私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

ギャラリー ”WEARCH” で 原口 良子 秋の衣展

2013-10-05 16:36:20 | ギャラリー散策
 10月 4日(土)  天気:雨 後 曇り  室温:25.5℃

 きょうは ギャラリー池川へ行った帰り道 網干の古民家ギャラリー ”WEARCH” へ ちょっと
偵察のつもりで寄ったのですが ミイラ取りになってしまい・・。 ”WEARCH” では きょうか
ら SIND 原口 良子さんの ”秋の衣展” をしています。 日本の伝統工芸と インドの手仕事を 融合
させた 原口 良子さんの美しい布・・。 しかし 染物や 繊維製品は 難しい・・・・。 私の守備
範囲を 外れるし・・・・。
 新しい染織技法(コンプレッサー+引き染め、ボーダー染め、大きな円プリント・・・etc.)は
今までの素材の表情を 一変します。 染色のおもしろさと 広がりは 無限です。 厚地の手紡ぎの素
材や 密度の高いタフタ織り、ざっくりした手織シルクに 自由に染め重ねています。 異素材や 染織を
コーディネイトして 新しいスタイルを楽しんでください。     SIND シンド 原口 良子

 揖保川町のギャラリー池川からの帰り 横を通るので WEARCHに 寄ってみました。 初日で
原口さんも おられるので お客さんも多いと思いきや 雨のためか お客は少なくい・・。 森川さ
んも おられ おしゃべりしていると ついつい長居してしまい・・・。 3時過ぎまで 撮らせても
らいました。 帰って 刑事コロンボを 見なきゃ・・。


 糸や素材の特性を引き出し 染色した布を 日本へ持ち帰り デザインされて 「衣」 になる。
オリジナリティーと 存在感が 際立ちながらも 纏う人自身の個性が 主役になる。 大人の女性に
似合う服。


 タンニンが多く含まれる柿渋は 染めた素材の質感を 硬くする性質上 衣服に使われた文化は 殆ど
ありませんでした。 シルクも 柿渋で 染め上げると 麻のような しっかりとした ハリのある質感に
変わり 糸や布本来の表情が生きてきます。 彼女が 生み出す 「美しい布」、そのクリエーションの
舞台となるのは ユーラシア大陸の文化の十字路、インドです。


 インドの豊富な染織技術と 日本の伝統を掛け合わせ 次々と生み出される SIND(シンド)の
布は デザイナー原口 良子のプロデュースによって 衣服になります。 アパレルではない 布の表現
を 身に纏うSINDの衣服。 SINDは インドのガンジス川上にある洲の名だったか・・。




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 この秋は そうした実験の集積が ひとつのカタチとなりました。 染色の新しい技法による 大きな
水玉のプリント、手絞りのボーダーなど 豊かなテキスイタルデザインが 生まれました。

 素材や 色の掛け合わせの中に 〈色〉を発見してゆく。 渋柿本来のブラウンをはじめ グリーン、
ブルー、紫、グレー、赤 など 一つひとつのカラーが 手仕事によるオリジナルです。
 コート、ジャケット、ワンピース、ボトムスに 合わせやすい チュニックを中心に ベストや ショー
ルなど 軽やかに羽織って 秋の装いが 深まる衣が 揃います。




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10月11日 ギャラリー百家へ行った帰りに WEARCHに寄り 写真を撮ったので 下に追加します。


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