猫VSナイナイ しつけ編Ⅰ

料理でバトルを繰り広げていた猫とナイナイですが、ヤンヤンのしつけでもバトルが繰り広げられました。何せ一日中３人が一緒に居るんですから。
まぁ、一言で言うとナイナイは甘い！甘すぎる！なにせ久しぶりに会うかわいい孫ですから、もうどうにもとまらない～って感じで甘やかしまくりです。
たとえば３人でちょっと近くのスーパーにお出かけします。ヤンヤンはマンションでてしばらく歩くと「疲れた～」と言って座り込みます。
猫　「じゃあ、家に帰って一人お留守番しなさい！どうする？行くの？行かないの？」
ヤン「いやぁ～！行く～！おんぶ～！」
猫　「なに言ってんの！」
ナイ「ナイナイがおんぶしてあげる」
猫　「え～っ、だめよ！４歳児おんぶしてどうするの！」
ナイ「いいから、いいから。今日だけ」
猫　「ヤンヤン、ナイナイ重くて大変だから、降りなさい。」
ヤン「いやよ～。もうっ、お母さん、キライ。」
となるのです。もちろんおんぶが「今日だけ」で終わるわけもなく、

ナイナイ、イエイエとお出かけするたびにこうなるのです。
こりゃいかんと思い老鼠に訴えました「そのうちヤンヤン自分でまったく歩かなくなるよ。」と。もちろん老鼠もナイナイを叱りましたが、ナイナイは「だって歩かないんだもん・・・。」　自分が悪いと思ってません。
ある日、猫はヤンヤンと二人で散歩＆お買い物に出かけることに。２人で出かけることを心配するナイナイですが、「大丈夫、大丈夫。」と行って家を出ました。そして近所のスーパーまでお散歩。もちろんヤンヤンは「おんぶ～。」なんて甘えません、しっかり自分で歩きます。スーパーについて買い物していると、ナイナイ登場。
猫　「えっ、どうしたの？」
ナイ「心配になって、後ろからこっそりつけてた。」・・・・探偵か？つけられてるのまったく気づかなかった猫とヤンヤン。
猫　「大丈夫よ～」
ナイ「うん、ヤンヤン自分で歩いてたね。」・・・もう、４歳だからね。普通でしょ。
スーパーでヤンヤンの牛乳＆タオルと老鼠のお風呂バスケット買って、バスケットにタオルと牛乳入れてヤンヤンに渡すと「わ～い、ヤンヤンのお買い物かご」と喜んで家まで自分で持って帰りました。
ナイ「荷物も自分で持つんだね～。」・・・・それも普通でしょ。自分のものは自分で持つ。
猫　「日本じゃ買い物した時とかは、半分持ってくれるよ。頼もしいよ。」
「ヤンヤンすご～い！力持ち！お母さん助かるありがとう」と、褒めてお礼を言うと、がんばってくれるのです。猫もヤンヤンもいい気分。ナイナイみたいに甘やかしていると、猫の身が持ちません。そして何よりヤンヤンの為にならん！ってことがなぜ分からないの？ナイナイ。