中年の散歩道

後期高齢者世代、、、そんな親父の街角ウオッチングetc..

ねんきん特別便と官

2008-07-04 12:56:10 | Weblog
誤りを正す筈の「ねんきん特別便」でさえ、いい加減なことが分かった。

庶民は、「国のやることだから間違いは無い」と、お人好しにも信じて来たのだが、何かと官業から裏切られ、駄目押しで最後の砦となる「正義の番人の裁判官」もストーカーをする時世であるから、現実の世の理を思い知らされた筈だったのだが、昨日のニュースで驚いた。

総理が、北海道開発局の廃止に触れた途端に、北海道の経済界の重鎮は、揃って存続を願うという。理由は、北海道の経済が駄目になる・・・
このことは、「道路が欲しい」「港が欲しい」「農業団地を作りたい」等々の、陳情政治の復活だ。

もう一つ、規制緩和された結果、過当競争となったと主張するタクシー業界は、自主再生ではなく、再びの規制を願っているし、その方向となった。

結局は、お上の手のひらの上で、暮らしたいということでは無いか?
官僚のほくそえみが見えて来る「我々の舵取りが無ければ、下々の暮らしは立ち行かないのだ」と。

官から民への天下りが禁止されると、財団やら社団の「待機組織」を直ぐに作ってしまう、官僚のしたたかさには、簡単には勝てないのだ。
癒着と税の無駄遣いを無くするためには、「庶民の自立」が絶対の条件であろう。
激動している今こそ、徹底した改革が可能であろうし、遣らなければならない。

未だに、「生かさず、殺さず」の時代から抜けてはいないのだろうか?







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