Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

ビル・ゲイツが中国との原発共同事業模索

2011年12月29日 | 原発・核・311

「中国は危険」と煽っている米政府、そしてそうしたなか、原発を売って大儲けをしようとしているビル・ゲイツ。(ま、中国への原発は、ウェスティングハウスが既に受注してたと思いましたが。)

「人道的なビル・ゲイツのことだから、『エネルギーや環境の大きな事業が、米国と中国の仲を改善されるだろう』と思ってのことだろう。」・・・とはさすがに思えません、ね。本国で買ってくれないし、実験もできるから、海外へ、でしょうか。

そして案外米政府もそれをたよりにしていたりするかもしれません。中国も米国も実は双子のようだったりもします。

それにしても、中国を警戒しながら武器輸出三原則もなし崩し(これは日本の経済界の念願でもあるでしょう)、莫大なお金を米国のF35戦闘機にそそぎこむ日本。バカを見ないようにしてほしいです。

Searchina (2011.12.12)

ビル・ゲイツ氏が中国の原発に関心 中国で提携先を模索

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1212&f=business_1212_199.shtml

 最近、マイクロソフト社の創業者で富豪であるビル・ゲイツ氏が、メリンダ・ゲイツ財団の中国支部のスタッフとともに中国科学技術部を訪れ、同副部長の張来武氏と会見した。ゲイツ氏は記者会見を行い、中国と共同で安全な新型原発の開発について協議したことを明らかにした。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  厦門大学、国家核電技術公司、中国核工業集団公司など原発に携わる多くの人びとがメディアに対し、ビル・ゲイツ氏が中国と原発開発の協議をしていることは秘密ではなく、ゲイツ氏はすでに多くの国内機関と接触していると公言している。

  ビル・ゲイツ氏のかかわる原発事業は、具体的実務をワシントン州にある「テラ・パワー」社が行う。同社は第四世代の原子炉を専門に開発しており、トップクラスの科学者が多数在籍している。ビル・ゲイツ氏が投資する同社は、第四世代の原子炉の開発を目的とし、原子炉開発の理念は、低コストであること、より安全であること、産業廃棄物が少ないこと、の3つだ。

ゲイツ氏の思惑:三つ目の夢の実現

  もともとビル・ゲイツ氏には3つの夢があった。1つはすべての人がパソコンを持ち、ウィンドウズを使うこと。2つ目はエイズや結核、マラリアを撲滅し、すべての人に平等な医療の機会を提供すること。3つ目は貧しい人びとにクリーンで経済的な電力を提供し、エネルギー問題を解決することだ。

  原子力エネルギー事業は、同氏がマイクロソフト社の引退後に創設したメリンダ・ゲイツ財団から始まった。かつてゲイツ氏は、「私はエネルギー分野でもっともポテンシャルがあるのは核エネルギーだと確信する」と述べている。

  匿名を条件に取材に応じた中国の原発研究者は、ビル・ゲイツ氏は中国以外に日本とインドでもパートナーを探していたが、第一のパートナーとして中国を選んだ。それは中国の第三世代原子炉技術が急速に発展しており、またプロジェクトの規模も大きいといった要因があったとの見解を示した。(編集担当:米原裕子)

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Education 3

2011年12月27日 | 教育

2010年1月のブログ

Educationhttp://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20100121

Education 2 http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20100123

の続偏として、以下のコラムを紹介します。

Newsweek (20111222)

『大学教育を否定する、ユニクロ「大学14月採用」の衝撃』

By 池田信夫氏

http://www.newsweekjapan.jp/column/ikeda/2011/12/14.php

毎年、秋になると授業に出てくる学生が減るが、今年は12月になってがっくり減った。就職活動の解禁が12月になったからだ。就活には「学業のさまたげになる」という批判が強いが、これは今に始まったことではない。私が学生のころから「青田買い」批判があり、政府が規制したこともあったが、企業が抜け駆けするため空文化し、その実態に合わせて協定が廃止されると就活が繰り上がる・・・といういたちごっこが繰り返されてきた。

 これはゲーム理論でおなじみの「囚人のジレンマ」で、みんなが協定を守っている場合には自社だけ抜け駆けしていい人材を採ったほうが得だし、みんなが協定を守らないなら自分だけ守ると損をするので、協定を守らないことが合理的になるのだ。これを徹底すると、就職協定を無視して大学1年で採用することが合理的行動になる。

 そういう企業が登場した。「ユニクロ」を経営するファーストリテイリングの柳井正社長は、大学1年で採用する方針を表明した。すでに今年の42日に、内定を出したという。この社員は在学中は店舗でアルバイトをし、卒業と同時に正社員になる予定だが、43日に退学して正社員になったほうがいい。ユニクロの年収は300万円ぐらいなので、4年間で1200万円になる。大学の授業料は私立だと3年分で400万円以上になるから、大学を中退して就職すれば、合計1600万円以上も得になる。

 こういう雇用慣行は、昔はあった。外交官には大卒の資格が必要なかったので、外交官試験に在学中に合格した学生は中退するのが普通で、外務省では「大学中退」がエリートだった(今は外交官試験が廃止されたので普通の公務員と同じ)。しかし、これは役所が「大学で4年間勉強しても社会では役に立たない」と考えていることになる。それなら高校生は、なぜ多大なエネルギーをかけて受験勉強するのだろうか?

 それは大学がシグナリングの機能をもっているからだ。企業が労働者を採用するとき、誰の能力が高いかを判別することはむずかしい。面接しても誰もが「私は能力がある」とアピールするので、優劣がつけにくい。こういうとき多くの人が合格に多大な労力をかけ、点数で序列がはっきりしている入学試験があれば、卒業した大学を見るだけで学力試験をしなくてもいい。

 つまり学歴は「私は**大学の入学試験に合格できる能力がある」というシグナルを出しているだけで、4年間の勉強は企業にほとんど評価されていないのだ。世界銀行などの調査でも、経済成長に教育のもたらす効果は統計的に有意ではなく、特に大学教育はほとんど寄与していない。しかし大学に進学することによって生涯賃金は上がり、高卒との収益率の差は拡大している。これは学歴のシグナリング機能によって、いい職につけるからだ。

 だから大学は第一義的にはシグナリングの装置であり、大学進学は私的には収益率が高いが社会的には浪費だ、というのが多くの実証研究の結果である。もちろん高度な技術を身につける場としては意味があるが、そういう学生は理科系の一部である。一般教養を学ぶ場も必要だが、それは社会に出てからでも身につく。

 特に日本の企業は、文科系の大学で何を勉強したかは問わず、専門とは無関係の部署に配属して社内教育で人材を育成する。長期雇用でいろいろな仕事をさせるためには、大学の専門なんか意味がなく「コミュニケーション能力」や「バイタリティ」があればいいのだ。もちろん元気だけよくても頭が悪いと使い物にならないので、それは学歴が重要なシグナルになる。

 だから大学1年の4月に採用するユニクロは「日本の大学にはシグナリング装置としての意味はあるが、教育機関としては意味がない」と宣告しているのであり、残念ながらそれは正しいのだ。形骸化した就職協定なんかやめて企業が自由に採用し、「大卒採用」をやめて「大学合格」を入社の条件にすれば、就活は大学1年に繰り上がり、採用が内定した優秀な学生から中退するようになるだろう。そのとき大学教育の内容が本当に問われる。

ユニクロの柳井社長のアイディアやチャレンジ精神には感心させられることも多いですが、この大学シグナリング装置のロジックには付いていけません。

そして、池田信夫氏の意見は、ほとんど私の意見と対極にありますが、今回のコラムは「反対か反対でないか」という以前の問題。

柳井社長は何故“大学受験のふるい(学力だけのふるい。まあ、根性のバロメーターにもなりはするでしょうが。)”にこだわるのでしょうか。

「大学を中退して仕事」というのは池田氏の意見にすぎないのでしょうが、大学を中途退学して仕事をすることを柳井氏も望んでいるのでしょうか。

苦労して一流大学に入っても就職が難しい時代の学生の不安を利用して、学ぶ機会を奪ってしまうような経営者がもてはやされるようになるとしたら、世も末です。

高卒者に就職の門出を開き、社内で教育をしていた時代は健全でしたね。

参考:

The Asia Pacific Journal: Japan Focus

Youth Employment in Japan’s Economic Recovery: ‘Freeters’ and ‘NEETs’”

By Kosugi Reiko

http://www.japanfocus.org/-Kosugi-Reiko/2022

抜粋:

In Japan, however, a system in which companies trained young employees remained intact, and this shielded Japanese youth with secondary and higher education from unemployment during a period of industrial transition. In the 1990s recession, however, firms began to restrict this training and became more selective in hiring new graduates. As a result, the number of youth failing in the school-to-work transition increased sharply, and it is they who comprise the population of unemployed, freeters, and NEETs. In short, youth lacking specialized education and drop-outs (from high schools and colleges) bear the brunt of employment problems in the transition.

In fact, the number of positions available for prospective high school graduates declined sharply, and at the beginning of the 1990s it dropped to one eighth of previous levels, while on the contrary, the number of positions available for prospective university graduates, even at its worst, only dropped by one half. At present, the latter has recovered to levels comparable to those of the first half of the 1990s. The demand for workers with lower educational backgrounds, however, has remained low.

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レイモンド・フォスディック氏の手紙

2011年12月25日 | 人物

メリー・クリスマス!

さて、本日の東京新聞に、終戦直後、レイモンド・フォスディックという米国の要人が書いた書簡が紹介されていました。

東京新聞(20121225日)

米ロックフェラー財団会長 原爆投下直後、悔悟の手紙

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011122590071644.html

広島と長崎に原爆が落とされて間もない1945(昭和20)年8月末、世界で最も影響力のある慈善事業団体とされる米ロックフェラー財団の会長で、国際連盟創設期に事務次長を務めたレイモンド・フォスディックが送った原爆投下を批判する手紙が見つかった。米国内で投下を正当化する論調が圧倒的な中、米国が無差別大量殺りく兵器を使ったことを厳しく批判し、苦しい胸の内を吐露する異例の内容となっている。

 手紙は財団の自然科学部長だったウォーレン・ウィーバー宛てで、ウィーバーの文書を調べていた拓殖大の日野川静枝教授が今夏、米ニューヨークの同財団資料館で見つけた。

 フォスディックは、四五年八月十四日付のウィーバーの手紙に同月二十九日付で返信。ウィーバーが「原爆投下を道徳的に批判するのは愚かで、無駄なことだ。二つの爆弾が落とされ、戦争に勝ったことで、多数の米国人の命を救い、たぶん日本人の命も救った」と記したことに戸惑いながら、反論した。

 米国は戦時中、ドイツが原爆開発を進めているとの情報を受け、対抗上、原爆開発を急いだ。フォスディックは、事情を認めた上で、(1)米国が開発に成功した時、ドイツは降伏していた(2)米国は日本が原爆を持っていないと知っていた-と指摘。米国には原爆を投下する必要はなく、「無差別の殺りくに『認証済み』のシールを貼った」「戦争に勝利するための未来のあらゆる兵器にお墨付きを与えた」と厳しく批判した。

 さらに、将来の核戦争を予測。米国人が同様の爆撃の被害者となる可能性に言及。「私たちの手は、きれいではない」「私は良心の呵責(かしゃく)に苦しんでいる」と煩悶(はんもん)していた。

 フォスディックはその後、同年の財団の年報で「原爆」の項を設け、財団が原爆開発を主導したロバート・オッペンハイマーら核物理学の研究者に研究資金を援助していたことを明かした。一方で、援助当時は原爆につながるとは知らなかったと弁明した。

 さらに、科学は人類の幸福に役立つが戦争にも使われると指摘。「戦時中は、科学は破壊的な結末にねじ曲げられる」として、一刻も早く戦争を止めねばならないと訴えた。

 文書を見つけた日野川教授は「原爆投下について、このように率直な心情を吐露した手紙は初めて見た。一人の人間としての気持ちが表れており、救われるような気がする。こうした人がいたことを多くの人に知ってほしい」と話している。

<レイモンド・フォスディック> 1883年、米ニューヨーク州バファロー生まれ。1910年にニューヨーク市出納局長に任命され、汚職の一掃に努めた。第1次世界大戦終結時のパリ講和会議で米陸軍省の特別代表。国際連盟創設期に事務次長となる。36年、石油王のジョン・ロックフェラーが創設した世界有数の非政府組織(NGO)ロックフェラー財団の会長に選ばれ、48年まで在職。72年に89歳で死去。

原爆に限らず、現在もいたるところで、フォスディック氏のような視点を持って物を見つめ、分析できる要人もたくさんいるはずなのですが、彼らのほとんどが注目を浴びず、評価もされず。彼らにスポットが当たるのは、何かことが起こってからだったり、半世紀以上経ってからなのは何故でしょう。(米国の場合は50年後に記録が公開されたりするからでもあると思いますが・・・。)

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超えられない壁を超えるには

2011年12月22日 | 雑感

JBpressWedge Infinityは、私が毎朝チェックしているサイトですが、今回、JBpress編集長の川嶋諭氏、Wedge Infinity編集長の大江紀洋氏の対談が、JBpressに載っていました。

川嶋氏が言う「叩くと相手が結束」「太陽政策云々」、大江氏の言う「意見の対立だけでは前進ができない」との意見は、私も同感です。

(メディアとしての主張ではないですが、元東電社員の木村俊雄さん(ブログカテゴリー『人物』参照)、住友金属やアサヒビール等々(ブログカテゴリー『CSR』参照)は、本当の前進に向けての主張をしているのでしょう。)

JBpress 20111222

『原発、増税、TPP...日本的妥協は最悪の選択

北風と太陽、メディアはどちらの方法をとるべきか』

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/33510

抜粋:

川嶋 今年は311日の東日本大震災、そして原子力発電所の事故、ユーロ危機、北朝鮮では金正日総書記の死去と、大変な年でしたが、振り返ってみていかがですか。

大江 うちの雑誌としてはやはり原発問題でしょうか。割と早い段階で原発推進を表明したので、読者の方からの批判も多くいただきました。

川嶋 産業界や大手のメディアは推進派が多いですよね。

大江 財界寄りだとか、いろいろなことを書かれました。

川嶋 私たちJBpressは脱原発が基本的スタンスで、逆に推進派からの厳しい批判を受けました。この問題は国を二分する大きな争点になりましたね。ところで、WEDGEはなぜ原発推進なのか教えていただけますか。

大江 脱化石のためには原発は要るだろうというのが我々の考え方です。原発が新エネルギーの妨げになっているという議論はありますが、新エネの未熟さの方が圧倒的な問題じゃないのかと。

 世界全体でみれば、人口は増え続け、原子力抜きのエネルギー安全保障は考えられない。そこで日本が脱原発という選択をして本当にいいのかと。

川嶋 減原発か脱原発か、私の中では原発を徐々に減らしていくという方法はありだと思っていたんですけど、次第にそれは意味がないんじゃないかと思うようになってきました。

 というのも、将来原発をやらないということであれば原発産業は成り立たなくなる。将来なくなるものに対して人間は力を入れないですよね。

 それならば一気にやめちゃって新しいもの、太陽熱や風力、あるいは地熱に切り替えた方が、新しい産業が育つという意味ではいいんじゃないかと。目標が定まれば、日本人はものすごい力を発揮する。いまは新エネルギーが未熟だとしても、必ず世界一の効率化、低コスト化を実現すると思います。

大江 いまは減原発が社会的な合意点になりつつありますが、それは一番危険だと思います。40年経ったらなくなるものに誰が本気で向き合うのか。

 どういう判断をしても50何基分の廃棄物はあるわけで、地層処分の考え方にもよりますが、今後数百年単位の核廃棄物ビジネスは確定しています。これは好むと好まざるとにかかわらず、やらなければいけない仕事です。

 それだけ長い期間つき合っていかなければならないのに、技術者を失っていいのか。人類全体のエネルギーの確保、技術立国としての日本の立ち位置、原子力発電の将来発展性、廃棄物管理の必要性、と考えていくと、やはりやるべきだという考え方になると思います。

川嶋 産業的に考えると私もそうだと思います。やるなら徹底的にやる、やめるならキッパリとやめる。中途半端に日本的な妥協の産物になると大変なことになる。

 ちなみに先日、下北半島の六ヶ所村に行って驚いたんですが、新興住宅地ができていて、すごく人が増えているんです。「あれ数カ月前に来た時にはなかったカフェができている」と、よく六ヶ所村に足を運ぶ人は驚いていました。

 ここはエネルギー特区なので風力などの新しい実験が行われているということもあるのですが、原発はなくなっても放射性廃棄物はなくならないので、その処分場・貯蔵施設の場所として有力だと見込まれて人が住み始めているようです。

 いずれにしろ、こうやって対立する議論を1つのテーブルに載せてみると、一番取ってはならない策、中途半端な妥協点の危険性が見えてきますね。

(中略)

川嶋 既得権益を叩くのはすごく必要だと思うんですけれど、TPP(環太平洋経済協力協定)の問題でも日本医師会のようなところに矛先を向ければ向けるほど、彼らの結束が高まる。

 ですから最近は「北風と太陽」じゃないけれども、「太陽政策」を取っていかなければいけないのかなと。成功例を積極的に紹介したり、新しくて良い取り組みをプッシュするようなコンテンツを作っていかないと、本当の意味で日本は変わらないのではないかと思い始めています。

大江 それは同感です。震災以降、あらゆるテーマで意見が二分していて、対立が先鋭化する感じです。たぶんみんな分かっているんだけど、越えられない壁のようなものをお互いにつくりだしてしまう。

 TPPも増税も社会保障も原発も、相手をつぶしにかかるようなことでは壁を越えられない。お互いが完全に納得するのは難しいのかもしれないが、未来を直視すればいま何をしなければいけないかという冷静な議論をして、決断していかなければいけない。

 だから原発推進についても中身は極めて冷静に、書き方やトーンを激しくしないように気を配りました。なぜそういう結論になるのか、立場が違う人が読んでも、そういう考え方もあるねと納得できるようなものにしたつもりです。

(後略)

※全体はリンクからどうぞ。JBpressに登録していない場合、記事が読める期間が限られていますので、お早めに。

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アサヒビールのCSR

2011年12月20日 | CSR(企業の社会的責任)

アサヒビールさんのCSRです。

産経新聞 (201112201742分配信)

『西宮工場の余剰電力、関電に売却 アサヒビールが自家発電増』

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111220-00000579-san-bus_all

[節電の冬]アサヒビールは20日、西宮工場(兵庫県西宮市)の自家発電設備で生まれた余剰電力を関西電力に売る契約を結んだと発表した。来年1~3月の3カ月間、一般家庭約7千世帯分(約630万キロワット時)の電力を売る。

 同社西宮工場の自家発電はガス式のコージェネレーション(熱電併給)設備で、発電能力は約6500キロワット。通常、工場全体の使用電力の7割程度をまかなっているが、関電からの要請を受けて操業度を高め、同工場の使用電力のほぼすべてをコージェネで作り出したうえで、余剰電力を関電に売ることにした。

 1~3月は気温が下がり、関電供給エリア全体では電力需要の増加が見込まれる。しかし、ビール工場では、最需要期の夏場より電力使用量が下がることから関電への電力売却が可能になった。同社は、吹田工場(大阪府吹田市)の自家発電設備についても、関電に余剰電力が発生すると提案したが、関電側から「当面、西宮工場の余剰電力だけで大丈夫」と説明されたという。契約金額は非公表。

 アサヒビールは今夏の節電期間中、西宮工場の見学を休日のみに限定していたが、冬場は電力使用量がそれほど多くないことから、平日も受け付ける。

アサヒビールが吹田工場の余剰電力について打診をしたのを断わっている関西電力。

これで、「原発がないと電気は供給できない」とは言えないですね。

しかし、アサヒビールさんの場合は冬場の供給が減るので電力を売ることができますが、この反対に、夏場の電力が余るところってないでしょうか。

まあ、他のビール会社などもアサヒビールさんに続くと良いですね。

(キリンは三菱系だからどうかな。)

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ロナルド・ドーア氏の最後の『時代を読む』

2011年12月19日 | R.Dore

昨日で、毎月第三日曜日の私の楽しみが一つ減ってしまいました。

その楽しみとは、東京新聞のロナルド・ドーア氏のコラムの連載。

私がドーア氏とコンタクトをとるきっかけとなったのが、20052月。上海沖ガス田のことを書いた彼のコラムに対し私が感想を送り、そして思いもかけずドーア氏からお返事をいただき、その後小泉政権の批判やらなにやら、日本の社会情勢などについてのメールのやり取り。

『時代を読む』は東京新聞のWeb版にないので、当時同じように連載していた米国のジェラルド・カーティス氏のコラムも自分の感想と一緒に、ドーア氏に送っていたりもしました。(それをドーア氏はカーティス氏に一度転送してくださり、カーティス氏から短いコメントを間接的に貰ったりしました。)

これからもメールで通信、来年3月には彼のイタリアのご自宅に3度目の訪問をしますが、それでも、とても残念な気持ちになっています。

以下、最後のロナルド・ドーア氏の『時代を読む』をどうぞ。

(正直に言うと、私はハンティントンが『文明の衝突』で中国と日本を分けた理由を、ドーア氏のように深読みしていませんが・・・。)

東京新聞 (20111218日)

時代を読む『「脱儒教圏」20年先の問題』

私のジャーナリスト的な活動歴は1956年に始まった。戦時下の日本で軍部などに追われて中国へ渡り、戦後に帰国した日本共産党初代議長の野坂参三氏をインタビューし、英国の高級週刊誌に書いたときだった。思えば、こうして最後のこのコラムを書くまで激動の半世紀だった。

最初の幾年か分のコラムが出版されていたので、それを取り出してみると、東京新聞(中日新聞)の「時代を読む」を最初に書かせてもらったのは19897月だった。ベルリンの壁が崩壊し、日本のバブルが終わった頃で、民主党の小沢一郎元代表が安定保守政権を攪乱し、伝統的な日本型経営が資本至上主義の米国型経営に座を譲る前の話であった。

その最初のコラムは「『脱儒教圏』パワー」。私が10年ぶりに訪韓して、その発展の勢いに驚嘆していたことや、米国の大学で教えている韓国生まれの経済学者と飛行機で隣り合わせてした四方山話を書いた。彼が日本の占領下に教育を受けた「国民学校」での日本人教師の「超精神主義」の笑い話や、将来の展望などだ。

コラムはこう続く。「現在の地球の戦略的軸は、米ソ対立・自由社会対共産圏のそれである。ところが、日本は自由世界の一員でありながら、文化的違和感のせいか、しっくりしないところがある。また米中和解以後、中国の立場は非常に流動的となった。

『同文同種』という言葉は無意味ではないかもしれない。山本七平の『論語の読み方』が売れる日本だし、顔かたちが似たもの同士の親近感もある。21世紀になって、米ソ対立に代わって儒教文化圏対地中海文化圏・東アジア対欧米諸国が地球の将来の戦略的軸になるのではなかろうか」

米国の政治学者サミュエル・P・ハンティントンの著書「文明の衝突」が出版される以前の話だが、ハンティントンは米国防総省の顧問として、もちろん仮想敵国・中国の文化と同盟国・日本の文化とを全然別のものとしている。その一方で、インドネシアとアラブ諸国を「イスラム文化」と一緒くたにしながらだ。

機中で、先の経済学者に「脱儒教圏の国のブロック化は歴史の流れだろうか?」と聞いたら、随分前に米国市民となった彼は、「そうせざるほど、われわれはばかではないでしょう」と笑った。

それから4年後、コラムをまとめて出版する際には、米中関係はすでに緊張があらわになっていた。このため、「中国の対米貿易の黒字の成長率を見れば、中国との貿易摩擦が4,5年先には日米摩擦を凌ぐだろう」と加筆した。

あの経済学者はまだ、「そうさせるほどばかではないでしょう」と自信を持って言っているのだろうか。疑いもなくそう信じているのは、日本の政治経済学者らエリートの8割程度であろう。

東独のエリートも89年までは、旧ソ連率いるワルシャワ同盟が永遠のものだと思っていただろう。しかし、国民感情が動いた時、旧ソ連の対米国力(ソフトもハードも)があまりに衰えていて、武力でさらに同盟を固めようというのは望みなしと分かり、「負けた」と手を上げた。

20年前の話をしたが、20年先の問題は二つだ。①日本にも同じ国民感情の移り代わがあるか②米国には、日米安保体制を基にして、中国に対抗する力があるかどうか-であろう。

では読者の皆さん、さようなら。日本の288万人の失業者と競争して再就職活動を始めるので、運よくどこかで会えるかもしれない。

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eクーポン騒動

2011年12月16日 | 生活・日常

来年3月の旅行の件で、「まだ早いものの、春休みでもあるし、値段が上がる前に航空券を購入しなければ・・」と思いながら、チケット3人分(私、息子、息子の友人)を予約していたところ、予約先のANAから電話が入り、このうちのフランクフルト→フィレンツェ便の運行会社のルフトハンザがこの便の購入期限を今月の17日で締め切ってしまうので、新規予約もできない、という説明を受け、慌てて予約チケットの購入手続きをすることになりました(息子の友人のチケットの購入期限が短い為、それに合わせて15)。※後日、これは係員の対応間違いで、予約し直しはできるということがわかる。

この購入には、マイルが溜まっていたため、これをeクーポンに振り替えて(インターネット購入のチケット代に充当できるクーポン。振り替えてから約1年間だけ有効)、私のチケット決済の一部をそれで支払おうとしたのですが、何故かこのeクーポンが使えません。

昨年の春のパリ旅行決済には問題なかったと思うけどなんでだろう、と不審に思いながらANAのホームページで理由を探してみると、「e-クーポンは、他の航空会社の便が含まれているものの支払いには利用できない」ということが書かれているのを発見しました。

「えー、来年の3月からしばらくは海外旅行にいかないだろうし、このクーポン捨てるようじゃない!」と怒りながらも、仕方なしに私の分もeクーポンを含まない全額でクレジットカード決済。

決済後に、もう一度マイレージクラブのなかのeクーポン交換画面を開いてみると、やはりeクーポンが他の航空会社の便が含まれる場合は使えないことは書いてありません。

ただし、よく見ると、「eクーポンが使えない場合がある」としてリンクが張ってあるのに気が付きました。

しかし、本来、こうした利用制限は説明箇所にしっかり書くべきではないのか-そう思って、ANAにメールをして、「今回の決済は全額クレジットカードにしましたが、eクーポンは元のマイレージ口座に戻して欲しい」「ホームページでのeクーポンの交換のページに、しっかりこうした利用制限を書かないと、購入する段になって気が付く人がいるはず」と訴えたところ、ANAから、eクーポンのマイレージ口座返却(特例措置)と、ホームページの改正を検討をしてくださる、という内容の丁寧なメールをもらいました。

今回はたまたま親切で熱心な担当者にあたったのか、それともその人が私の怒りに恐れおののいたのかはわかりませんが、まあ「ダメモト」でも、やはり不条理と思われることは、筋道を立てて訴えるべきものだと改めて感じました。

そしてなんであれ面倒くさがって説明文さえさっと読んで済ませてしまうこと、これも気をつけて、きちんとリンクも開いて確認するくらいはしなければならない、と反省しました。

今回のケースは、本当のところは、私だけでなく、今までも何度もそういった苦情を言う人がいるがいるから対応が早かったのかもしれません。

が、いつも同じように行くとは限りません。

「返却されたマイレージを、その次の旅行が決まったときに再度eクーポンに変えて使わせていただいきます。次回は他社便がないように気をつけます。」

ANAの担当者宛のメールに、お礼に添えてこんなことも付け加えて送りました。

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ユネスコにパレスチナの旗

2011年12月14日 | 海外ニュース・できごと

今日は、ユネスコにパレスチナの旗が揚げられました。 

毎日新聞(20111214日)

ユネスコ:本部にパレスチナの旗 「国家」扱い

http://mainichi.jp/select/world/news/20111214ddm007030075000c.html

[パリ宮川裕章] パリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部は13日、新たに正式加盟したパレスチナの旗の掲揚式典を開催した。パレスチナは10月の総会で加盟承認された。国際的には「国家」と認められていないが、これまでのオブザーバー資格から格上げされ、195番目の「加盟国」の地位を得た。式典に出席したパレスチナ自治政府のアッバス議長は「素晴らしい日だ」と喜びを表明した。

 パレスチナはイスラエル占領下のヨルダン川西岸にある聖誕教会(ベツレヘム)など歴史・自然遺産の保護のため、世界遺産登録を目指す。また、登録により「主権」を明確にし、現在申請中の国連本体への国家としての加盟の実現につなげたい考えだが、安保理での審議は難航している。

これについて、友人と話をしていましたが、彼は私と違ってこのユネスコがパレスチナ加入を認めたことを「時期尚早」とし、

「イスラエルとパレスチナの間の在り方を多数決で(それもそのメンバーの多くが、いずれかにシンパシーは持っていても、歴史や背景を必ずしも共有出来ていない中で)決めてしまう、というのは、時に不当なものとなりかねないと思う。

入植地も場所によるけど、元来人がまともに住んだり何か出来るような場所ではなかったところをユダヤ人が入植して水を引き、耕作地を開墾したんだ。それをパレスチナはロケット攻撃。そしてイスラエル側もパレスチナ人の強制排除、住宅破壊、さらには暴行、殺傷を今でも行っている。

そうしたことが何世代にもわたって行われているのだから、これはもう連鎖反応で、どちらが改心しなければいけないとか、そういう問題ではないと思う。それに多数決で決められるようなことでもなかろうと思うけど。」

というようなことをつぶやきました。

私はこれに対し、

「民主主義においての多数決の暴力(少数派に対する切捨て)-これは問題ですが、ことパレスチナに関しては、逆に国連加入などでアメリカが拒否権をちらつかせる方が問題があると思います。

(アメリカがもし国連で拒否権を使うことななれば、中東の信頼を益々失う。今回のユネスコでは拠出金を止めることになり、結果ユネスコでの発言権も縮小。アメリカも頭が痛いところですけど。)

イスラエルのユダヤ人のなかでも、「パレスチナに対して自国が公平でない」と思う人たちもいますね。

ガザ・西岸などは今も荒地で、ユダヤ人が開墾して住みやすくしている土地を、パレスチナ人が占領しているわけではないですよね。

確かパレスチナの土地にはセメント類が手に入らないように(建物さえまともに建てる権利さえ剥奪)、イスラエル政府はしていると思いますが。」

と答えましたが、それでも友人が何を言わんとしているのかは分ります。

ユネスコ加入しても、争いは終わらない・・・ということが。

「何はともあれ、国も人間も、相手の痛みが分らない限りは、平和にならないでしょうね。

近隣国(人間の場合は友人、近所と、)背を向けて強がっている間は、穏やかにならない。それはイスラエルに限らずだけど・・。

(ロシアはもドイツという仲介役(まあ良いのか悪いのか、シュレーダー元首相は大分西側とのパイプつくりに貢献しましたね。)がいたおかげで、若干軟化したのでしょう。)」

私たちがイスラエルとパレスチナの代理戦争やユネスコ加入の是非を話していても仕方がないので、上の言葉で締めくくりました。

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海外個人旅行を楽しみましょう

2011年12月11日 | 旅行

来年の3月のフランクフルトとフィレンツェ旅行のアレンジがやっと完了しそうです。

この旅行は当初トモエさんと2人で出かける予定でしたが、春休みということもあり、大学生の息子と息子の友人R君がjoinすることになりました。

トモエさんは仕事やイべントとせわしないので、私がスケジュールを組みたて、ホテル等の予約。

「この旅行が初めての海外旅行となるR君、そして高校の修学旅行でオーストラリアに行ったことがあるものの欧州は始めての息子のために、安全かつ普段のツアーでは味わえない経験をさせてあげよう・・・でも予算は抑えなければならないし・・・」といろいろ考えて行き場所を決めホテルを決めたり、飛行機をどれを使うか考えたりと、まあこんなことで時間を費やし。

そしてやっとホテルの予約も済ませると、トモエさんが、「やはり絵を描きたいから、フィレンツェ以外の村に行きたい」と言い出して、ホテルの予約をしなおし。(結果、フィレンツェは部分的に彼女だけ別行動。)

まあ、ホテル変えはなるべくしないで一箇所を拠点に動くのがお決まりの私と違い、毎日ホテルチェンジをしても行く先々の小さな宿に泊まりたい彼女、若い頃にバックパック旅行を経験しているのでその熱が再発しまったようでした。

そうした彼女と対照的なのが、R君とうちの息子。

「何がしたい。何処が見たいの?」と聞いてみるものの、「初めて行くところだから、何が良いのかわからない」とR君は言い、息子などは、「行先を決めてから教えてくれれば良い。言葉も通じないところに、おっぽり出す気?」と、2人とも覇気がないし、加えて息子は情けない。

「ヤツラは本当に行きたいのかしら?」とR君のお母さんに愚痴れば、「うちのRは関心がないふりをしているけど、もう海外旅行ができるというだけで浮き浮きしていると思う。自分の部屋で、いろいろネット検索しているのじゃないかしら。」と言う答え。

うちの息子は・・・たとえガイドブックを置いておこうと、私がインターネットで検索していようが、まったく見もしません。

こんな息子達に海外旅行に行かせるのは、「なんだかもったいない」と思いながら、そこは、彼らを目覚めさせたいので、「旅行、今ならまだ止められるよ」とは口元に出掛かるものの言えずに今に至ってしまいました。(ま、R君も息子も来年成人式。晴れ着が必要出ない分、旅費はお祝いとして出してあげるということで。)

さて、今回の旅行ですが、日本語堪能な英国人社会学者のD氏の3度目の再訪(他の3人は始めての訪問)と、これはまだ確約はできないものの、ドイツとイタリアの私の友人達(英語)とも会うことも予定しています。

それを知っていて、「一緒に行く」といったR君も息子も、まあこれをきっかけに、第二のトモエさんや私になる可能性もあるかもしれません。

期待しましょう。

参考:

私の旅行の組み立て方と個人旅行組み立てのヒント。

①私の場合は、基本的にはマイレージを貯めている日本の航空会社を使用しています。

(先月、友人Hと会ったときに、「フィレンツェに行くんだったら、ドバイから行けば。」「韓国経由も良いよ。」と言われたものの、なんだかこの辺は国粋主義者になってしまう。)

私はそのうち基本的にはANAを利用することがほとんどですが、一度、この航空会社のホームページを覗いてみてください。

ANA国際線

http://www.ana.co.jp/asw/index.jsp?type=i

JAL国際線

http://www.jal.co.jp/inter/

ここを検索すれば、航空運賃とサーチャージ、税金を含んだ金額がわかります。

② ホテル予約は直接ホテルに予約をいれたり、booking.comなどの予約サイトを使ったこともありますが、日本で支払いができるアップルワールドを使う場合が多いです。

アップルワールド以外にももちろん、大手旅行会社や航空会社、国の内外、大小様々なホテル等の手配会社のサイトがあります。

試しに泊まりたいホテル名をインターネットで検索してみると、エキスペディア、トリップアドバイザー、ほか日本のサイトがたくさんでてきます。

(一括して調べるには、travel”も良いかも。)

③今回は、私の場合はドイツとイタリア国鉄を使いますが、日本語で「○○国鉄」と検索しても、きちんとTrenitalia(イタリア国鉄)のサイトや、DB(ドイツ鉄道)、SNCF(フランス国鉄)のホームページがでてきます。大抵は英語も指定できますので、地名をいれて、電車の乗り継ぎや時刻表、料金を調べてみるのも面白いと思います。

と、書いてみましたが、「個人旅行を組み立てるのは不安」と言う人は、飛行機だけ自分で予約をして、ホテルや電車のチケット(たくさん旅行をしたい人は、お徳なレールパスもあります。)を使ったり、逆にホテルの予約は自分でして、飛行機は旅行社に頼む、と言うのでも良いでしょう。何かと相談に乗ってくれます。

昔は「フリー・パッケージ・ツアー」といえど、大抵は航空券とホテルの手配と同時に空港からホテル移動とチェックインを現地係り員がしてくれるものがほとんどでした。(その分、デューティフリーショップに立ち寄るパターン)

今の「フリー・パッケージ・ツアー」のほとんどは、航空券とホテルだけしか用意されないものばかり。

安いツアーだと、飛行機が乗継便や早朝便・深夜便、ホテルも中心地から離れたグレードの低いホテル、そして燃料サーチャージ、税金が別料金で表示されているものもあります。

(もちろん、学生向けキャンペーンではそれなりにお得なものもあります。)

同じ値段で、飛行機直行便を使え、ホテルも4つ星クラスで自分の好みのものを選べたりする個人旅行。

多少の英語が分かる人なら、トライしてみてはいかがでしょうか。

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ぐうたらさんのコメントートンネル工事も・・・

2011年12月10日 | 社会(歴史・都市計画含む)

先日、4月14日のブログ『菊地洋一氏(元原発技師が語る)福島原発の建築現場』

http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20110414

にぐうたらさんという方から、以下のコメントを頂きました。

私は若い頃高速道路の現場で管理監督官を1年間やりました。道路構造物が図面どおり施工が行われているかの検査が主な仕事です。

高速道路をコンクリートのトンネルで横断するボックスカルバートの施工では壁のコンクリート型枠の厚さが図面よりも薄い場合がしばしば有って施主の公団に報告しましたが、工期が迫っているので「目を瞑るように」と指示されることがよく有りました。

施工が余りにひどいときは雨が降る晩にシートを被せてボックスカルバートを破壊し撤去しました。雨が降る晩にやったのは付近の住民に知られないようにというもくろみからです。請負監督官の私達にも知らされませんでした。

ぐうたらさんのような経験をし、福島原発の事故のニュースと重ね合わせて苦い思いをしている人は日本中たくさんいることでしょう。

108日の『『最後の砦』を知りつつ何もできなかった無念さ』

http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20111008

に書いた人々と重なります。

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ウシ・オーバーマイヤーと“満たされた人生”

2011年12月08日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

日本未公開の映画ですが、『愛の涯、私は風になった(原題:Das wilde Leben』という2007年のドイツ映画があります。

Allcinemaより:

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=330743 )

これは、日本ではあまり知られていませんが(私もこの映画で初めて知りました)、ウシ・オーバーマイヤーという、元モデルで、60年代の左翼運動のミューズとされた女性の半生を描いた映画です。

オーバーマイヤーは、10代で親に反発し家出、たまたま拾ってくれたのが、60年代の左翼団体Kommune1という組織(ヒッピー的な団体)。

オーバーマイヤー本人は思想的上や運動には興味が会ったとは思えないのですがここにいつき、彼女はこの団体運動も手伝ったりしながらも、モデルとして注目を浴び有名に。やがてローリングストーンズのメンバーを振り回すまでにもなっていきます。

しかし、名声を得ようとも、お金を得ようとも、彼女はそれに固執しません。

ローリングストーンズのメンバーとも別れた彼女は、結果的に一人の男性と一緒に世界各地を車で旅行します。そして彼の子を授かるものの流産。

この男性にも固執していないように見えたオーバーマイヤーは、メキシコにいるとき、バイク事故でこの男性を失い、始めて動揺します。

(ウシ・オーバーマイヤーのウィキペディア(英語):

http://en.wikipedia.org/wiki/Uschi_Obermaier

この映画を観た話をしたあとに、ドイツのトーマスさんもこの映画のビデオを直ぐ借りてみてくれて、メールのやり取りをしていました。以下、私が彼に書いたものです。

“ウシ・オーバーマイヤーの映画にについてあなたは、「この映画が一番言いたいことは、『満たされた人生とは何か?』ってことだろう。「君はどう生きたいか?」「君は自分が思うように生きているかい?」って。残念ながら、僕はYesって答えられないけど」と言いました。

あなたは、オーバーマイヤーの生き方についてどう思います?

若いオーバーマイヤーは、お金にも名声を得たのにも関わらず、そんなものを別にあってもなくても構わなかった、そして彼女は(人からも思想的にも)束縛を嫌い、自分の好きなように生きたがり、事実そうしていました。

でも自分が思いのままの人生を送っても、彼女がそれに満足していたようには受け取れないですね。

彼女が『幸せ』を意識したのは、きっと恋人が死んだ時-「自分は彼と一緒にいられて幸せだった」と気付いたとき。そして、その時もう二度と彼やその生活が戻らないことに気が付いたのでしょう。

もし、オーバーマイヤーが、目指すものや、(宗教に限らず人でも思想でもなんでも)信じるものを持っていたなら、彼女は幸せだったでしょうね。トーマス、あなたはオーバーマイヤーより幸せだと思います。

(メールの英語はお馴染みのGlobishなので間違いも多いですが、原文も貼り付けます。

Das wilde Leben" and Uschi Obermeier- you said” So most important question of this film was: what is a fulfilled live? What do you really want to live? Do you live the live, you want to live? - I regret, I cannot always say "yes I do".”

What do you think about Obermaier’s way to live? 

Young Obermaier had no desire for money or fame, in spite of getting money and fame. She loved to be free, she wanted to live like what she wanted to live. And she did mostly.But I don’t know she could satisfy while she did what she wants to do at all.

I suppose when her partner died by accident, she realized “I was happy with him.” at first”. And she got to know she never go back to the past days.

If young Obermaier had any aim or something to believe (not only religion), she could be happy.

I think you are happier than young Obermaier. )”

最近、「幸せとはなにか」と考えるきっかけがあり、このやり取りを思い出していました。

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ITERも不透明

2011年12月05日 | 国際協力・プロジェクト

東京新聞の今日の朝刊に、『仏で共同建設中の熱核融合炉・巨費投入「第2のもんじゅ」』という記事がありました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2011120502000022.html

ITERについては嘗て記事にしましたが

(『ITERと第4世代核兵器開発』

http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20090607 )

核兵器転用面だけ出なくて、いろいろな点で疑問があるもの。

(原発の問題とほぼ同じ。)

2011年4月の日経ビジネスに、元ITER事務局長を務めた池田要氏のインタビューがありますが、

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110415/219449/?rt=nocnt

このなかに、

各国は単に資金を負担するのではない。「物納」するところが最大の特徴の1つだ。完成した施設の価値のデリバリーに対する分担率が決まっている。EU45%、日本などほかの国は9%ずつだ。物納の世界だから、それぞれにコストは違うところがこの協力の1つの面白さだ。日本は超伝導コイルの導線など、非常に重要な部分を担う。東芝や日立電線など重電メーカーが参画している。”

という文言がありました。

ところで、茨城にはITERの研究所がありますが、311の震災で、大きな被害を受けましたが、2011年6月21日の原子力委員会定例会議で、

「大きく被災した建物が2つございます。1つが超伝導コイルの試験を行う装置が入っている建屋、もう一つは中性粒子加熱装置といってプラズマ性能を高めるための装置の試験を行う建屋です。」

と報告されています。

(参照:http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2011/siryo29/siryo10.pdf )

中性子が放出されたりしなかったのか、その可能性はないのか、と大変不安に思ったものです(本当のところはどうなんでしょう?)。

注:上記の東京新聞の記事と日経ビジネスの記事は、会員でないと触りの部分、または1ページ目だけしか読めませんが、一応目を通してみてください。特に日経ビジネスの記事はどうぞ。

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Freerice-正解すると自動的にお米が寄付できるクイズゲーム

2011年12月03日 | Peace

ユネスコではありませんが、寄付で思い出しました。

英語を勉強しながら、お米を寄付できるFreericeというものがあります。

WFP 国連世界食料計画

ネットクイズに答えて途上国に米を寄付

Freerice 新バージョン公開!~

http://www.wfp.or.jp/pr/detail.php?seq=349

Freericeのサイトへは、インターネットでFreericeと検索すると、一番上にFreerice.comHome Pagefreerice.com/ がでてくると思います。

このタイトルをクリックするだけで、質問が始まるように設定されているようです。

結局問題のリンクがその都度違う為、ここにはリンクを張りませんので、ご自分で検索するか、上記WFPのサイトからどうぞ。)

ドイツ語、スペイン語、イタリア語、フランス語のテストも、Subjectsから選べます。

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“兵糧攻め”からユネスコを救って

2011年12月03日 | 海外ニュース・できごと

ユネスコは、現在一番公正と思える国際機関です。

米国(&イスラエル)の脅しにも屈折せずに、パレスチナの正式加盟を決めたり、オーストラリアのウラン鉱山を世界遺産の『国立公園』に組み込むことで、採掘をできなくしたり、その他人道的助けとなることを展開してきています。

その結果が資金不足。

日本の政治家に献金、そして、たとえば無駄になるオマケを商品につけたりするより、大企業などは特にこうしたユネスコ救済にお金を使ってもらいたいものです。(代金の10円をユネスコ寄付にあてるとか・・・)

少なくとも私はこうした企業の製品を買いたいし、下手な広告を見るよりその企業を信頼します。

毎日新聞(123()1226分配信)

『ユネスコ 資金不足で募金キャンペーンも』

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111203-00000034-mai-int

[パリ宮川裕章] 米国の分担金拠出停止で資金不足に陥っている国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)が、資金捻出に苦慮している。緊急の早期退職制度導入や節電努力に加え、世界遺産の登録審査など重要プログラム以外はすべて削減の対象に。約50年ぶりの大規模な募金キャンペーンも始めた。

 ユネスコは10月31日の総会でパレスチナの正式加盟を賛成多数で可決。これを受け、予算の22%を占める最大の分担金拠出国だった米国が国内法の規定などを理由に拠出停止を決定した。

 このため11月末までに米国から振り込まれる予定だった6500万ドル(約50億円)が届かず、資金不足に陥ったユネスコは、世界遺産関連や識字率向上、男女平等社会の推進など「優先プログラム」以外はすべて削減対象とし、職員の新規採用の事実上の中止や年内の出張禁止、臨時職員の契約延長停止なども決めた。職員には節電や節水を命じ、11月25日には早期退職者の募集も開始した。フォード広報部長は「事態は深刻で基幹事業を除いて削れるものはすべて削る」と語る。

 一方で、各加盟国に金銭支援を呼びかけているほか、個人も対象とする異例のインターネットでの募金活動を開始した。普段は英仏など国連公用6言語で表示するサイトに、募金を期待して日本語とドイツ語も加えた特設コーナーを作成。広報担当者によると「これだけ大規模な募金活動は1959年(エジプト政府によるアスワンハイダム建設に伴うヌビア遺跡救済キャンペーン)以来」という。

 ボコバ事務局長はホームページ上で、ユネスコの多方面での存在意義を力説しながら「ユネスコの活動は米国の核心的な価値に合致するはずだ」と米国に秋波を送っているが、資金拠出再開のめどは立っていない。

参考:『Good job, UNESCO! 

http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20110630

ウィキペディア 国際連合教育科学文化機関

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%80%A3%E5%90%88%E6%95%99%E8%82%B2%E7%A7%91%E5%AD%A6%E6%96%87%E5%8C%96%E6%A9%9F%E9%96%A2

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英国は詐欺のようーセラフィールドでまた核処理施設?

2011年12月03日 | 原発・核・311

英国はまともな神経を持っているのでしょうか。

しかも、またセラフィールド!

読売新聞(2011122228分配信)

英がMOX新工場、海外プルトニウム受け入れも

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111202-00001150-yom-int

[ロンドン=大内佐紀]  英政府は1日、原発の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを、国内原発でウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料として利用するため、MOX燃料加工工場を新設する暫定方針を発表した。

 新たなMOX工場では、英国で保管する海外の使用済み核燃料由来のプルトニウムの加工も行う。英国が、所有権が外国にあるプルトニウムを売却などの形で譲り受けることも検討するという。福島第一原発事故後、MOX燃料を燃やすプルサーマル計画が足踏みする日本にとっては、プルトニウム在庫を英国に譲渡する選択肢も出てきそうだ。

 英メディアによると、新工場建設地は中西部セラフィールドが有力。同所には別のMOX工場があるが、取引先の日本での計画が不透明になったことなどを理由に今年8月、閉鎖が決まった

1ヶ月半前のニュースにありましたが、日本はセラフィールドの工場閉鎖で数十億円を無駄にされました。

(参考:『セラフィールドMOX燃料再処理工場ーイギリスに支払われた大金』

http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20111018 )

それにも懲りず、日本は今度もまたお金を英国に献上するつもりでしょうか?

まさか「日本のプルトニウムも引き取ってほしいし、そして各国に『核廃棄物処理』も日本が責任を持つと言って原発を売り込んでいるものの、当てにしていたモンゴルも見通しがつかない。ベトナムやトルコの核廃棄物の引き取りもお願いね」と、英国に頼み込むなんてことはしないでしょうね?

当然、英国でも批判の声はあります。

Guardian (2011.12.1)

Mox plant U-turn by coalition stuns anti-nuclear campaigners

http://www.guardian.co.uk/environment/2011/dec/01/mox-u-turn-stuns-nuclear-campaigners

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