共通テーマ「放」でSが書いた詩を投稿します。
季節の谷間で 1
小鳥が死んだとき
微かだが
大きな音がした
彼は羽をせいいっぱい広げ
すきな詩人がいる
と話しだしたが
さいごに
こんな筈じゃなかった
と言い放った
さて飼い主の私は
小鳥に向かって言い放った
長生きできなかったが
他人に振りまわされず
立派だった
えらかったネ
とだけ
季節の谷間で 1
小鳥が死んだとき
微かだが
大きな音がした
彼は羽をせいいっぱい広げ
すきな詩人がいる
と話しだしたが
さいごに
こんな筈じゃなかった
と言い放った
さて飼い主の私は
小鳥に向かって言い放った
長生きできなかったが
他人に振りまわされず
立派だった
えらかったネ
とだけ