猫人雑記

「あたしのにゃにゃにゃにゃんな毎日」
マレーシアからの帰国子女3匹+1匹+人間たちの徒然

失敗学

2007-06-19 | 猫との暮らしの中で...



昨日テレビを観ていたら(日本から送ってもらった録画)、失敗学という言葉が。
経験学? 人のふり見て我がふり直せ?
そんな感じかな。

昔電車の大事故があって、その時に非常用のレバー(ドアを手動にするためのもの)を知っていた人は助かって、知らなかった人がたくさん亡くなったらしい。
その時の記憶のある人は非常用のレバーを知っているし、設置されているだろう場所も知っている。
それが認識。
そして、その惨事の記憶があるから危機感もある。
でも、今の人は認識も危機感もない。
それだけ事故も減ってきて、安全になってきたから。

危機感もなくなって認識もなくなって...
どんどんそんな風になっていくのかもね。

水不足の心配がされている。
ここでは断水は日常茶飯事に近いものがあるかな、かな?
水が止まった時のためにも、飲用水のストックは欠かせないし、
もし水汲みに行かなきゃならなくなった時のための容器も用意してある。
飲み水はストックしてあるからとりあえずはしのげるとして、断水になって1番困るのはトイレの水。
事前に断水するとわかっていれば、バスタブに水を貯めておけばいいけれど、そうでない場合は。

ここでの生活は危機感だらけ。
でも、そんな国のほうが多いんじゃないかな?
日本は恵まれているから、危機感も薄れていくんだろうね。
はしかの流行で思ったけれど、
安心しすぎて認識も薄れていっている気がする。
予防接種の必要性をあれこれ云う前に、今いちど、その病気について知っておく必要があると思った。

恵まれていても隙だらけ~ にならないように!!
ウイルスはあなどれない
危機感をいっぱい味わってる今、それだけでもいい経験?
..って思うことにするよ。
な~んてね

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2 コメント

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日常訓練 ()
2007-06-20 15:28:34
里々さん、いつもコメントありがとうございます。

この記事を読んで、思い出したことがあります。
沖縄では保健所が感染症予防のマニュアルを作っていて、
今回のはしかの流行でもそれは上手く生かされたようです。
日常的にこういう事が出きていれば、たとえ新型インフルエンザが発生したとしても、迅速な対応が出来るでしょうね。

災害になったとき、電気は以外に早く復旧するけど、水道はそのあと、ガスもね・・・
今はどうだろう?

我が家は、イザという時に水を貯めるために、青いポリのゴミ箱を一個用意してます。お風呂は、次の日に新しいお湯貯めるまで抜きません(お風呂場の衛生状態は悪くなるけど、なんだか心配で抜けないの)飲料水用のポリタンクも持っています。トイレのタンクは、上で手を洗うタイプでないので、開けられれば飲み水に転用可です・・・
が、青いポリは二階で物入れに、
飲料水のポリタンクは納戸に、
トイレのタンクの開け方は。。。知らない
日常の訓練がまったく足りません。

四国は今年も水不足の様子です。
給水車に頼るようになると、お年寄り世帯は大変でしょうね。
自分が故障しているといろいろ思うわ。。。
やっぱりクーをそり犬(介助犬)に?
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結さんへ (里々)
2007-06-21 09:39:54
結さん、おはようございます。
日常訓練かぁ、、
なんかいい言葉(笑)
これに尽きるかもです。
しつこいくらいに書いてしまっているけれど、
日本を離れてみて見えた日本があります。
日本もこんなだったらなぁ、、、というよりも、
日本ってこんなだったんだ、、なかんじです。

自分の身は自分で守る

みたいな強さが、な~んか足りないような気がしてね。
幸せな国だと思う。
ただ、それがどこかで間違うと、とんでもない方向にいってしまいそうな..

そうそう、あたしも時間を見つけては本を読み始めました。結さん見習って。
わかっているようでわかっていないことが山ほどあります。
せめて、自分はこう思う! という考えがもてたらいいなぁと思っています。
文章にするには時間がかかりそうだけれどね
これからもよろしくお願いします。
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