私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

ゆめさきの森公園 357m

2009-12-19 16:39:34 | 山歩き
 12月19日(土) 天気:晴れ・雲あり 寒く風強し  地図:前之庄(南西部)

 きょうは 行く山がなく 3回目の ゆめさきの森公園へ行きました。 きょうは 今シーズン最強
の寒波到来とか・・・。 中国道より北へは 行きたくありません。 ゆめさきの森公園で お茶を濁
してきました。 しかし 急な登り下りが 何ヶ所かあり 丸太階段も多く 山登りのいい訓練にな
りました。 ついでに コースから外れ 北尾根を歩き 点名:高長(四等三角点)踏み 三角点を
三つ踏むことができました。 前回の記憶より かなり見晴らしが良くなっていました。
 
 兵庫県には 県民の森公園が 6ヶ所あり 国見の森、西谷の森、なかやちよの森公園には 行
ったことがありますが ささやまの森と やしろの森公園へは まだ行っていません。  

 年末 27日(日)に 里帰りしようと思っているので きょうの ゆめさきの森が 今年 最後の山登
りになりそうです。 ひょっとして 広島で 山に登るかも 知れませんが・・・。

 8:07 出発。 国道2号線を東へ向かい 夢前橋を渡り 左折。 夢前川に沿って北へ行き 県
道67号線に合流し 北上。 宮置で 左の県道80号線に入り 水上ゴルフ場で 右に曲がり 北へ
進むと ゆめさきの森公園に突き当たり 8:53 駐車場に車を停める。 家から22.7km。



 9:00 スタート。 きょうは 今まで歩いたことのない 南の古墳の道から歩きます。 車中は 
暖房が効き 暖かかったのですが 外へ出ると物凄く寒い。 気温は零度近い? 手袋をしてい
ても手が かじかんできます。
 まず すぐ南の弥勒寺に寄ります。 通宝山・弥勒寺は このような山里の 辺鄙な所にあります
が 書写山円教寺の奥の院だそうで 性空上人の創建。 まず日本一の布袋さんの石仏が目に
付きます。 高さ5m、重量130トン。 開山堂から 護法堂を見て 本堂へ。 本堂は 国の重要文
化財。 安全登山をお祈りし 軒下に立派な像の彫刻がある山門を潜ります。 藤原前期の彫刻
弥勒三尊仏や 江戸中期の池泉観賞式庭園は 非公開で 見ることはできませんでした。



 下の地図が 今回の概略ルートで 駐車場から南へ進み 山へ入り 南尾根の古墳の道から東へ
登り 275mの三角点:寺村へ。 ラクダの背道・尾根を北へ進み 319m三角点:糸田を通り 最
高点357mから 岩の山道の岩尾根を歩き 見晴らしの道を歩いて コースの北端・331mPで
一旦 コースを外れ 北尾根へ進み 三つ目の354m三角点:高長へ。 331mPへ戻り 西へ廻り
スギの道を降りて 通宝寺池から活動拠点へ戻る 反時計回りの一周コースです。 何かを参考に
ルートを描いたのですが 登り始めから 寺村までの道は 少し間違っていますので・・・。



 集落の道を250mほど進むと 左に道標があり 山へ向かい 薄暗い杉林に入ります。 道は 川底の
ような 石の転がるガレた緩い登りです。 右に折り返し 尾根に出て 丸太の階段を登り 西の山を見
ながら 大きく右にカーブして 南の尾根に上がると 道標があり 100m下が 小坪山古墳。



 折角なので 古墳を見に行きましょう。 尾根を下ると 古墳がありましたが 古墳は シダに埋
もれた窪地で 古墳の感じがしません。 分岐へ戻り シダの尾根を 真直ぐ東へ登ります。 南
西方向の見晴らしがあり いい景色です。 形のいい山は 伊勢山? 9:50 ピークに登り 三
角点ピークと思ったので 三角点を探しましたが ありません。



 ここは 260m等高線ピークから南へ延びる尾根の先端だった? ここから 南の見晴らしが良く
瀬戸内海が 赤く光っています。 最奥には 小豆島? 前方に 二つのピークを見ながら進みます。
 見晴らしが良いので 写真を撮りすぎて 後で どの方向 どの山を撮ったのか・・・。


 左に見えますのは 明神山です。 尖った山の形から すぐ分かります。 西の小明神もはっきり見
えます。 右に見えるのは 城山(置塩城跡)だと思いますが 逆光で 黒くなり 後の439m峰に重
なって・・。 ピーク登ると 三角点がありました。 10:04 三等三角点:寺村 274.9m。 北へ降
りますが 急な段差のある丸太の階段は 膝に悪いィ・・・。  

 

 岩尾根を越え なだらかなラクダの背道を進み 小ピークに上がると 南東方向に蛇行
する夢前川が 逆光に光り 夢前川の先に見える山は 方向からすると 広峰山だが・・。
 なだらかなラクダの背道は いい雰囲気の雑木林で 気持ちよく 歩くことができます。



 10:23 289mピークに登ると CATVのテレビアンテナが 七つ並んでいます。 右に棚原山
の稜線を見ながら 緩いアップダウンを どんどん歩きます。 一本道なので迷うことは ありません。
 10:29と 10:33に 小ピークを通過し 10:40 左へ降りるホオノキの道分岐を通過。 段差
のある丸太の階段を ゆっくり 四等三角点:糸田のある319mピークに登りました。 後方に歩いて
きた尾根・ピークを振り返ることもできます。 右に見える東の稜線は 棚原山から 左下がりに 高
度を落とすので 同定できます。 



 10:59 ツバキの道との分岐を過ぎ 登った所が ゆめさきの森公園の最高地点で 357m。
ここに説明板とベンチ・机があります。 ここから北へ下り始めると なんと正面に明神山が くっ
きり見え 右になだらかな裾野が延びています。 手前には鉄塔が並び 雄大な眺めです。 右前
方には 七種山塊が見えますが 同定には 自信がありません。 右の大きい山は そうびろ山?



 最高地点から下ると 岩尾根ですが 前回は 通行禁止だった岩尾根に黒い 手摺が 設置されてお
り 折角の景観が台無しです。 岩尾根を歩くときは 多少のスリルがないと 面白味もありません。
 後方の最高峰を見ながら 岩を歩くと 立派な木製の階段まで 設置されていますし・・・。
 明神山や七種山を見ながら 11:22 339mピークに上がりました。 ここも見晴らしがよく はる
か南には 瀬戸内海が赤く見え 工場の煙突から煙が 真横に流れています。 風速は10m以上?
尾根を歩いていても 雲が流れて 陽が陰ると 急に風が強くなります。



 丸太階段の急な下りを降りて 310m+ピークに登り また 急階段を下り 11:39 鞍部の分岐
に降りました。 左は かぜの谷道の下りです。 真直ぐ見晴らしの道へ登ります。 階段を登ると な
だらかで歩きやすい道になり 木々の間から南方向が望め 歩いてきた尾根が確認できます。 北
は見え難いが 南 左下に細長い通宝寺池が 見え隠れします。
 11:55 道標のあるシダの331mピークに登りました。 まだ時間も早いので 北尾根の三角点
を踏みに行きましょう。 大きな登り下りはないのですが 誰も歩かない雑木尾根は 小枝が張り出
し 顔をひっかきます。 シダヤブはなく 前は見えます。 突然 はっきりとした道が現われたして・・。 



 途中 2ヶ所に赤い大柿布があり 境界でもないのに 赤いプラ杭があり 予想外に歩きやすい尾根
を 25分 12:21 四等三角点:高長に到達。 木々に囲まれ 見晴らしはありませんが 僅かに
雑木の隙間から 七種山方向が見えます。 三角点の上の枝に大柿布が二本・・・。 戻るとき小ピ
ークで方向を間違えそうになりましたが 12:44 見晴らしの道の331mピークに戻りました。
 西へ降りますが 急な下り坂で ずるずる滑ります。 後方には 今 歩いてきた北尾根のピークが
見えます。



 少し降りると 池見展望台の表示があり 南下に通宝寺池が光っています。 順路→の道標の
ある道を進み 12:52 通宝寺池800mの道標で 左の「スギの道」へ降ります。 ずっと尾根
を歩いてきましたが ここからは やや急な谷を ジグザグに降ります。 雑木林や杉林を降りて
開けた所に出ると 東屋のある交差点。 左から「かぜの谷道」が 合流します。 右の石畳の道
を降ります。 ここからは 車の通れる林道を歩きます。 通宝寺池の上に出て 観察の水辺を歩き
池の土手から歩いた東の尾根の319m峰:糸田を見上げ 13:26 拠点施設のある広場へ戻
りました。


 パンフレットを貰って 13:33 車に戻りました。 きょうの行程は 北尾根の高長への寄り道
50分を含め 4時間30分でした。 パンフレットに 逆廻りですが 全山縦走コース 約7km
約4時間とありますので 私も人並み? 遅くなりましたが 車で弁当を食べ 13:53 帰路に
つきました。 来た道を そのまま戻り 14:37 家に帰ってきました。
 本日の走行距離は 往路 22.7km 復路 22.4kmで 計 45.1kmでした。  



 これで 今年の山行も 終りですが 1月16日の和気アルプス・神ノ上山から 今回のゆめさきの森
公園まで 1年間に 42回しか 山へ行くことができませんでした。 累計標高は 20127m。 
 マイカーは 走行距離 9038.6km ガソリン 509.7リットルで 燃費は 17.75km/Lで ガソ
リン代は 58296円也。 去年は ガソリン代が高かったので 481.2リットルで 69350円でした。

 ・・・・・・・・・・ それでは 皆さん 来年も 山で遊びましょう。 ・・・・・・・・・・
コメント (3)
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新野山 にいのやま 515.5m

2009-12-12 17:50:46 | 山歩き
12月12日(土)  天気:晴れのち曇りのち雨   地図:寺前・粟賀町

 きょうは 神河町と市川町との境界尾根の山 新野山(点名:西脇)に登ってきました。
 朝7時 地元の放送で目が覚めると 予想外のいい天気。 急いで準備して 出発。 用意し
てある山は 「かみかわ登山日和」の山ちゃんのレポにあった新野山しか ありません。 山の
名前は 地元のお年寄りに聞きましたが 山頂は 515.5m三角点:西脇の西にあるピーク
で 高さも 等高線520m+です。
 長楽寺から鉄塔・巡視路を登り 境界尾根に上がり 新野山(四等三角点:西脇)へ。南尾
根を歩き 520mP、486mPを経由 三等三角点:美佐へ廻るルートです。 
 途中までは いい道?でしたが 美佐の手前辺りから 道が怪しくなり 美佐から先は 境界
尾根を外れ 道のないヤブを下り 適当に降りたところは どこ?
 山では 雨は パラパラ程度でしたが 道路を歩いて 戻っていると 本降りになり・・・。
 


 8:03 出発。 姫路バイパス経由 8:35 花田ICから播但連絡道に入り 8:55 神崎南ラン
プを降りる。 播但連絡道 27.4kmは 500円也。 料金所から見ると 山には 雲が漂っています。  
 東柏尾の信号を左折して 南へ。 集落の細い道を進み 昭和橋を渡り 新野駅の北の踏切を渡
り 山裾の道を北へ向かうと ちょうど 赤い電車が走ってきました。 実は 5分ほど待ったのです
が・・。 この前の大嶽山をバックに 一枚。 いい里山の景色です。 青空なら言うことなしですが・・。
 下の地図は 今回の概略ルートです。 点名:美佐から 境界尾根を降りるつもりでしたが 尾根
を外れ 降りたルートは 定かではありません。 ×印は 山ちゃんのルートです。



 新野集落を進んでいると 道の脇にスペースがあり 停めさせてもらいました。 あまり先へ
進むと 帰りに歩く距離が 長くなるだけです。 9:11 駐車。 神崎南ランプから 2.7km 家
から 54.4km。  9:17 スタート。 直ぐ先の お地蔵さんのある角を左折して 長楽寺へ向
かいます。 真直ぐ進み 長楽寺へ。 長楽寺は 山裾にある寂れたお寺で 創建は 定かでは
ないようです。 ご本尊の十一面観世音菩薩像は 秘仏(25年毎にご開帳)で 平安時代初
期の作とか・・・。 入口の碑に 一句あり ”花をめて 月にあかして 世のうさを 忘れて長く 
楽しみの寺”  長・楽・寺の三字が 詠み込まれています。 



 観音堂に お参りして 安全登山を祈り 9:30 左奥にある扉を開けて 山へ入ります。 ここから道が
あるか 否か 分かりませんが 尾根に鉄塔があるので 巡視路がある筈 と思います。
 不動明王の石像を見て 道を探しますが・・。 見当たらないので 右の急斜面をよじ登り 尾根に出
て 少し進むと 赤い火の用心の札があり 巡視路のいい道に出ました。 少し登り 9:38 市川鶴居
線の鉄塔19に出ました。 周りは 木々に囲まれ 展望なし。 ここから 巡視路の鉄塔めぐりです。



 急な尾根の階段を ゆっくり登り 9:47 次の鉄塔20に出ました。 鉄塔は 急斜面に立ってい
ますが ここも 展望は良くなく 僅かに 大嶽山方向が見えるだけ。 ここから 登るにつれ 少し
づつ後方が見えるようになりますが 白岩山や笠形山には 雲がかかっています。 10:00 
鉄塔21を通り 尾根が近くなると 道が 少し なだらかになり ネットに沿って 右にカーブして 
尾根に出ました。 ここは 尾根の鉄塔22の10mほど 西です。


 10:17 鉄塔22。 ここは 北が開け 展望良好です。 目の前に 大嶽山が見えますが かなり
低く見えるのは 何故でしょう? ここと 標高は ほぼ同じなのに。
 ネットに沿って 尾根を進みます。 道には 低木の枝がありますが はっきりとした道でなぜか ま
だ新しいピンクのテープが垂れています。 どこだったか 尾根から外れ 右下へ降りて 階段を上
がり 尾根に戻りましたが・・。 10:32 490m等高線ピークに登ると ここは 絶好の展望地です。



 北西方向から 東の笠形山方向まで 見ることができます。 張り出した木の枝、葉は昨日の雨で
濡れています。 うっかり 木の枝を掴むと 上から滴が バサッと落ちてきます。 幸い 今朝 家を出ると
き 安物のハイキングシューズに 防水スプレーを 吹き付けておいた効き目があり 靴に水が沁みて
くることもなく 快調に歩くことができます。
 やや荒れた尾根道を 景色を見ながら登り 10:42 なだらかな尾根に出ました。 この先で下りに
なったので ここが 520mピークだと分かりました。 引き返して 三角点を探しましたが 見当たり
ません。 地図を見ると 三角点は 100mほど先の東尾根の先端にあるようです。
 


 町界尾根への分岐を探しながら なだらかに下り 10:48 木が切られ 開けた平坦地に出ました。
 ここに 四等三角点:西脇があります。 ほぼ 360度の展望ですが 周りの低木が展望の邪魔をして
います。 切株の上から 西には 520m+の新野山の左奥に 僅かに七種山が見えます。 東方には
笠形山の吊尾根が 見えますが 白岩山には 相変わらず 雲がかかっています。 南には 市川の先
に瀬戸内海が赤く光っています。
 降りようとして 標識にある 「第一展望所25分」 の南へ降りそうになりました。 町界尾根への分岐
を探さなくては・・。 山ちゃんは 西脇から降りられます と言っていましたが 三角点:美佐へ行かなくて
は 男がすたるぅ・・・。



 分岐を探しながら 520m峰に戻り ピークを少し下った所に分岐がありましたが この分岐は 
標識はなく 木が茂り 分かり難い。 分岐から 5、6m入ると はっきりとした道になり テープ
もあります。 シダの茂る境界尾根道は 緩い下りで シダを蹴散らし どんどん歩きます。



 520mピークへの登りにかかると 後方に新野山が見えるようになり 東尾根の三角点:西脇も
確認できます。 520m標高点ピークも なだらかな尾根道の途中で ピークの感じはありません。
 ネット沿いの雑木尾根です。 11:20 通過。 ネットに突き当たり 針金を外し ネットを抜けます。
前方には これから歩く尾根の先に 486m標高点ピークが見えます。



 下りにかかると 右に 七種三山が見えるようになり 七種槍が ひときわ尖って見えます。 この後
しばらく 七種三山が 見えますが ベストポジションは どこなのでしょう? 手前の尾根がないと す
っきりするのですが・・。 山ちゃんのページには 明神山が見えるとありましたが 私には見えません。
 見えるとしたら 七種山の右だと思いますが・・。 景色を見ながら 11:34 ピークに出ましたが
ここも なだらかで ピーク感はなく 486m標高点峰だと思うのですが・・。 486m峰を過ぎると 登り
はなく 後は 下るだけです。 後方に 歩いたピークを見ることもできます。



 大きな岩の横を通り 松葉を踏みながら岩尾根を越え 11:46 シダの小ピークを通りましたが ここ
は 尾根の膨らみ? この辺りで 北から黒い雲が流れてきて 空をおおい 暗くなってきて 今にも 雨
が降りそうです。 左に 神河の街の奥の笠形山を見ながら 東へ進み 11:55 ネットに突き当たり
 ネットを左へ抜けると 右側が伐採され 南の展望が広がり 市川町が一望できます。 前方には 東
尾根の先端 点名:美佐が 尖っています。 白岩山は 煙っていますが 雨?


 先へ進むと 道が徐々に怪しくなりますが 細い尾根を外れないよう 雑木の間を縫って進みます。
鹿との遭遇は割愛して 先を急ぎます。 大岩を積み上げた祠のような所を通り 12:26 狭い平坦
地に出ると 三等三角点:美佐がありました。 486mピークから遠く感じ 途中で一度 引き返して
三角点を見逃していないか 探すほどでした。 地図では 小さいピークになっていますが ピークでは
なく 平坦です。



 三角点を撮ろうとすると左に 大柿プレートがありました。 美佐から 林道を左回りで 十三曲り
と 書いてありますが どこを 歩かれたのでしょう?
 地図では ここから北東に進路を変える・・。 正面に道があるので 真直ぐ進みました。 直ぐに
道は怪しくなり 仕方なく ネットに沿って進んだが 低いシダヤブに突入・・。 木立の切れ間から
前方に市川の街が見えたので 南東に降りていると気付いたが とき既に遅し・・。



 テープはあるが 道はなし 歩ける所を適当に降りました。 岩を迂回し 雑木を潜り いい雰囲
気の落葉の林を歩き 倒木帯を越えて 三角点:美佐から 45分近くかかって やっと 林道に降
り立ちましたが ここはどこ? 左の小さい祠から下の林道に降り 川と金網の間を歩き 右の扉
を抜け やっと 舗装道に出ることができました。 やれやれ・・・。
 直ぐ北に 墓地がありましたが 地図にある記号は 分かり難い。 猿田彦神社の少し南です。



 居場所さえ分かれば こっちのもの。 雨が降ってきました。 民家の雨に濡れたサザンカ、ナン
テン、モミジは 冷たそうですが 私は 久し振りに カッパを着たので 少々暑苦しい。
 猿田彦神社は 鋼鉄の扉が締まっていましたが 熊野神社に寄って 下山のお礼参りをしました。



 道路を1時間近く歩いて 14:15 車に戻りましたが 雨は小雨になっていました。 きょうの
行程は ちょうど 5時間でした。 天気は いまいちでしたが 眺望のいい尾根歩きができました。
 車で弁当を食べ 14:38 帰路につきます。 新野駅の北の踏切を渡り 来た道を そのまま
戻り 14:46 神崎南から播但道に入り 姫路バイパスを走り 15:32 帰着。 姫路に入る
ころには 雨は上がりました。 このページの文字数も なんとか 10000字に収まりました。
 本日の走行距離は 往路54.4km 復路53.5kmで 計107.9kmでした。


コメント (2)
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大嶽山 おおだけさん 453.1m

2009-12-06 17:38:04 | 山歩き
 12月 6日(日)  天気:曇り後晴れ   地図:粟賀町(北西部)

 きのうは 午前中 雨の予報だったので 自宅待機。 きょうの予報は 西高東低の冬型の気圧配
置で 北部は 雪が降るかも・・。 南の山を探さねば・・。 この前 「かみかわ登山日和」の山
ちゃんが 行かれていた 大嶽山に登ってきました。 山ちゃんの地図を参考に ほぼ同じルートを歩い
てきました。 山では 曇り空で 少し暗かったので 写真は冴えませんが きょうも 楽しい山歩きが
できました。

 7:45 出発。 近場の山なので あまり早く出発しなくても 大丈夫。 姫路バイパス経由 8:13
花田ICから 播但連絡道に入り 8:34 神崎南ランプで降ります。 播但道は 27.4km。
 いつもは 700円ですが きょうは 500円でした。 神崎南ランプも早く ETCを設置してくれ
ないかな・・。 
 神崎南が近くなると 高速道から正面に大嶽山が見えてきます。 運転しながら写真は撮れないの
で 料金所を出たところで 写真を撮りました。 山裾の禿たところは 桜華園です。 左には この前
山ちゃんのレポにあった 点名:西脇の稜線が なだらかです。 東柏尾の信号を右折して 北へ約400
m。 右の地区集落センターに入り ひろーい駐車場に車を停めます。 ここは グランド?

 8:38 駐車。 ここまで 52.8km。 きょうは 地区の人が出て 道路脇の掃除をしていて
そのためか 車が何台か 停めてあります。 桜華園の桜の時季は 駐車場も 桜華園も 有料です。
 8:42 スタート。 山ちゃんの家も この辺りだと 思うのですが・・。
下の地図は 本日の概略ルートです。 ×印の道は 歩いていません。 駐車場から笠森神社 道路を
歩き 薬王子神社、チョウチョの谷から尾根、林道出合へ 林道を歩き山頂へ 南東尾根を降りて
小嶽山へ 鞍部へ戻り 南東の法性寺へ降りて 県道を駐車場へ戻るルートです。
前回は 桜を見ながら 桜華園を歩き 上の電動ゲートを抜けて 林道を登り 山頂を往復しました。 

 まず 道路向かいにある 笠森神社にお参りします。 朱の鳥居を潜って神社に出ましたが 小屋
のような建物で お参りする雰囲気ではありません。 左の薬神の森の案内図を見て 桜華園へ。
桜華園は 桜の公園で 15haに240種 約3000本の桜が植栽されている桜の青空博物館です。
ところが 入口に扉があり 開けようとすると 鍵がかかっています。 仕方なく 道路脇の歩道を
北へ歩いて 薬神の森入口の道標から コンクリート道へ入ります。 ゆるやかに登り 大きな鳥居を
潜って 暗い杉林を抜けると 右が 薬王子神社。

 石段を上がり お参りします。 奉納された絵馬が有名らしいのですが 拝殿が暗く よく見えま
せん。 土足禁止のようだし・・。 降りようをすると 狛犬の後ろに もう一匹 狛犬がいます。
 二対の狛犬を見るのは 初めてです。 階段を下りて 右へ進み 9:11 大きな砂防ダムの下に
出ました。 ここは 右の階段を上がって 砂防ダムを 右から大きく周回します。


 橋を幾つか渡り チョウチョの谷を回りましたが 谷間で 見晴らしも 良くなく あまり良いとこ
ろではありません。 砂防ダムを造るとき 切られた木の跡に エサとなる新しい木が茂り 春から
秋にかけて アゲハチョウが舞うそうですが・・。
 チョウチョの谷を廻り 砂防ダムの上に出ると 道標があり 右の「林間広場」へ進みます。 こ
こからは山道です。 小さい谷を沢沿いに進みましたが 5、60m先で 道が消えました。 地図
を見ると 谷に入って直ぐ 右の尾根に上がるようです。 急斜面のヤブをよじ登り 尾根に上がる
と この尾根は 低いシダに覆われ 道が細々と続いています。 尾根を進むと シダが茂り 道を隠
しています。 シダに隠れて 丸太の階段があり やや急な登りになります。 この雑木林は シダ
さえなければ いい尾根です。 後方に 木々を透かして 笠形山?や白岩山?が見えます。

 シダを掻き分け 急な丸太階段を登り 9:42 尾根に上がりました。 ここは 十字路になってい
て 道標があり 東は東屋 南は桜華園 西は大嶽山 登ってきた北は チョウチョの谷を示していて 
ベンチと机があります。 東のアカマツ林の階段を降りると 前方に笠形山や白岩山が見えます。
 150m先に 東屋があるそうですが かなりの下りなので 深入りはせず 引き返します。

南の桜華園方向へ降りると 道はジグザグと曲がり 東へ下り 前方に市川の街が 見えます。
分岐に戻ると 前方に アンテナ鉄塔のある大嶽山の山頂が 木立の上に覗いています。
西の大嶽山へ向かいます。 ここからは 遊歩道のような なだらかで 広い道です。

 薬神の森を のんびり歩き 10:00 林道に降りました。 桜華園から登ってくる林道で 車
も通れる広い道です。 右への林道分岐は パスして進むと 林道は 左にカーブし 右に曲がり 左に
折り返しながら 登っていき 10:12 林道終点に出ました。 ここには K-NETの受信点設備
の盤があります。 北の境界尾根を 小ピークまで歩いてみましたが 緑のフェンスと旧電電公社の
マークのある三角点もどきが あるだけでした。 地図にある電波塔は ありません。

 林道終点に戻り 山頂を目指します。 ここからは 細く急な山道です。 山頂直下の段差の
あるコンクリの階段を よいしょ よいしょ と登り やっと 山頂へ。
 10:28 大嶽山に登頂。 目の前は フェンスに囲まれたNHK神崎テレビ中継放送所の
アンテナ鉄塔です。 関西民放放送局も兼用。 奥の岩が山頂です。 南の木が切られ 展
望台になっています。 南は大展望ですが 曇り空で暗く 瀬戸内海は見えませんが 下に
は 蛇行する市川が 白く光っています。

 三角点を撮って 左へ降りると 山頂の北に石積がありました。 そうです ここは 柏尾城跡なの
です。 山頂には 平坦地はなく 建物を建てるスペースは ありませんが・・。
 柏尾山城は 永禄年間(1558~70)の構築と言われ 赤松の家臣・粟生田氏の居城で 天正
6年(1578) 羽柴秀吉の播磨攻略によって落城・・・。 特徴のある「畝形阻塞」の名残をとど
めているそうです。 「畝形阻塞」とは 何でしょう?
 右を見ると 西になだらかな尾根があります。 紅葉はありませんが 葉を落とした冬枯れの雑木
尾根です。 尾根の先端から木々を透かして 西に山並みが見えます。 山頂の鉄塔が確認できない
ので 確信はありませんが 高場山ではないでしょうか。 左にも山並みが見え 高い山は 亀ヶ坪?

 山頂へ戻り 一息入れます。 ガタンゴトンとリズミカルな音がするので 目を凝らすと 眼下
に 豆粒のような電車が走っています。 のどかな里山の風情が 感じられます。
 南の山並みのひときわ高い山が 山ちゃんのレポにあった点名・西脇でしょうか? 10:51 山
頂を後にします。 南東の尾根へ降りる道を探しますが 見当たりません。 ここは 下の分岐まで
戻るのが正解だったようです。 NHKのフェンスから 直接 雑木ヤブの急斜面を降りました。
5、6分の格闘で 下山道に乗り 林の中の急な下りを 鞍部へ降りました。

 鞍部に降りると 目の前に小嶽山の丸い頂がありますが 大きく右に巻いて 小嶽山に登りま
す。 11:05 小嶽山に登頂。 ここも岩山の頂で 後方には 大嶽山がそびえ 南の見晴ら
しも良好です。 目の前に 西脇の山並みが壁のようにあり 南東方向には 市川市街の左に大きな
山が二つあります。 東に寄れば 笠形山や白岩山も望めますし 西に寄れば 高場山方向を望む
こともできます。

 11:12 小嶽山を降ります。 降りる時は 山頂から直接 北へ急斜面を滑り降りました。
鞍部の分岐から西へ降りますが この辺りは広い谷で 落葉が積もり 道が分かり難くなってい
ます。 左へカーブすると 道は はっきりしますが 小石や枯枝が散乱していて 捻挫しないよう
要注意。 最近整備されたらしい下山道は 紅葉は終わっていますが 明るい開けた遊歩道で
気持のいい道です。 周りの景色を見ながら歩きます。

 尾根の先端辺りへ降りて 大歳神社と法性寺の分岐では どちらへ降りるべきか 迷いました
が 左の法性寺へ降りました。 杉林を抜け 竹林に突き当たり 11:45 法性寺へ。 小さ
いお寺で 見るものはありません。 大歳神社へ降りたほうが良かったかな?
 南の県道へ出ると 今まで曇っていた空が 一転 にわかに晴れわたり 陽射しの眩しいこと・・。
 振り返ると 小嶽山の斜面が 明るく輝いていました。 県道をてくてく 東へ歩きます。

 向本寺への曲がり角に 柏尾城跡の説明板があります。 向本寺はパスして 北へ歩き 12:
04 車に戻りました。 きょうの行程は 8:42~12:04で 3時間20分ほどでした。
 きょうは まだ早いので 家に帰ってから弁当にしましょう。 ”新婚さん いらっしゃい” に間に
合うかも・・。 ところが きょうは マラソンを放送していて ”新婚さん いらっしゃい” は・・・。 

 12:17 帰路につきます。 12:20 神崎南ランプから播但道に入り 姫路バイパスを
経由して 13:04 帰着。
 本日の走行距離は 往路 52.8km 復路 52.4kmで 計 105.2mでした。
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