荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

常態への復帰

2011-03-19 00:15:18 | 日記
今日はなんだか久しぶりに授業をやった気がする。
体調が悪いせいか、口が回らない。テンポもゆっくりになってしまう。
それでも授業をしているときは、ドラムを叩いているのと同じで原発のこととか全部忘れられる。

家に帰ると、さっそくニュースをみる。今日の放水作業の成果はよくわからないみたい。「やらないよりマシ」という発言で締めくくられることが多い。もし、今、東京電力がやっている注水ポンプに電源を通して、というやり方は成功するのだろうか?。これがうまくいかなかったら、延々と毎日放水作業を続けるしかないのか?。原発周辺に豪雨をふらせるやりかたはダメなのか?。

被災者の受け入れを東北以外の県は割当で受け入れさせるように政府はなぜ動かないのか?。被災者の中には教員も大工もいろんな仕事ができる人たちがいる。今のままでは働くこともできず、支援に頼るだけだ。福島県知事がニュースzeroのインタビューで話すには「復興なんてまだ先のことだ」と発言している。まさにそのとおりだろう。子どもたちに学校にいかせてあげること、病気の人は病院に入れてあげること。

実際には、もうすでに県外へ避難している人が増えているようだ。結局はそうなってしまうのだ。原発から半径20キロ以内は退避とか、30キロ以内は屋内退避とかいくらそんなことをしたって、物資も足りないし、寒さにも直面している。もちろん、行方不明者を探すために、歩けない老人をほおっておけないために、といろんな理由で残る人もいるだろうが、子どもとその面倒を見る人からもっといい環境に避難させることを強権発動してでもやらなければならないと考える。

ここはナイーブな話だが、日本人の死生観として「遺骨」をことのほか大事にしてしまうところがある。だから、明らかに亡くなっているにもかかわらず、亡骸を探す努力を怠らない。信じられないことだ。俺なんて、別に亡骸の一部にたいして意味を持たない。こういったことも他所への避難を拒んでいる理由のひとつではないかと考えている。

なんにせよ原発だ。これが解決しないとなにもはじまらない。放水作業が夜も行われる。事態は逼迫しているようだ。



ちょっと実験


なんか、写真ものせられる感じがしてきた。

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