猫人雑記

「あたしのにゃにゃにゃにゃんな毎日」
マレーシアからの帰国子女3匹+1匹+人間たちの徒然

願わくば、マイクロチップで個体識別!その1

2005-12-27 | 検疫制度 マイクロチップ
今年もあとわずかとなりました。先日から、ジジの脱毛が悪化し、アレルギー と診断されました。
現在、薬を飲ませながら、日々様子を見ているところです。
アレルギーとの診断を受けたけれど、ここでは、アレルゲンを調べることも出来ず、今回ばかりは、この地に来たことを心底悔やんでいます。
でも、ハハは負けません
今、インターネット、本等で情報を集めている所です。
近日中には、日本でのかかりつけだった動物病院へ連絡を取るつもりです。
今回ばかりは、獣医師の言葉の端はしや顔つき、あたしを見る目等で、思いっきり不信感を覚えました。

あたしは、ストレスでは? と思っていたのだけれど、ここの獣医師には、ストレスによる脱毛という認識が全くないんです。
ストレスって、いわゆる現代病ですよね? 発展途上国では知られていないのでしょうか。
それが犬や猫に.....などとは思いもしないのでしょう。

そんな中、嬉しいニュースがありました。
来夢さんの記事 に嬉しい知らせが~

以前よりマイクロチップの普及について、語らせてもらいましが、普及のためには、その前に考えなければならない問題がいくつかあります。
そのひとつとして、マイクロチップのナンバーを読み取るためのマイクロチップリーダーの設置の問題がありました。

日本の我県、埼玉県からは、来年度の予算次第によっては、設置を検討するとの返答をもらっています。

環境省の言うところによれば、来年6月からの法改正に伴なって各自治体への設置とのこと。
これを機に、多くの地域で、マイクロチップの必要性について検討してもらいたいと願っています。

嬉しいです、本当に~。

この続きは、又。

猫の登録義務化

2005-12-06 | 検疫制度 マイクロチップ
リリの 『ちゅっちゅ』 初公開!! 抱っこしろ~!って背中に飛び乗り、ちゅっちゅの催促。そして、こんな風に自分の肉球をしゃぶり続けるんですよ。この間何も出来ないあたしです。

今朝のニュースでマイクロチップの文字が!! 
東京都杉並区で猫の登録の義務化を検討しているとのこと。

マイクロチップのこれからを考えて止まないでいるあたしにとっては、
朗報といえるニュースです。

なんせ朝の慌しい中のNHK ~日本の録画で1時間遅れなり
正確さには欠けるけれど、自然保護なんとかの何某さんが、迷子になる猫があまりにも多いことを語っていました。

『マイクロチップ、札』 の文字がアップされました。

迷子対策からの呼びかけですね、きっと。

さてさて問題は、これを行政がどのように管理するかということです。

迷子になった仔が連れてこられる場所にマイクロチップリーダーの常置はもちろん必要。
登録された情報をどこで管理するのが最良なのか? 
出来ることならば、その情報を飼い主にも管理しやすいものがあると良いのではないかと考えています。
人間の保険証のようなものですね。
うっかりもののあたしのためにも、高齢の方で猫を飼っている方のためにも、我が仔のことをきちんと把握して管理できるように。

検疫制度のマイクロチップ装着の義務化とは別問題かもしれないけれど、
でも、個体識別のためのものであることには変わりないはず。
個体識別のためのマイクロチップを装着しているのに、
日本では、検疫の時のみにしか効力を発揮出来ないなんて。
ジジたちが日本に戻った時には、農林水産省の管轄。
その後は....?

我県や市でも猫の登録制がすすめられていたら、動物愛護管理法に関連する?
それなら環境省?

マイクロチップ装着猫の母としては、マイクロチップのこれからについて考え続けたいと思っています。
今回のこのニュースから目が離せません。
どのような具体化がなされるのか?
今後の杉並区に期待したいと思います。

早く新聞届かないかなぁ~

ぼくは、マイクロチップ装着猫

2005-11-08 | 検疫制度 マイクロチップ
『新・検疫制度』 に向けて、マイクロチップを装着し、日本帰国の準備を始めています。

海外生活を始めて1年。 まだ帰国の予定はないけれど、いつ帰国命令を出されても、あわてることなく帰国できるように、帰国の準備のスタートラインに立ちました。

旧検疫制度では2ヶ月前から始めても充分間に合いましたが、新しくなった検疫制度では最低でも7ヶ月が必要となります。
指定国外地域からの入国に新しく義務付けられた 『抗体検査』 は、かかりつけの動物病院ではなく、日本国指定の検査機関に血清を送り、検査しなければなりません。その際要する時間を考えると8ヶ月以上はかかると考えておいたほうが無難と考えられます。

新しい検疫制度が完全施行され5ヶ月が経ちました。
(改正されたのは、昨年11月です。 昨年11月~完全施行の今年6月6日まで は旧制度での入国が可能でした。)

日本帰国のために無我夢中でここまできた私に嬉しい情報が入りました。
こちら です。
Living WITH Dogsさんの記事より』

アメリカ在住の方が、愛犬と一緒に日本入国を果たしたそうです。
完全施行されて5ヶ月ですよ!!
とても 勇気付けられた私! です。

この方は毎年10月に日本帰国をされている方で、毎年愛犬を預けての帰国だったそうです。
新しくなった検疫制度を知り、翌年の帰国こそは愛犬と一緒に!と、新・検疫制度での帰国準備を始められたそうです。

生の声が聞けたこと、今のあたしには何よりも嬉しく思います。
なんと、12時間以内の係留のところ、30分程度でクリアー出来たそうです。
飛び上がってしまうくらいに、うれしいです。
きっとこの方の喜びは私以上だったと思います。

旧制度では、最低でも2週間の係留でした。

今回の改正で、多くの方が(最初はこの私も漏れなくでした!)悲観にくれたことでしょう。
実際、当初の新聞記事の見出しも

『連れ帰れない! ペット検疫強化』 でしたから。

その記事から8ヶ月です。

よくぞここまで.....

 

身分証明書

2005-11-01 | 検疫制度 マイクロチップ
あたしには身分証明書があるにゃんよ~!!

我県の動物指導センターサイトより

猫を飼うためには
『身元表示』 飼い主の責任をはっきりさせて自覚をもち、また飼い主のいない猫と識別をするために、首輪・名札(最近だとマイクロチップなども)などにより、身元表示をするようにしましょう。迷子になっても飼い主に連絡が取れ、戻ってきます。

我猫たちのマイクロチップ装着、今はまだ日本帰国の際の個体識別としてのものでしかないけれど、
日本の検疫制度によって義務付けられたものである以上、日本に戻ってからこそ効力を発揮してもらわなければ
と思い我県のHPであれこれ調べてみた。

検疫所だけではなく私の住んでいる地域にも、マイクロチップリーダーがないことには話しにならないじゃない

『最近だとマイクロチップなども』 との記述(前記)を見て、確認の℡をしてみたところ、

やはり... まだマイクロチップリーダーは存在していなかった。

うそつきぃーーーー!

って叫びたいとこだったけれど、
申し訳なさそうな電話の向こうの小声のお姉さん(たぶんお姉さん..)、
おそらく苦情の℡に日々悩まされているのだろうなぁ..っていう感じ。

文句をいうことではないし、ここはひとつ、懇願あるのみと。

『来年度以降の予算で購入を検討しています』

との返答だったのじゃ~。

手ごたえありかな??

予算会議の蓋を開けてみないとわからないけれど、
電話の向こうのお姉さんが、嘘つきには思えなかったし。
でも、マイクロチップに関心ある市民の存在はアピールできたかなぁ~

マイクロチップ装着 について考える①

2005-10-28 | 検疫制度 マイクロチップ
がんばったにゃんよ~

テンプレートを変えたら動きが遅くなってしまったので、又変えました

我にゃんたちが マイクロチップ装着猫 となり、再度マイクロチップについてのあれこれを調べているところです。
ネット上でも、調べ始めた数ヶ月前よりも多くのサイトで取り上げられていました。
それだけ関心を持ち始めた人が増えてきたことなのでしょうね。

関心を持ってください。
まずはそこからだと思うんです。
『考えること』 犬や猫の飼い主として、考えてみてください。
今は犬や猫と一緒に住んでいないけれど...という人も考えてみませんか?

反対派の人ももちろんいるでしょう。

私には選択肢がありませんでしたが、大事な家族のことです、マイクロチップについてそれなりに知識は学んだつもりです。

日本国内でのマイクロチップの普及を待つことさえ許されずの装着となりましたが、ひと足早くの装着だからこそ思う事もあります。

反対派の人の多くは身体の中に入れることへの抵抗でしょうか
マイクロチップが体内で移動してしまうのではないかという不安ですか?
現在のマイクロチップには移動防止対策が施されているようなのですが、それでもやはり不安ですか?

もし、愛犬・愛猫の身体のことを心配するあまりこのような思いが起こり、反対派の人が増えているのならば、
今後、マイクロチップの安全性をより高めてもらい、声高に安全性の保障をしてもらう必要があるのかしら?
安全性が保障されたら多くの人がマイクロチップ装着に積極的な気持ちになってくれるのかしら?

メーカー側の安全性の保障と、普及のメリットについても (←この辺りのアピールがまだまだ少ない?) 多くの人に知ってもらいたいところです。 ~海外だから聞こえてこないだけかしら?

ある動物病院では、『埋め込み済みマイクロチップの動作チェック』 が出来るとのことです。
このような朗報も、もっと多くの人に知ってもらいたいですね~。

今日はもうひとつ。
犬には鑑札と狂犬病予防注射済み票というのがあります。
これが義務付けられているのだから、マイクロチップによる固体識別は必要ないと思われますか
犬の飼い主の方はやはりそのような思いが強いのでしょうか??
猫には鑑札や登録の義務がありません。
私個人的には猫の登録制度もあっていいのではないか?と考えていたので、鑑札等のない猫のマイクロチップによる個体識別には賛成なんです。


これがマイクロチップ専用注射器

2005-10-25 | 検疫制度 マイクロチップ
この注射器で、マイクロチップを注入しました。(注射器は1頭1個ょ、写真は2個だけど。)
右側のバーコード№が 我が家の御長男さま「ジジ」の 固体識別番号 になります。

この15桁は、左3桁が国番 (ちなみに..日本392 マレーシア458)、次2桁が動物コード(ペットであるかとか..)、次2桁がディーラーコード、そして残り8桁が個体識別番号です。

ここで 久々の あれれ??ディーラーコード違っているでないのぉ~
我にゃんたちのディーラーコードは 『85』
だけど、デストロンのディーラーコードは 『80』

ん??

ってなわけで、またまた魔になりまして、
国番号だけが全世界共通で、その他は国によって異なるとの回答。
なんだか間際らしい

そんなんで大丈夫なの??
と不安になって質問したのだけれども、
15桁の数字(ローマ字混じりでなく)であれば、日本の検疫所で読み取り確実だから心配しなくて大丈夫とのこと。
なんだかあまりにもすっきりしない電話の向こう...

こっちは命がけなのになぁ

でも、まっ、良しとしよっと。

マイクロチップ装着猫 ジジ

2005-10-24 | 検疫制度 マイクロチップ
痛々しいかしら? でもあっという間に 終わってしまいました。
痛いというより、知らない人(左がドクター)が居るってことに ドキドキしてるんだと思う。ジジは相当の怖がりだから。

固体識別、個体識別~

猫には登録制がないから、マイクロチップを装着して固体№がもらえて
 ~ 人間でいう戸籍みたいな感覚? それとも住民票かな。
なんだかとても、うれしい気分~
『出生届け』 を提出した感じ?
ジジはあたしの仔です って。
かしら、やっぱりこんな気持ちになるなんて...

自分でもまさか、このような気持ちになるなんて思いもしなかったです。
痛い思いをしたにゃんたちよぉ~、ごめんね。


05.10.23 マイクロチップ猫記念日

2005-10-24 | 検疫制度 マイクロチップ
我が家の3にゃん 『マイクロチップ装着猫』 となりました。


猫T (いけてるプリントがお見せできないのが残念ですが~) を着てる後姿は 3にゃんのハハなり~ (お初は、後姿でございます)

心配性のハハは、病院内ではリードをつけてます。右腕のブルーのひもがそれ!

リリの首の後ろにマイクロチップが挿入されるところです。
痛そうに見えたけれど、凶暴リリが大人しくしていたところをみると、
そうでもなかったような。

爪きりのほうがよっぽど嫌だったらしく、(家だとおとなしくやらせてくれないので、ついでにお願いしてしまったのぉ) あばれてました 汗!

この続きは、ジジで。



いよいよ....です

2005-10-21 | 検疫制度 マイクロチップ
日本の新しい検疫制度の英語版を動物病院へ提出し連絡待ちでしたが、連絡がありました。
昨日、『日本の推奨様式』 (獣医師が記入し、私が日本の検疫所に提出するもの) を持参し(農水省のHPからダウンロード) 話を聞きに行ってきました。

今回は、前回とは違うドクター。~前回のドクターより頼りになりそうなかんじ....
私の提出したファイルもきちんと読んでいてくれて、予想以上にスムーズに話が進み(私の英語はスムーズではないけれど。)
23日(日)、午前11時に、3にゃんのマイクロチップ装着、狂犬病予防接種の運びとなりました~。

いよいよです。
この町最初の マイクロチップ装着猫?? 
他国の経験猫の話も聞いているし、危険なものではないことも確認済み。
心配はしていないんだけれども、
新・検疫制度に向けてあれこれ調べはじめてから今までのことを思うと、感慨深いものがありますです。

やっと、ここまできたぁ~ っていう思いがひしひしと...

ジジ、リリ、ビビ ハハと一緒にがんばろうね!
よっしゃぁ~  

日本帰国、前途多難?

2005-09-30 | 検疫制度 マイクロチップ
マイクロチップの写真(これは裏面)撮らせてもらったの。15桁ってことは 『ISO規格』 ってことらしいんだけれど、この際だから、念のためこの画像を農水省に送って確認してもらうつもりよ。

近所の動物病院にマイクロチップのことを聞きに行ってきた。

本当は昨日行くつもりだったのだけれど、行く間際になって聞きたいことを伝える自信がなくなり、やはり聞きたいこと全て英文にしてからにしようって思って。
情けないよね、本当に。

情けなくってブルーだったあたしだけど、そんなことはまだ序の口だった。
まさか とは思っていたけれど、そのまさか だったの。

つたない英語での会話だったけれど、終盤になって、噛み合わなくなってきたの。
マイクロチップの種類 と狂犬病のワクチンが不活性化ワクチンであることまでは確認出来たのだけれど、
その先から?????

Do you know Japanese new law?  (間違ってる? この程度なの、あたし )

We don't know って !!  知らないってこと?? (このくらいはあたしにだって わかるよーーーー!)

そうなの、知らなかったの、ここの動物病院のドクターは

日本の検疫制度が、この春から変わったことを。

こんなんでいいのぉぉぉぉーーー
あたしがここ、マレーシアに猫×3と移住してる事は調べればわかることでしょ??
面倒臭かったけれど、ちゃんとお役所に届け出もしたし、
検疫所には、ここの住所だって知らせてあるんだから!

日本の検疫所は何故に知らせてないわけ?? ← 日本の検疫制度が強化されたことってどのように各国に伝えてるの??

お隣り (車で1時間もかからないのよ!) のシンガポールの動物病院のドクターは知っていたっていうし、同国のクアラルンプールのドクターだって知ってるんだから!!!

だったら、クアラルンプールまでいけばいいじゃない?
って?
でも、でも、高速で4時間。
そう、東京から静岡? もっと先までくらいの距離かしら?
片道4時間かけて?

近所の動物病院のドクターに、隣国シンガポールのドクターに聞いてください、とも言えず、あたしが英文の新しくなった検疫制度を探してくることになったの。

今夜はブルーなんて通り越して、心臓バクバクいってる。

血清を日本指定の検査機関に送ってもらえるか? って聞いたら、
シンガポールに送るっていうし.....

シンガポールには、日本指定の検査機関は無いんだってばぁぁぁーー
この辺りから、あれれ?? だったのよねぇ

はぁ、だめだ! 心臓バクバク!!
冷静になって、又出直してきます。

今夜はもう遅いから明日にでも日本の農林水産省に℡してみるわ。
新しい検疫制度の英語版求む!! ってね。


マイクロチップ編 その4

2005-06-27 | 検疫制度 マイクロチップ
ここまで書いておきながら、、自分の勘違いに気付いてしまった

検疫所に 「マイクロチップの中のデータには何が入っていればいいのですか?」
と℡した私(汗)。
マイクロチップの中には、15桁の№の他に、名前、生年月日etc.
のデータ全てが入っているものだと思っていたが、

マイクロチップの中には、15桁の数字が入っているだけ

証明書に、 『15桁の№、犬猫等の名前、生年月日、狂犬病予防接種年月日と免疫有効期間』 
を記入し、
入国の際に、15桁の№をリーダーで読み取り、証明書と照らし合わせるということだった。

ほんと勘違い甚だしいったらありゃしない。
でも、きっとこれからも勘違いなるもの、出てきそう....。
こんな恥さらしをわざわざ書き込まなくてもと思ったけれども、
これも、これからの私のため!
思い込みで、係留12時間の夢が絶たれては。
何でもかんでも、確認しようと誓うのでありました。

思い込みには、注意しましょう!!

マイクロチップ編 その3

2005-06-27 | 検疫制度 マイクロチップ
「マイクロチップによる個体識別の必要」  6月から完全施行が始まった 『新しい検疫制度』 に新たに加わりました。

日本入国のためのマイクロチップ装着前に確認しなければならないことがあります。
 ● チップがISO規格でなければいけません。
 ISO(国際標準化機構)11784及び11785に適合するマイクロチップでなければ、国内での読み取りが出来ない場合が非常に高いのが、今の現状です。

日本以外の国でマイクロチップを装着する場合、
マイクロチップの規格の確認が最も必要となります。

ISO規格のマイクロチップを日本から取寄せる場合は、日本の獣医を介してのみの可能となります。(2005.6月確認)
ISO規格以外の装着で入国する場合は、事前にマイクロチップのメーカー、規格等を検疫所に確認し、
読み取り不可能(リーダーがない)な場合は、個人でリーダーを準備しなくてはなりません。(2005.6月確認)
(ISO規格以外でも一部読み取り可能な場合あり。)

日本に流通しているチップのメーカーには、
「トローバン社、デストロン社、データマース社、AVID社」 の4つのメーカーがあります。
このメーカーなら、必ずしもISO規格、というのではないそうなので、
メーカーの重視より、『ISO規格11784及び11785』 であるかどうかの確認が必要です。

マイクロチップ装着がまだ普及してない(リーダー設備が不十分?) 今の段階での、マイクロチップ義務化の検疫強化。
不安はありますが、 『日本に帰れない』 と路頭に迷ったときのことを思えば、
帰れる手段がある、可能性がある、というだけで、ホントよかったぁ~〃 の私です。
何も判らずに無我夢中で調べ、家族揃って海外に来ることが出来たのだから、
帰れる と判った以上、やるしかないです。

これぞまさしく、 『目指すは 日本帰国なり
頑張らねば。

もし、帰れないのでは.....と不安に思っている人がいたら、検疫所にまずは確認することをおすすめします。
その国々によって、又異なる場合もあると思います。
マレーシアは、過去に狂犬病が発生したことのある国なので、日本指定地域以外の国です。
指定地域の場合は、マイクロチップ装着は義務化されましたが、
血清抗体検査後の、輸出国での180日待機の必要はありません。(詳しくは後日)

マイクロチップ編 番外 ~ジジ、リリ、ビビ ②

2005-06-26 | 検疫制度 マイクロチップ
『連れて帰れない!ペット検疫強化』 の新聞記事で動揺した私でした。
 (マイクロチップ編 番外①)

検疫強化なるものを調べ、頭に叩き込み、再度成田検疫所に℡をしました。
この国での不安や疑問を細かく聞き込んだ結果、
ここ、マレーシアからも、全ての難関をクリアーすれば、

『 係留12時間 』

晴れて日本の我が家へ帰れることを確認し、
新しい検疫制度に切り替わる前の一時帰国はしないで済む運びとなりました。
(実際、私のように慌てて日本に帰国した人の犬や猫で、検疫所の係留施設はいっぱいだったそうです)

海外駐在が決まって4ヶ月足らずでここにきた私たちですが、
今度の制度では、最低でも 『7ヶ月前』 から準備を始めなければ間に
合いません。
私の語学力を考えると、それ以上の日数がかかると思われます。

次は、ここでのマイクロチップ装着と血清抗体検査 について、書いてみたいと思います。

マイクロチップ編 番外 ~ジジ、リリ、ビビ ①

2005-06-23 | 検疫制度 マイクロチップ
今年3月の 検疫強化の新聞の切り抜きがFaxされてきた。
それは実家からのもので、ここに来る前も3にゃんのことで
大騒ぎをした私だったから、心配してくれて送ってくれた物
だった。
でもすでに知っていたから、それほど気にはしなかったんだけど、
よく読んでみると、 「うっそー!!帰れないってことー??」
それからは、大騒ぎで、あらゆる手段を使って調べたっけ。

まずは、農水省にメール(でも返事なし!) をし、
検疫所に℡、次は外務省に問い合わせてやるぅー!!
と騒ぐあたしの口からは、「なんじゃ、この法律は!絶対許せない!
法律を変えてやるぅー!!」 こればっかり。
その時の検疫所は職員もまだ理解しきっていない上、このあたしも、
怒りが先だって、何から確認するべきなのか整理出来ず、
これじゃぁだめだ!と再度、調べる直すことに。

マイクロチップ、狂犬病、血清抗体検査、農水省大臣指定機関などなど。
おかげで、PCと仲良くなれたのは、良かったけど。
調べれば調べるほど、追い込まれ、
「離婚して、あたしだけここには永住してやるー!」 とまで口にする始末。
「お願いだから、今なら日本に帰れるんだから、日本でマイクロチップを入れてきてくれ」
と、冷静な旦那に言われ。
そうと決まって、帰国のチケットの手配。
(11月から施行はされたけど、翌年6月までは、新旧制度併用期間で旧制度で検疫突破可能!
狂犬病予防注射の有効期限も切れていないし、よ~し!!って。
でもその代わり係留期間は最低でも12日で前後日合わせて、16日だけど。)
ここまで段取りが進み、再度成田検疫所に℡。

そしたら.....
今度はその事にとても詳しい人と話をすることが出来て、事細かに説明をしてくれた。
お役所でこんなこと初めてだぁ~ って思えるくらいいい人(会った事もないくせに)で......。 <続>

マイクロチップ編 その2

2005-06-22 | 検疫制度 マイクロチップ
日本を離れたのは、昨年10月。翌月に新しい検疫制度に切り替わる事は決まっていました。
(ここでの検疫制度は、犬猫の輸入に対する検疫制度です。又、実際の完全施行は今月からでした)
渡航の日、成田空港検疫所で新検疫制度の簡単な説明はありましたが、その時は母子&3にゃんの道中、
日本帰国時の話なんて頭に入らなかった私です。
私の体験談は後日にして、

まずは、『多くの家庭動物がマイクロチップを装着していれば、』 から。
数あるマイクロチップに関する記事の中からの独断の抜粋です。
多くの家庭動物がマイクロチップを装着していれば、
 
1.迷子になっても、必ず、飼い主の元に帰ることが出来ます
2.不幸にして、迷子中に交通事故などで死亡しても、連絡を取ることが出来ます
3.盗難の予防や、首輪を外されても、自分の家族と証明出来ます
4.不正な手段で入手した動物を実験に使えなくなります
5.猟犬に装着すれば、不正な狩猟を防止し、猟犬を捨てることが出来なくなります
6. 虐待動物の経緯を調査し、今後の再発を防止出来ます
7.純血種の不正な繁殖や血統証明書の偽造を防止し、健全な犬種の発展に寄与します

とありました。

今回の改正法でのマイクロチップの導入は、狂犬病の日本国への侵入防止対策です。
(これについては、又後日。書き出すと止まらなくなりそうなので)

海外に行くことのない犬や猫のマイクロチップ導入がすすめられる理由には上のようなことがあげられます。
今現在、犬や猫と暮らしている人が、このマイクロチップに対して、どのような意識をもっているのかは、未確認なので、私も知りたい所であります。
私には選択枝がないので、違った受け止め方をしてしまうんです(汗)
皆さんは、どのように考えていますか?

今朝のテレビでは (マイクロチップ編 その1) マイクロチップを装着している場合の長所としてあげられていたのは、
「迷子になった時........」 のみでしたが。

マイクロチップの普及に力を入れている県は、兵庫県だそうです。
震災時に我が仔をなくした経験からのものではないかとのことでした。

現在東京都内でのマイクロチップ登録犬は、1,600匹だそうです。