初級俳句教室の次回テーマを、受講生で出し合って決めています。
たいていは次の日程の季節に合わせた上で部門(時候・動植物・人事など)のバリエーションをつけた季語を選びます。
でも兼題が季語でなければいけないということはありません。
そこでAが最近毎回提案しているのが活用形バリエーション。たとえば…
仮定形で一句
嘘ならばどうしてやろう木下闇(こしたやみ)
疑問形で一句
それは今言うべき事か金亀子(こがねむし)
Aがこうした活用形で作ると、なんだか歪んだ人間関係を思わせるドロドロ句ができがち
でも、発想の転換になって面白いですよ。さて、次回は推量(推定)形です。どんな(ドロドロ)句ができるかな?