Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

映画 『真夜中のピアニスト』

2006-08-02 08:01:23 | 映画 「あ段」
ストレートに表を歩いて生きてきた人々と、
どうにも上手く接することができなかった時、
凹む代わりに、以前に観た映画を思い出したりする。

『真夜中のピアニスト』  2005年
原題 : De battre mon coeur s'est arrêté
監督 : Jacques Audiard

去年の10月に鑑賞。

家族というものに縁の薄い自分としては、
かなりズドンッと来るのですよ、こういうストーリー。

映画のエネルギーを感じましたな。

正しいか、間違っているかはこの際置いておいて、
何かに向かうときに、誰かの助けを求めていて、
でも、一体どんな助けを求めているのか、
自分でさえ良くわからずに...

家族のようで家族ではなく、
友人のようで友人ではない。
わからない誰かの助けを求めている。

そして、近すぎて見えなかったものが見えた時、
自分もその誰かを救っていたりする。

人と人の間には、常にやわらかなエネルギーが波打っているようだ。