ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

さらばDi Giorgio

2013-12-11 14:29:07 | 打楽器

こんにちは、特定秘密保護法担当大臣の森雅子です。嘘です!
この女、もはや自分の選挙区に戻って辻立ち演説とか絶対できませんね・・・。

さて。

軍靴の音がカツカツと聞こえてくるような、そんな安倍暴走政権に対する店主のANTIFAぶりはどうでもいいとして(よくはねえよ)、今日はちょっぴり残念なお知らせを。

このたびサンバタウンは、かのジョアン・ジルベルトのレプリカモデルTarregaを筆頭に、「ボサノヴァギター」として長くご愛顧いただいておりましたDi Giorgio商品の輸入・販売を、今年いっぱいをもちましてしばらくお休みとさせていただくことに致しました。
バンドでいうところの、永久活動停止ってやつであります。

その大きな理由の一つとして、当商品の取扱いにあたり「サンバタウンとしての役目は終わった」ということが挙げられます。
2004年(くらいだったかな)に、あるお客さまからのたっての依頼で、当時はまだ日本でも極めて稀少であったTarregaの個人輸入を手がけてから約10年。このTarregaだけでも延べ50台近く(Di Giorgio全商品ですと100台弱)を販売し、そろそろ市場も落ち着いてきた頃と察する次第です。
もうこれ以上ダラダラと、他社が扱っていないからといって惰性に任せて輸入・販売を続けていても、Di Giorgioオーナーさまにとってのリセールバリューは下落するばかりですし、ワタシがこよなく愛した(過去形にすんなって)Di Giorgioギターの数々にはそうなってほしくない。彼らにはいつまでも「ボサノヴァギター」として、ファン垂涎の的であり続けてほしいと願っています。

とまあ、かくかくしかじかで、ただいま弊店に在庫としてございますTarregaちゃんが当面最後の一台ということになってしまいました。どうせ最後ならということで、ヴィンテージっぽさがおそろしく高まるDeval飴玉ペグに装着し直し、ジョアンのじいちゃんっぽくブラックナイロン弦(1~3弦)を張って、これをお値段据え置きにてご提供させていただきます。この機会をどうかお見逃しなく!

詳しい商品説明はコチラ。


(こんな外観ね)


(ウオッス、飴玉ッス)

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3 コメント

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うおっ、残念です。 (おぐけん)
2013-12-12 19:17:00
以前こちらでDi Giorgioのマスターを買ったのですが、最近とあるボサノヴァの若い歌姫が、いつ壊れてもおかしくない位ボロボロのDi Giorgioのギター(タレントⅢ?)を弾いていたので、見かねて私のギターを譲る事になりました。

非常に才能のある方なので近々どこかで見かけるかもしれませんよ~。

ピックアップは付けてあげましたが、カッタウェイが無いので彼女のメインギターになるかは分かりませんが.....
またDi Giorgioの人気が出ちゃったりして(笑)。
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コメントありがとうございます (ゼジ)
2013-12-18 12:21:13
☆おぐけんさん
 また時が経って、国内でそれなりの需要が高まってきたらまた取扱い再開も試みたいと思います。どんなに早くともオリンピックが終わって、市場価格も落ち着いた頃合いになるでしょう。

 ワタシが知る限りでは、日本でTALENTⅢは3台しかありません。うち2台は弊店で販売したもの、残る1台はケイシー・コスタの愛器。おぐけんさんのお話を聞く限り「いつ壊れてもおかしくない位ボロボロのDi Giorgio(カッタウェイ)」というのはまず間違いなくケイシーでしょう(笑)。つい先日彼女のセカンドアルバムの某誌レビューを書いたばかりです。素晴らしいアーティストですね。
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おかげさまで (ゼジ)
2013-12-20 15:17:14
ラストTarregaイン・パリ(意味不明)は無事引き取り手が見つかり、これにてDi Giorgioギター完売御礼となりました。これまでお買い上げ・お問い合わせ下さいました皆様に心から厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
また会う日まで!
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