大阪は難波にある味園ユニバース内にあるギャラクシーギャラリーにて。
広島から移動してきて夜の10時少し前。展示が16時から23時なのでラストまでみていくことに。
Twitterでラストの15分はライトを落とす企画があるらしく、それをみていくことにする。
客層は幅広い。一見していわゆるヲタクはいない。
入場料は500円だが、ドリンクを一杯飲めるので事実上無料と言ってよい。隣接しているバーでドリンクを注文できる。
「はげたん」とはカヲルくんが描くキャラクターで、とても可愛い。
カヲルくんがどんな絵を描くかはすでに知っていた。AKBメンバーによる美術展が昨年開かれて、そこにカヲルくんの絵もいくつか展示されていたからだ。
(AKB美術展は撮影が許可されていた)
絵に素養のない俺だが、なぜこのような絵が描けるのか、その精神の内面に興味を持ってしまう。
ボールペンで丁寧に描かれた作品をみてると、彼女の集中力がどれほどのものかがよくわかる。
スペースは12畳ほどで、それほど多くの作品があるわけではない。奥まったところに6畳ほどのスペースもあり、そこでは壁に直接奇妙な絵が直接描かれていて、これもカヲルくんが描いたものだとは思うが、そこにはほとんど人はいなかった。俺はこの洞窟のような空間が好きでしばらく佇んでいた。
絵はがき、ポスター、Tシャツとグッズも購入して、ひととおり見終わったのだが、なにか気になることがある。
上の可愛い生き物が「はげたん」。はげたんの下の1m3の箱の中にカヲルくんの影が映っているが、それが動いているのだ。
理科的な知識に疎いため、どういうカラクリになっているのか全くわからない。
中に人が入っているのか?。
でも、だとしたら、何時間もこの中にいるというのか???。
そんなことは俺には到底考えられない。
ラストの15分はライトが落とされる。
観衆はみな、この小さな箱の中を凝視する。
誰の曲か知らないが音楽がかかっている。その曲を中の人が口を動かして歌っているが、見事に歌詞と口の動きが合っている。中に人が入っているとしか考えられない。
ハサミを取り出した!。
そのハサミで中から木の箱をガリガリと削る。
!!!
やっぱり、中に人が入っているのか???
そして、マジックを取り出して中からすりガラスに絵を描きだす。
間違いない。絶対に中に人がいる。しかもカヲルくんの可能性が高い!。
最後に、ゆっくりと。
お
し
ま
い
と描いたとき、とても心が暖かくなった。
誰もが確認をしたくて、展示終了後も会場を後にしない。主催者が「これで終わりです。退場お願いします」と急かしたのをみて、中にはカヲルくんがいることを確信した。
見ることも話すこともできなかったけど、カヲルくんと会うことができたのがとても嬉しかった。
はげたんには触ってよかったのでなでなでしてたんだが、カヲルくんと50センチのところまで接近してたのね。
それにしても、この小さな箱の中に何時間も居続けられる(しかも、みなにみられ続けている)集中力がこの作品群を作る力になっているんだろう。
了
付記
実はこの日記をアップするのは展示が終わるまで控えようと思っていたが、Twitterで主催者からネタバレをしたのでアップした。
広島から移動してきて夜の10時少し前。展示が16時から23時なのでラストまでみていくことに。
Twitterでラストの15分はライトを落とす企画があるらしく、それをみていくことにする。
客層は幅広い。一見していわゆるヲタクはいない。
入場料は500円だが、ドリンクを一杯飲めるので事実上無料と言ってよい。隣接しているバーでドリンクを注文できる。
「はげたん」とはカヲルくんが描くキャラクターで、とても可愛い。
カヲルくんがどんな絵を描くかはすでに知っていた。AKBメンバーによる美術展が昨年開かれて、そこにカヲルくんの絵もいくつか展示されていたからだ。
(AKB美術展は撮影が許可されていた)
絵に素養のない俺だが、なぜこのような絵が描けるのか、その精神の内面に興味を持ってしまう。
ボールペンで丁寧に描かれた作品をみてると、彼女の集中力がどれほどのものかがよくわかる。
スペースは12畳ほどで、それほど多くの作品があるわけではない。奥まったところに6畳ほどのスペースもあり、そこでは壁に直接奇妙な絵が直接描かれていて、これもカヲルくんが描いたものだとは思うが、そこにはほとんど人はいなかった。俺はこの洞窟のような空間が好きでしばらく佇んでいた。
絵はがき、ポスター、Tシャツとグッズも購入して、ひととおり見終わったのだが、なにか気になることがある。
上の可愛い生き物が「はげたん」。はげたんの下の1m3の箱の中にカヲルくんの影が映っているが、それが動いているのだ。
理科的な知識に疎いため、どういうカラクリになっているのか全くわからない。
中に人が入っているのか?。
でも、だとしたら、何時間もこの中にいるというのか???。
そんなことは俺には到底考えられない。
ラストの15分はライトが落とされる。
観衆はみな、この小さな箱の中を凝視する。
誰の曲か知らないが音楽がかかっている。その曲を中の人が口を動かして歌っているが、見事に歌詞と口の動きが合っている。中に人が入っているとしか考えられない。
ハサミを取り出した!。
そのハサミで中から木の箱をガリガリと削る。
!!!
やっぱり、中に人が入っているのか???
そして、マジックを取り出して中からすりガラスに絵を描きだす。
間違いない。絶対に中に人がいる。しかもカヲルくんの可能性が高い!。
最後に、ゆっくりと。
お
し
ま
い
と描いたとき、とても心が暖かくなった。
誰もが確認をしたくて、展示終了後も会場を後にしない。主催者が「これで終わりです。退場お願いします」と急かしたのをみて、中にはカヲルくんがいることを確信した。
見ることも話すこともできなかったけど、カヲルくんと会うことができたのがとても嬉しかった。
はげたんには触ってよかったのでなでなでしてたんだが、カヲルくんと50センチのところまで接近してたのね。
それにしても、この小さな箱の中に何時間も居続けられる(しかも、みなにみられ続けている)集中力がこの作品群を作る力になっているんだろう。
了
付記
実はこの日記をアップするのは展示が終わるまで控えようと思っていたが、Twitterで主催者からネタバレをしたのでアップした。