Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

『チェ・ゲバラの声』より  -サンファンの大虐殺-

2006-06-09 07:43:49 | キューバ&チェ・ゲバラ
ザルカウィが殺されたらしいですね。
風の流れが少しでも変わるのだろうか。

それにしても、米軍はいったい何人の人を殺してきたのだろう。


『チェ・ゲバラの声』
著者 : チェ・ゲバラ

 1965年以来、バリエントス(大統領)オバント(将軍)の軍事評議会は、ボリビア鉱山公社の労働者の賃金を45パーセントも引き下げた。1967年6月に、ボリビア鉱山労組同盟(FSTMB)はそのときひそかにシモン・レイエスを議長とする労働者大会を召集した。その月のうちにカタビ鉱山のグループは、賃金の一日分と薬品の一部をゲリラに提供することを取り決めた。大会はカタビの決定を承認した。

↓それを聞きつけた政府がしたこととは……

 そして6月24日の明け方に政府軍は、サンファン祭の平和な、かつ伝統的な祭のあとで寝込んでいた労働者のキャンプを急襲した
 シグロ20(鉱山)におけるその残酷な結果は、女性や子供を含む87名の死者であった。またそのなかで、ゲリラに協力する意思を明らかにしていたものは20名であった。この大量殺人は"サンファンの大虐殺"の名称でひろく知られている。


↑ゲリラに協力しようとしていたのは20名だけなのにな。政府軍は構わず87名も殺してるんだよ。

権力に歯向かうと、こういうことになるんだな。