今年は近場で♪垣生山（はぶやま）と考古館で花見

朝起きたらなんとも気持ちの良い日射し♪
今日は午後からオットが職場のお仲間の披露宴に参列するのですが、
午前中ならどこかひとつくらいは花見ができるぞ・・・ということで、今年は近場を攻めてきました。

まずは高岡団地の奥にある、若宮神社へ。
ここへは先代ワンコの小太郎ともよく一緒にお参りしたなぁ。
　　　　　　　　
そして目指すは！！年に２度・・一度は桜の頃に登る垣生（はぶ）山。

　　　　　♪♪緑もえたつ垣生山の、そのふもとなる学び舎に、
　　　　　　　　昔も今も変わらざる、姿仰ぎて育ちゆく。
　　　　　　　　あ～あ、うるわしの生石（しょうせき）校～♪♪
　　　　　
登りながらこの景色を見ると、ついつい口ずさみたくなってしまう我が母校の校歌。
小学生の時には同級生の女子たちと一緒に、
卒業してからは家族や代々のワンコと一緒に登ってきた山です。
先先代ワンコのパグ犬・熊吾郎は途中で息が上がってしまい
母がおんぶして登ったこともありましたねぇ。

↑は高岡町あたり。
そして↓は北吉田町あたりで、帝人の工場群。
　　　　　

テツはすでに何度も登っていると言うのに、
いつも先よりも後ろが気になってしようがないらしい。
　　　　　　　　　　　

頂上近くは階段に混じってこんな足元の場所も。
途中からは傾斜も強いので結構息が上がります～！！
　　　　　　　　　　　　

ようやくたどり着いた垣生山の山頂。
小太郎の実家からも、わが家からも山頂や南東の斜面に広がる桜が見えるので
「おっ、今が見ごろだな？！」というのが遠目にも分かると言うのがありがたい。
　　　　

昔は鳥居はなかったよなぁ。
　　　　　　　　　　

松山空港の滑走路とソメイヨシノ。
　　　　　

小太郎の母校である生石（しょうせき）小学校とソメイヨシノ。
　　　　　

今日は雲ひとつない空なので、海と空の境目が分かりません～。
JALがえらくもったいぶって離陸するのが見えました。
　　　　　

先客は女性二人と男性のカメラマンの３人だけでしたが、
オットや小太郎のように、薄いピンクに染まった山頂を見て「登ろう！」と思った人は多いらしく、
途中からはボーイスカウト・家族連れ・健康の為にと登ってきた中高年数名。
また、大昔の自分を見るようでほほえましかった小学生の女の子のグループ。
高齢で目の見えなくなったワンコを抱きかかえて登ってくる女性とも会いました。


気持ちの良い春の空気と日射し、そして景色だけでなく
同じ景色を楽しもうとやってくる人たちとの挨拶や短いおしゃべりも気持ち良い♪
　　　　　　　　　　　
あぁ～、このまま小一時間ここでのんびり過ごせたらなぁ。
ポンポン♪
帰るか！の合図。

本当は父も連れてきたかったのだけど
「ちょっともうよう登らんわい。」と、いつの間にか近くの山に登る体力にも自信が無くなったらしい。
小太郎が思っているよりも親は実際に年を取ってきたのだなぁ・・と実感。
少しだけ淋しさも混じる今年の桜の季節でした。
　　　　　

多くの登山客はここから登頂するらしいのですが、
小太郎は昔から慣れ親しんでいる別ルートで登って来ては、こちらへ下りるというコース。
　　　　　　　　　　　　

小太郎たちが登るのは生石小学校の西門前の道を北へ向かい、
そのつきあたりを左折して、ミカン農家の作業の車が利用する道から登っています。
こちらの方がゆるやか～なので登りには最適。
　　　　　　　　　　

　

実家に戻って一休みしていたら、朝のグランドゴルフから小太郎母が帰宅。
まだちょっとは時間あるから・・とオットも言ってくれるので
総合公園の南南西の桜のトンネルを通って考古館まで父と母を連れて短いドライブ♪
　　　　　　　

ほんの一週間ほど前、「まだかなぁ。」と通りかかった時には車なんてほとんど通らなかったのに
今日は車も自転車も歩く人もたくさん。
みんなよぉ知っとるなぁ。
　　　　　

「ここから見たら一番キレイわい。」と手押し車で散歩するおばあさんが教えてくれました。
とっても小柄なおばあちゃん。
背の高い小太郎とオットがちょっとかがむと・・・確かに♪いいアングルだ～。
　　　　　　　　　　



気持ちの良い太陽に誘われて出かけた近場の花見。
高知だ～！南予だ～！と遠出する年もありますが、
いつも近くで見慣れている景色が桜色に染まる短い季節を楽しむのもまた良し。

心地よく汗をかいてしまったけれど、これからオットは着替えて披露宴だよ～。
着替えてパリッとしたオットにつられて、小太郎も街までちょいと付き合うよ♪と
一緒に高島屋まで。
なかなか暖かくならないので眠ったままになっていた春の薄手のコートを
ようやく着ることが出来ました。