ZEVEX~行動する自動車環境問題NGO~

手造りPHEVで、そしてプリウスPHVで二度の日本列島縦断を達成し、世界初EV南極点到達を目指し活動する冒険チームです。

電気自動車に音をつけるらしい。

2009年07月03日 00時45分36秒 | NEWS
報道によると、国土交通省は、電気自動車やハイブリッド車などの「静か過ぎる」
マシンに対して、音を着けることを考え始めたらしい。

歩行者と車が混在する商店街や駐車場内などは、基本的にタイヤのパターンノイズ
くらいしかしない電気自動車は、間違い無く「静か過ぎる」ので、何らかの「音」
を出すようにすることには賛成だ。

でも、実際の話、四六時中音を出しっ放し・・・というわけにも行かないだろうから、
どんな音をどのタイミングでどう出すか?は、なかなか難しい問題だろう。
早朝のお出かけが、「静かで御近所迷惑でなくて良い」なはずのEVが、
朝っぱらからクラクションがプープー言うようになったら意味不明だ。
オフロードで景色や空気を楽しみながら走りたい時にも、クラクションの音は無粋過ぎる。
オフロードを専門とする私としては、こんなEVは許し難い。

実は、コンバートEVの世界でも、カーチスという会社のコントローラーを使って作ると、
低速時だけピーっと音がする。ある程度速度が乗って来ると消えるのだが、
これは消えているのではなく、高周波領域に周波数が変わっているから人間は聞こえないだけなのだ。
恐らくPWMのドライバ回路の音なんだと思うが、聞こえるのは1.5kHz帯の音らしい(先日初めて知った)。
カーチスの基本(高周波側)は15kHzなので、耳の良い人なら聞こえそうな周波数だ。

#画像は、2004年製作のオフロード用4WD電気自動車(EV)2号機「ARK-1」号。
アンバー色の配線が出ているのがカーチスのコントローラー。
ロシアの凍った海の上を走ったマシンだが、ロシアを走った時はコントローラーは
リチウムイオンバッテリーと一緒に断熱ケースの中だった。
コメント (3)
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