湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

プレミアム付き商品券&宿るの詩パート2

2020-11-10 19:58:43 | オリジナル

市役所1階ホールの逗子応援プレミアム付き商品券販売ブース。行列に並んでここまで辿り着くのに2時間かかりました。さあ、市内の取扱店で使うぞ
では、共通テーマ「宿る」でZが書いた詩を投稿します。
冬の宿 
マスクからはみ出た両頬に 乾いた風を突き刺した状態で
重い足どり引きずりながら やっとのことでたどり着いた安宿で
いらっしゃいませ のマニュアル通りの挨拶の次に差し出された 宿帳
昨日の名前は すっかり忘れてしまった
すれ違う宿の住人達は 饒舌な がん付けと 輪郭だけのモンモン姿
明日の吉野屋の朝定に 焼き鮭でもつけてみるかと考えながら
マルハソーセージ肴に 酎ハイ飲んで眠りについた
コメント
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