それに一度下地を作った玄関ポーチの取り壊し、下水道管、雨水管、ガス菅の一部やり直し工事、そしてストップさせていた外構工事再開などがあり、煩わしくはあったのですが、ただ、この下水道管、雨水管、ガス菅やり直し工事で一回目の転機がおこりました。 

この工事では、あれほどいい加減に見えた水道業者の現場監督から、ガス業者の上役、水道工事とガス工事の作業者、F林業の現場監督、皆さん朝から晩まで、ほとんど休みなく、お互いが助け合い、何かあるとみんなで意見を言い合い、工事を遂行。その後も慎重を重ねるチェック。

このやり直し工事をさせるまでの間、私がF林業に対し強固な態度で臨んだ結果(やり直しをしなければ、低額裁判(損害額が60万円以下の簡易裁判)、それ以上の損害になれば、普通の裁判も辞さないことを伝えました。ちょうど同時期、工事中に浅いガス菅を爆発させた事故もあったことも後押し(?))、業者さんたちがF林業からの仕事がこなくなることを恐れた結果であったのか、それとも現場を改めてみて、自分達がした仕事の酷さを反省した結果なのかはわかりませんが、この時ばかりは、彼らは本来あるべきプロらしい仕事をしてくれました。 

この後、すぐ外構業者さんから派遣されてきたのがM親子。 

外構工事を始めたのが、引き渡し後すぐで、そのときの職人さんは40代のIさんという、40代の職人さん。
彼の仕事ぶりはもちろん、人柄も大変好感を持てる方で、彼が途中まで作ってくれた玄関ポーチを壊すことになったことをたいへん申し訳なく思っていたので彼にまた仕事再開をしてほしかったものの、彼と現場監督のスケジュールに合わせると工事が年を超えてしまう―そんな理由もあって、職人さんがチェンジ。 

このMさん親子とて、年も押し迫って仕事は立て込んでいたのに、無理をしていれてくださったよう。(外構業者の現場監督Eさんが我が家の今までのことを話して、Mさん親子のご厚意で引き受けてくださったと思います。) 

このMさん親子のお父様の方は、相当のベテランでしたが、「頑固な職人」のイメージとは別に、大変穏やかで謙虚。お父様とタイプは違うものの、やはりその性格を受け継いだ息子さんと一緒に、Iさん同様丁寧な仕事をしてくださいました。 

彼ら親子がお仕事に来ていただいている間は私にとって癒しの時間でもあり、お仕事を邪魔するおしゃべりをし過ぎて反省することも。 

我が家は、私がほとんど図面を考え、インテリアやエクステリアも私が主導して決めたもの。
まず、大変な思いをしても、流石にこの家を嫌いになることはありませんでした。
小さいけど、居心地と住み心地は予想以上。
(実は家づくりに関心がなかった息子が一番気に入ってくれているかも。) 

しかし、わだかまりがほとんどなくなったのは、それはおそらく排水管等の工事、外構工事を通してだったのだと思います。 

ところで、このMさんのお父様、おしゃべりしている途中、私が発した質問に「・・・だって、自分の家にそんな工事されていたら嫌でしょう。」とおっしゃったことがありました。 

(忘れていましたが、これと同じ言葉を、私がシルバー人材センターの職人のマネジメントをしていたときに、一人の大工さんが同じことを言っていました。彼の仕事では一度も苦情を受けたことがなく、逆に「○○大工さんとお茶を飲みにくてきてください」とお誘いを受けることもあるくらい、顧客の満足度は高かったです。) 

これは、私が先に書いた、「自分の仕事を愛し、現場にも愛情をを注ぐ」ということと同じ意味で、つまり「他者感覚」を持っているということ。 

「良い職人がいなくなった」理由として、まず挙げられるのが、「下請けで安く叩かれるからいい加減な仕事しかしなくなった」「職人のサラリーマン化」ということですが、それ以前に今は、「他者感覚を持った人が少なくなった結果」も大きいのではないか、そんな気がしました。 

追記: 

なお、外構工事の最後のポーチタイル貼リは、別の職人さん。正直に言えば、このタイル職人さんのベテラン枠とはまだ言えず、センスは今一つ。しかし、「自分は仕事が遅くて・・・」といいながら、仕事収めである12月29日の朝早くからも仕事。
ついでに相談したタイルの割り付けも、嫌な顔もせず気持ちよく直してくださいました。 

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「バイオテロに対抗するのはワクチンや抗ウィルス薬」とツイートする村中璃子氏・ビル・ゲイツ氏とバイオウィルス

2019年02月06日 | 福祉・医療

村中璃子氏の1月31日のツイート 

ウイルスはバイオテロの手段や生物兵器になる。それに対抗するのがワクチンや抗ウイルス薬。(後略)
https://twitter.com/rikomrnk/status/1091195364735176704 

昨年6月に、ビル・ゲイツ氏が「生物兵器レベルの疫病の世界的な流行が今後15年以内に発生。」と予告警告しています。 

「次の疫病は遺伝子工学技術を持ったテロリストによってつくられたバイオテロかもしれません」と。 

TOCANA
ビル・ゲイツが戦慄発言「15年以内に犠牲者3000万人のパンデミック発生」! “生物兵器レベル”の疫病が世界的流行の可能性
https://tocana.jp/2018/06/10153000_entry.html 

■“生物兵器”レベルの疫病の世界的な流行が今後15年の間に発生

 春先からはしかの流行が報じられているが、はしかどころでは済まされない“生物兵器”レベルの疫病の世界的な流行が今後15年の間に発生する可能性を、マイクロソフト創業者であるビル・ゲイツ氏が警告している。

 ゲイツ氏によれば、もし1918年のスペインかぜ並のパンデミック(感染拡大)が起これば、半年以内に世界中で3000万人の犠牲者が出ることを試算している。抗生物質の普及などで1918年当時よりも命を落とす人は少なくなるが、感染が拡大するスピードが昔とは比べものにならない早さで進むことが深刻な脅威になっている。 

 今年に入ってからゲイツ氏はドイツ・ミュンヘンで開催されたセキュリティ関連の会議や、マサチューセッツ・メディカル・ソサエティなどが主催した疫病関連の会議などに精力的に参加して意見を表明している。そこで語られるのが疫病のパンデミックに対する危機管理である。

「次の疫病は遺伝子工学技術を持ったテロリストによって作られた合成バージョンの天然痘ウイルスかもしれません。あるいは超絶的な感染力を持った致死性インフルエンザかもしれません」(ビル・ゲイツ氏) 

遺伝子工学技術を研究し、たとえばブラジルなどにジカ蚊を退治するといって、GMモスキートを解き放ったビル・ゲイツ氏。 

結果、ジカ蚊が撲滅されたわけでもなく、逆に妊婦がジカ蚊に刺され、ジカ熱に感染したのが原因だと言われている、小頭症の胎児、子供を出現させただけでした。

(ジカ蚊に刺された妊婦はGMモスキートを放つ前もたくさんいたはずですが、なぜGMモスキートを放った後小頭症の胎児が増えたのでしょうね?) 

蚊の駆除に『安全で環境にやさしいOxitec社のGMモスキート』をブラジルに放った結果は・・・
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/af282f5bc288a29ddd55d49d6facb1d0

彼らは失敗を認めませんが、GMモスキートは失敗。却って疑念まで残してしまいました。 

GMモスキートをばらまくのと、バイオウィルスをばらまくのとでは時限が違う話でしょう。

ただ明らかなことは、ビル・ゲイツが警告するバイオテロがあるとしたら、それはやはりその知識がある人達ではないでしょうか? 

遺伝子工学技術を使ったウィルスのバイオテロを警告している側こそが、その最先端の研究をしているという皮肉。 

彼らはおそらく自分達が「正義」と思っているでしょうが、ワクチン接種が思うように広がらないからといって、「遺伝子工学技術を使ったウィルスをばらまくテロがあるかもしれない」と脅した段階で、彼らは半分テロリストと同様のことをしている―人々に恐怖心を植えつけて目的を果たそうとしている―と言えるのではないか・・・そう思えます。 

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