荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

休みでも外に出る

2015-08-10 08:20:16 | 日記
休みの日は家で体を休める。外に出たとしてもチトカラの喫茶店にいって、マッサージして、ドラムの練習をちょっとして。
この1年はずっとそんな感じだったが、この土日は休みでも外に出ようという気になった。といっても月曜から少し仕事が忙しくなるし、疲れをためるわけにはいかず、控えめに。かつてにような感覚では動けない体になっているだろうし、無理をせず、細く長く人生を楽しむのがよいと今頃になって気づいた。


土曜は昼間だけまなみのりさのライブにいく。まなみの生誕祭ということで、企画ライブみたいなものだから、まなみのソロもあったりと、全体の時間は短めなものの楽しかった。夜のライブが本チャンだったようだが、そちらはパス。昼間のライブですらモーフ六本木は十分に満員で、この環境で夜までは体ももたない。



日曜はめずらしく劇団四季のミュージカル「サウンドオブミュージック」をみにいく。
きっかけは招待状をいただいたことによる。丁寧な自筆の文面で「みていただきたい」とこられたら考えないわけにはいかない。上演期間はかなりの期間に及ぶが、初演日が9日の日曜なのでそこを選ばせてもらった。


劇団四季といえば創設者の浅利慶太氏が松下政経塾の理事をされていたことが、俺と劇団四季をつなぐ思いつく唯一の接点だがおそらくそれが招待された理由ではなかろう。
まぁ、少々気にしながら出発。

劇場が浜松町にあるようだ。前にチキパの握手会がこの近くであったことを思い出した。地下鉄を出たら、なにやらアイドルがライブをやっている。時間に余裕があったので少しのぞいてみる。チアチアかな?と思って覗きこむと、やはり「優子」がいたのでチアチアとわかった。久しぶりに「優子」をみたが、メイクのせいもあるだろうが、大島優子と間違えることはないくらいに大人になっていた。前はもっと優子そっくりだったのに。


チアチアは2014年の春だったと思うが、日本青年館でのワンマンがあり、集客が当然のごとく心配されていた。結果はどうだったのかわからないが、それからあまりチアチア評判は耳に入ってこなかった。TIF2015にも出演していなかった。無理して大箱でやると後が続かないのは2013年時からどのアイドルも直面している。

ミニライブは文化放送の敷地内といっても路上に等しく、立ち止まって俺のようにみるものもそこそこいた。こんなに近くからチアチアをみるのははじめてだった。そんなにショボい印象ではなかった。ヲタの質が低いと言われているが、前方は着席方式なので、普通のインストアライブの雰囲気だった。ヲタは全部で50人にも満たない感じ。久しぶりに踏み台にのった無銭現場の雄として名高い長江原人をみる。俺もこのように元気でありたい。アイドルの現場ではなくとも。

チアチアは3ヶ月後に新曲がリリースされるらしい。ビクターのヴァージョンミュージックから出るようだが、前作から1年半もたっていて、ヴァージョンミュージックとは契約が切れていたと思っていたが違ったようだ。それにしてもリリースに向けての予約イベントがこれからはじまるわけで、おまいつヲタたちの大量買いがまたはじまる。告知のところでメンバーの2人が(「優子」含む)お芝居に出るといっていた。「優子」のお芝居は時間があれば観に行きたい。




さて、「サウンドオブミュージック」。

チケットの売れ行きってどんなもんなのだろうと思ってネットで調べると、売り切れのオンパレード。当然のごとく劇場に向かって歩いていく人も多いため、人の流れを追えば地図を見なくても現地には着ける。家族連れがほとんどといってよい。ヲタ臭が全くしないのは精神衛生上よろしい。関係者入り口とかそういうものはないが、持参したハガキを見せると、俺を招待していただいた宮城さんが挨拶に来て、少し立ち話をする。結局、なぜ俺なのかということは俺も聞かなかったし、最後までわからなかった。受付からなにもかも対応が気持ちいいほどに素晴らしい。相当に教育されているのだろう。

何か招待席のようなところにつれていかれるのかと思っていたが、普通に一般客に紛れる席だった。ただとてもいい席を用意していただいた。

ミュージカルを観るということ自体が回数が少ないだけでなく久しぶりだ。ノンティーとまみたんが出たミュージカルをみたくらいなものか。

うまいとか下手とかそんなことはわからないし、また、どうでもいい。劇団四季は入団すること自体が難しく、中での競争も厳しいと昔聞いたことがある。当然、今日出ている演者はトップクラスなのだろう。ただ、こういう舞台にまみたんがチョイ役で出てもそんなに違和感は感じないと思った。プロが見たら全然違うのだろうが。

圧巻だったのが子役だった。アイドルと比べるのは申し訳ないが、格が違う。同じ芸能というジャンルに位置しているとは思えないほどだった。終演後に宮城さんともう一度話す機会があったが「時代背景とかそういうことがわからなくても子供たちの歌声を聴いているだけで楽しくなる」というのはかなりのお客の反応らしい。確かに家族連れなのだからそれはあたりまえだろう。俺もあまりオーストリアのことは詳しくないが、ポーランドと類似した状況があったことは想像できる。主演のフォン・トラップ大佐がオーストリア海軍の軍人という歴史がわからないとシチュエーションも、知っていれば、そこに、彼がどんな人生を送ったのか、なぜ彼が子どもたちに厳しく教育するのかを想像できる楽しみがある。そして、マリアとの出会いで彼が変化していくのが唐突ではないこともみえてくる。

複数キャストなので、今度は違うキャストの時に観に行きたい(こんどは自腹で)が、チケットがとれるかどうかがわからないので、まだ未定。

みたいときにすぐに観られることができれば、ミュージカルをみて回るということもしてみたい。





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