Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

海外の友人達との意見交換再開

2020年10月26日 | 友人・知人

病院ではスマホしか使えなかったので、私の入院の連絡は家のパソコンで夫や息子から国内外の友人やペンフレンドにしてもらいましたが、息子が送ったメールの送り先にもれがあると気付いたイタリアのペンフレンドがフィンランドのペンフレンドに、アメリカのペンフレンドがフランスのペンフレンド2人とスウェーデンのペンフレンドに、スペインの友人がイタリアの友人に連絡。

私のパソコンに届いたメールは夫と息子がチェックして、入院中彼らのお見舞いや励ましメールはスマホのアドレスに転送してもらって読むことができましたが、英語のメールのやり取りをスマホでする時間も気力もなし。

前々回の記事に書いた通り、左手でキーボードを打つこともリハビリ病院のSTのKさんのおかげで比較的楽にできるようになったので、退院後すぐ彼らとも通信をはじめています。

そのなかで、シェアメールのなかで早速コロナを話題にしてきた友人が一人。2月の時点では、誰よりもコロナウィルスを脅威と捉えていた彼女が今では「コロナウィルスは政治的」とまで言うようにになっていました。

それに対し同調する人、話に加わらない人、元々は同じ意見だったので同調することを期待されるけど、意見が変わって彼女を失望させる人と、ちょっと気まずい空気が。

私は

「うん、私は約4カ月、TVも新聞もパソコンもない状態だったのであまり話せないのだけど、たとえばスペインなどは緊急事態宣言を出す一方、10月20日から自転車レースのブエルタ・ア・エスパーニャが開幕したり(イタリアでジロ・デ・イタリアが開幕して、選手がコロナに感染していたようですね。)、コロナにはご都合主義的なことが少なくないと思っているわ。

私は入院中、リハビリでエンデの「モモ」を音読していました。この本は子どもの頃に読んだけれど内容は覚えていなくて、数年前に図書館で借りたものの、触りを読み直して返してしまったもの。

この本には「組織的時間泥棒の灰色の男たち」が出てくるのだけど、今のコロナにも、「時間泥棒ではない、正義面した灰色の男たち」がいるんじゃないか、と思う。そういうものたちの怪しさを見抜ける存在が必要だわ。」

と、本の話にすり替えて、彼女に同調しました。

ところでスペインの自転車レースの話、スペインの友人によると、

「コロナでロックダウンされていたある人の村に、自転車レースが通ると知らされたときにはロックダウンが解除されていたらしい」とのこと。

また、ある町にこんな皮肉な内容が書かれた看板の写真も送ってきてくれました。

"Give me a box of PCR and tell me where you want a covid outbreak"
(Or where you don't want it if there is a sport competition.)
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キャロリン。様

2020年10月24日 | 

キャロリン。様

本日前回記事にコメントと続けてメッセージをいただきありがとうございました。

リハビリ病院入院中は、ベッドで小さいテーブルに乗ったテレビも無料で観ることができましたが(というか、入院中にテレビの分も含まれている)、テレビが大きすぎて、テーブルで左手だけで食事をする時も不便なので、取っ払ってもらいました。元々テレビはほとんど観ませんので。

(テレビを取り払った患者はもしかしたら私が始めてかもしれません。撤去に協力してくだったRyosukeさんに迷惑をかけたと思います。)

それに加えて、新聞もなし、パソコン、WiFi、外部の人と接触なしで本当に4カ月間は情報について浦島太郎状態。

Inputするものがなかったので、普段話すことのない病院内でスタッフたちや、患者さんたちにいろいろインタビューのようなことをさせてもらってきました。

医療関係の話では、特にリハビリスタッフのなかに、HPVワクチン被害を被害と認めないことに疑問を持つ人やコロナの新しいワクチンを「皆に打たせようとする動き」に警戒する人がみられたことや、スタッフ達に「コロナにかかること自体じゃなくて、病院の初のコロナ感染者になることが怖い」という人達が多かったことが印象的でした。

前2つでは「リハビリスタッフは毎日人間の個人差を感じていることから個体差に敏感な人が多いのか?」と思ったり、最後のものでは「病院スタッフ、雇われ人じゃなかったらコロナは怖くないということ?」と突っ込んで苦笑させたり。

メディアに出る医療業界のノイジー・マイノリティも、サイレント・マジョリティ(静かな大衆)の気づきで変わっていくことを願っています。

キャロリン。さん、大変なのに、ありがとうございました。

ゆかり

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Ryosukeさん-リハビリ病院

2020年10月17日 | 脳出血・リハビリ・他

リハビリ病院から退院して1週間。

当初私は9月半ばに退院することを病院から打診されていましたが、これに疑問を持った介護福祉士のRyosukeさんがや夜勤のさなか、「Yukariさんは家に帰ってなにができる?」と問いかけ。

病院が提示した退院日を覆すことができるか疑問でしたが、彼のおかげで退院時期を少なくとも1カ月延ばすことができました。(病院側も渋々1カ月延期は認める。)

私は右半身や言語に後遺症を残す左脳に脳出血を起こしましたが、元左利きとと外国人と頻繁に英語のメールを交わしていたせいか、失語症にならず、緊張した場合と疲れている時以外は今では言語障害があると気が付くことがないくらいに回復しています。

しかし、8月、9月の時点では言語の部分でまだまだでしたし、車椅子移動がメイン、右手はほとんど役に立たず。

私は他の脳出血の方と比べてすぐ立つことができる、足も多少動くなどと評価は高かったかもしれませんが、「うちの病院に入院すれば3か月でよくなります」と言っていたくせに3か月を待たず、回復の度合いも無視して退院させようとする医師、病院側。

コロナの問題がなければ、患者の家にリハビリスタッフが訪問して自立できるようなアドバイスもすることになっていたのに、それもなく。

周りを見渡せば、私以外にも病院の提示する退院日に戸惑う患者はいたので、たぶんRyouskeさんは私以外のそういう方々へ「患者自身、家族目線」に助言してきたのではないかと思うのです。

退院が1カ月延びても、特にほとんど左手しか使えない私自身や家族のの生活が大変なことは変わりません。

しかし、一か月延びていたからこそ、①左手のパソコン操作も慣れて、海外と国内の友人(情報交換もするネットワーク)に戻れることができた(STのリーダーKさんに特に感謝)、②左手が少しずつ使えるようになってきた(OTのIさんとKoさんに感謝)、③9月下旬に裸足と杖で歩いた時は足首が安定しなかったのに、今はだいぶ足首も安定し、家の中の短い距離の歩行なら簡易型装具なしにできる。(PTのOさんとNさん特に感謝)、のです。

特に足については、8月中旬に9月中旬の退院を打診された時は膝さえ力が入らなかったのですが、今はベッドの前やキッチンのシンクの前でも裸足で踵落とスクワット、足の一本立ち等ができる。

今だから「入院していたら靴を履いたままで装具のリハビリはできるけど、裸足で機能回復を目指すリハビリはできなかった」と思えるけど、9月の退院では、メリットはなしでした。

Ryousukeさんにはこれ以外にも本当に助けられることは多く、実は彼はそのためお咎めをうけそうにもなったり。(彼の上司からお咎めをほのめかされたので、私が彼ほど患者を思う人はいないことを訴えました。上司の方もそれをよくしっているので、考えなおしてくれました。)

リハビリ病院にはもう行くことはないと思いますが、Ryosukeさんは、私の恩人として、そして「医療現場の期待」として、忘れることはないと思います。

コメント (4)
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私信

2020年10月11日 | 脳出血・リハビリ・他

6月おわりから10月、私はあるリハビリ病院にお世話になることになり、週末に退院しました。

私に降りかかった災難は脳出血です。

高齢者や障害のある方を支える仕事に就いていたこともある私が、今回で支援される立場となり、そうした方の中のなかの1人となる―こんなときでさえ「常に人間観察者」「批判者」である癖は変わることなく、大部風変りな患者であったと思います。

しかし、この病院に入院中、この風変りな患者を理解し親身になって援助してくださった介護福祉士の方々(特にRyusukeさんとMr.Bingoの存在は大きかったです。Daisukeさん, Miyokoさん, Kayokoさんにもお世話になりました)がいました。

リハビリの方々や看護師さん、他のスタッフの皆さん素晴らしい方が多かったですが、退院してみて彼らのありがたさを一番に感じています。

本当は入院中に感じたことを書くつもりでいましたが、友人達に連絡をすることでパソコンとゆっくり向かい合いませんので取り合えずお礼まで。

追記:

Wさん

私が発病した2週間後、同じ救急病院に運ばれ、転院したリハビリ病院および病棟も偶然同じだったWさん。

私より若く、働き盛り、まだお子さんもローティーンということで、一時は精神的ダメージのほうが大きかったようです。

もともと泣き虫であると言うあなたは、同室の患者さん、病院スタッフ、私の前でもしょっちゅう涙を流していましたが、しっかりした奥様やお子さんに叱咤激励され(コロナ騒動のため面会できないので、メールや電話)、仕事への復帰を目指してリハビリに励むようになったあなたは別人のようでした。

あなたのリハビリの内容は他の人に比べても過酷に思え同情する反面、リハビリスタッフたちの力の入れようを羨ましく感じたり。

退院する日まではまだ長く思えるかもしれませんが、今は貴重な時間でもあります。

無理をしない程度に頑張ってくださいね。

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ブログにコメントくださった方々へ

2020年10月10日 | 

6月8日からブログの更新をstopしていました。その間頂いたコメントは遅ればせながら表示させていただきますが、時間が過ぎすぎてしまったため、返信コメントは失礼させてください。

コメントくださった方々、申し訳ありません。

今後少しずつブログはアップしますが、内容は個人的内容になります。

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