猫人雑記

「あたしのにゃにゃにゃにゃんな毎日」
マレーシアからの帰国子女3匹+1匹+人間たちの徒然

これから犬や猫と暮らしたいと思っている人へ

2005-12-08 | 猫との暮らしの中で...
今は犬や猫と暮らしていないけれど、これから飼うかもしれない...という人へ。

飼う前に、よ~く考えてみてください。

飼いたいと思っている人なら誰もが 「楽しいだろうなぁ~~」 って最初は思うし、楽しいイメージしか浮かばないかもしれないけれど、それでも、もう1度考えてみて欲しいです。

例えば、犬や猫と暮らし始めた時の自分の生活をイメージするとか...。
それだけでも色々気がつくことがあると思うのね。

~あたしみたいに何年も犬や猫と一緒に暮らしていると、にゃんたちが年をとった時のことを考えてしまうけれど...。

人間とは違う生き物であるということを知ることも、とても大切ですよね。

例えば、人間の子供のように、
「○○したら危ないよ、いけないんだよ」 と犬や猫に教えても、最初からその意味を理解することは不可能に近いし、

~ 「ジーちゃん、ハハ出掛けてくるからね、いい子にしててよ。帰ってきたら、おいしおいしあげるからね~」って言ったって返事してくれないし、
 「ジーちゃんどこにいるのぉ~?」って必死に探す声にも無視するし、
 「兄ちゃんどこ?」 ってビビに聞いても答えてくれないし
 なのに、なぜ? 
 「ご飯だよぉ~」 には反応するのよね~

「もう、○才なんだからこれくらい出来るでしょ!」
なんて期待は絶対に無理~!!

一緒に暮らしていくうちに、飼い主(家族)の言葉がわかるようになることはあっても、
成長すれば自分のことを自分で出来るようになる人間とは違うから。

楽しいなぁ~って思える毎日になるかならないかは、人間である飼い主しだいということ。

散歩の必要ない家猫だって、トイレの掃除はしなければならないし、大昔は自分で獲物を獲ることが出来たけれど、それが出来ない猫にしたのは人間なんだもの。
外に出せばネズミの一匹でも捕まえて食べるだろう! なんて思うのは大きな間違いで。
人間の力なくしては生きていけない生きものにしたのは人間なんだものね。

犬や猫と一緒に暮らしたいと思うのならば、
犬や猫の生態や、犬や猫を取り巻く 現実 も知ってください。
それらを知ることは、これからの自分と犬や猫たちの幸せに絶対につながっていくことだから。

にゃにゃにゃんたちを最期まで守りぬくことがあたしの使命。
そのためには、自分の健康がいかに大切かもわかったし、
3つの『命』 に手を出してしまった自分の責任がいかに重たいものなのかもわかっているつもり。

『死ぬまで一緒にいてあげて欲しい』
『愛しぬいて欲しい』

あたしは、ジジたちとの生活を通して犬や猫のことをあれこれ知りたいと思い、色々な方たちの考えに触れるようになりました。
そして又考えて、考えて考えて考えています。

人間と動物たちにやさしい世の中....

言葉にするだけでも、はるか遠いことにしか思えないけれど。
でもね、あたしの周りには 「そんな日」 が きっと来るはず!! って信じさせてくれる人がいます。

その人たちと同じ人間である以上、あたしもずっと考えていきたいです。