中年の散歩道

後期高齢者世代、、、そんな親父の街角ウオッチングetc..

やっぱり、、、

2011-05-18 07:29:43 | Weblog
「・・・メルトダウンと言えば、メルトダウン、、、」・・・やっぱりね! もう、驚かないことが恐い。

「・・・水量計(水位計)が壊れていたので、様子が分からなかった、、、」
嘘だろう、建屋の容積は分かっているのだから、ポンプの能力が分かれば、満水となるタイミングなど分かる筈なのであって、必要な冷却水の量については、誰しもがミリリットル(CC)単位の問題とは思っていない。
大規模な漏水があるから、貯まらないし、海に流れ出る。

上空の線量は発表しないが、避難区域を拡大させる。空気の汚染が著しいからだ。そして、海に流れ出した・・実は流した・・天文学的な線量と聞けば、その原因は当然だが行きつくところに行きつく。
原発事故の経過を、今一度思い出してみよう。実は国民に対する報道発表は、予鈴と言うか全てメルトダウンを示唆していたのだ。怖ろし過ぎて、ストレートに表現しないだけだったと、再確認をさせられた。
加えて、「地震を直接原因としたくない・・設計不良を問われないため」に、マグニチュードを水増ししてまで、想定外の地震による「津波」を原因とした。
2,3号炉も、メルトダウンの可能性が大きいとは、今朝の朝刊の一面記事である。
隠しに隠した発表を、寄ってたかって好き勝手な薀蓄を垂れる学者・識者が登場して、真実を捻じ曲げて混乱に拍車をかけた。

そして、昨日の新聞には、「大間原発は必要」とした、現地を訪れた政権政党の幹事長談話が載っていた。国の将来について、本質的な議論の無い中での発表である。青森県の現地は、交付金等に群がったまま、、、
一方、海峡を隔てた函館市は、その生の幹事長の話も聞けずに(会場に入れず)好い面の皮である。おおーい、大間マグロに戸井(函館)まぐろ、、、

泊原発の「安全対策は適切」、関係4町村と北海道が調査。今朝の朝刊の記事。一体、調査団のメンバーは?「なあなあには、もう驚かない」ことが、悲しい。

昨々晩のテレビ放送「ETV」で、取り上げていたが、
「若い頃は、原発で仕事をしていたが、もう原発はいらない。例え、電気が無くても、、」、このご婦人の悲痛な声が、どこまで届くのであろうか? 
問われているのは、避難区域と直接的には縁が無い我々だけでなく、ひいては地球全体の民であろう。

「土に還らないものは、例え造ることが出来ても、造ってははいけない」のだ。

これは、昨日の粗稿ですが、そのままアツプしました。


コメント
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