猫人雑記

「あたしのにゃにゃにゃにゃんな毎日」
マレーシアからの帰国子女3匹+1匹+人間たちの徒然

マイクロチップ編 その2

2005-06-22 | 検疫制度 マイクロチップ
日本を離れたのは、昨年10月。翌月に新しい検疫制度に切り替わる事は決まっていました。
(ここでの検疫制度は、犬猫の輸入に対する検疫制度です。又、実際の完全施行は今月からでした)
渡航の日、成田空港検疫所で新検疫制度の簡単な説明はありましたが、その時は母子&3にゃんの道中、
日本帰国時の話なんて頭に入らなかった私です。
私の体験談は後日にして、

まずは、『多くの家庭動物がマイクロチップを装着していれば、』 から。
数あるマイクロチップに関する記事の中からの独断の抜粋です。
多くの家庭動物がマイクロチップを装着していれば、
 
1.迷子になっても、必ず、飼い主の元に帰ることが出来ます
2.不幸にして、迷子中に交通事故などで死亡しても、連絡を取ることが出来ます
3.盗難の予防や、首輪を外されても、自分の家族と証明出来ます
4.不正な手段で入手した動物を実験に使えなくなります
5.猟犬に装着すれば、不正な狩猟を防止し、猟犬を捨てることが出来なくなります
6. 虐待動物の経緯を調査し、今後の再発を防止出来ます
7.純血種の不正な繁殖や血統証明書の偽造を防止し、健全な犬種の発展に寄与します

とありました。

今回の改正法でのマイクロチップの導入は、狂犬病の日本国への侵入防止対策です。
(これについては、又後日。書き出すと止まらなくなりそうなので)

海外に行くことのない犬や猫のマイクロチップ導入がすすめられる理由には上のようなことがあげられます。
今現在、犬や猫と暮らしている人が、このマイクロチップに対して、どのような意識をもっているのかは、未確認なので、私も知りたい所であります。
私には選択枝がないので、違った受け止め方をしてしまうんです(汗)
皆さんは、どのように考えていますか?

今朝のテレビでは (マイクロチップ編 その1) マイクロチップを装着している場合の長所としてあげられていたのは、
「迷子になった時........」 のみでしたが。

マイクロチップの普及に力を入れている県は、兵庫県だそうです。
震災時に我が仔をなくした経験からのものではないかとのことでした。

現在東京都内でのマイクロチップ登録犬は、1,600匹だそうです。
  

マイクロチップ編 その1

2005-06-22 | 検疫制度 マイクロチップ
ここマレーシアでは、NHKは観ることが出来ます。でも......日本の録画なので、リアルタイムではないのだけれど。

今朝、お隣さんから 『マイクロチップについてやってるよ!』 との℡をもらって、観てみました (とても親切な日本人の方です。あたしがマイクロチップについてあれこれ調べていた時、あたしにさんざん話を聞かされた気の毒な友人です。汗)
主に、今回の改正法の外来動物の輸入禁止についてと、マイクロチップについての話題でした。
ゲストの言葉に対し、この程度なんだなぁ....ってひねくれながら観ていました。
この程度...というのは、世の人の意識が、ということです。

狂犬病も知らないのかぁ...って。
そっかぁ.....。
マイクロチップについてなんて、尚のこと。

「すごくお金がかかるものかと思っていたけど、5,000円くらいなら安いですね」、
「マイクロチップって、手術をするからかわいそうって思っていました」、
「保健所の餌代を考えたら、マイクロチップをみんなに勧めた方がいいのに」 などと。

最後の結びの言葉の 「かうことをよく考えてから、かってください」 にも異常反応!!
飼う? 買う? どっちだぁ~って。

こんなんじゃいけない。感情的になってはいけないんだと自分に言い聞かせていかないと(汗)

犬や猫のマイクロチップについての規制は、まだまだ先のようです。
犬や猫のマイクロチップの義務化が先送りになった理由は、
マイクロチップを埋め込める動物病院がまだ少なく、その上埋め込んだマイクロチップを読み取る機械(リーダー)も少ないためです。←ということですが、問題は多々あります。

でも私のにゃんたちは、マイクロチップを埋め込まないと、2度と日本の地を踏むことが出来ません。
今月から施行されている検疫の強化に伴なったものです。
そんなわけで、死にもの狂いで調べまくり、理解していることを、
自分の覚書兼ねて、少しずつ書いていきたいと思います。