荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

スーパー劣等生 二日目

2013-10-20 21:00:50 | 趣味
大阪から寝台(サンライズ出雲・瀬戸)は0時34分発。仕事が終わってからには待ち時間が長すぎる。
難波にむかい、再度スーパー劣等生を見に行く。

今朝、ネタをバラしたこともあって、今日は箱の中にカヲルくんはいなかった。その代わりに箱の中は自由にみることができた。
壁に紙粘土を使った工作や落書き、糸とセロテープで細工されたものなど、カヲルくんが過ごした8日間=56時間を少しだけ感じられた。
大好きな麻雀やドラムでさえも7時間の間、休まずトイレにもいかず水も飲まず、というのはどう転んでも俺にはできない。
すごいという言葉しか出てこない。

今日はタネが明かされたにもかかわらず、いや、むしろ、明かされたからか、客の出は昨日よりも多い。昨日みていた客ももう一度みにきた俺のような客もいた。

もしかしたら、最後にカヲルくんが姿をあらわすかもしれない、と思うけど、みてしまったらつまらないという感覚もある。
また個展が開かれたらみに行きたい。




まなみのりさ フライングベスト

2013-10-20 14:40:13 | ライブ
大阪で仕事があるときは遠征を考えているので、広島バックビートで行われたまなみのりさのライブに。

二ヶ月ぶりになる。二部構成だがまともにみることができたのは一部のみ。一部が終わり、握手会も終え、休憩してると体調が急激に悪化してくる。

下痢と嘔吐を繰り返し、二部は記憶がほとんど残っていない。


久しぶりにまみりをみて、やっぱり、まみりの曲は大好きだな、ということ。騒ぎたい人もいていいが、じっくりみたいという人に嫌な感覚を持たせない現場の雰囲気もいい。ステージのパフォーマンスも申し分なし。

これからも地道に応援予定。


この日のライブのウリは、ベストアルバムに収録される「ポラリス Episode ZERO」という楽曲にヲタの声を収録するという試みだった。
事前にホームページで、歌割りを公表していたのだが、不勉強な俺は何も覚えようとせず会場にきてしまっていた。まみりヲタのすごいところは、こういうところで真剣にハーモニーの高いパートや低いパートまで練習してくる人がいるところだ。俺はとうてい真似ができん。
プロ用の機器まで持ち出し、ヲタをステージにあげて、マイクに向かって歌わせ、テイクを集めていく。

音なんて、そこそこの素材を集めればだいたいの加工はできるんで、収録は順調に終わったらしい。
発売は11月の27日。本日参加したヲタの名前もクレジットに載るとのこと。一枚は記念で買うことにする。

今回学んだことは、遠征時に体調が悪化したらどうしようもないということだった。今後はこういうことも念頭におかなければならんということか。

まみりの次回は、いよいよ11月の17日、代官山LOOPでの東京ワンマン。体調だけは整えておきたい。



さんみゅ~

2013-10-20 14:26:18 | ライブ
電車の中とか移動の時間が多いとTwitterとかいろいろと眺めていると、ちょっとした情報が入ってきた。

土曜日のさんみゅ~の定期ライブで、mixが禁止されたとのこと。

これは、俺はとてもいいことだと思う。厄介ピンチケを排除していく方向で各現場が動いて行ってほしい。11月のさんみゅ~定期ライブは行くことにする。

後はドロシーの現場にいるへんなやつらがいなくなれば万々歳なのだが。

騒ぐのが一概に悪いわけではない。彼らはただ目立ちたいだけという珍走団なみのメンタリティしか持ち合わせてないように見えるのが嫌なのだ。



スーパー劣等生

2013-10-20 13:05:22 | 趣味
大阪は難波にある味園ユニバース内にあるギャラクシーギャラリーにて。


広島から移動してきて夜の10時少し前。展示が16時から23時なのでラストまでみていくことに。
Twitterでラストの15分はライトを落とす企画があるらしく、それをみていくことにする。

客層は幅広い。一見していわゆるヲタクはいない。

入場料は500円だが、ドリンクを一杯飲めるので事実上無料と言ってよい。隣接しているバーでドリンクを注文できる。

「はげたん」とはカヲルくんが描くキャラクターで、とても可愛い。

カヲルくんがどんな絵を描くかはすでに知っていた。AKBメンバーによる美術展が昨年開かれて、そこにカヲルくんの絵もいくつか展示されていたからだ。


(AKB美術展は撮影が許可されていた)

絵に素養のない俺だが、なぜこのような絵が描けるのか、その精神の内面に興味を持ってしまう。

ボールペンで丁寧に描かれた作品をみてると、彼女の集中力がどれほどのものかがよくわかる。

スペースは12畳ほどで、それほど多くの作品があるわけではない。奥まったところに6畳ほどのスペースもあり、そこでは壁に直接奇妙な絵が直接描かれていて、これもカヲルくんが描いたものだとは思うが、そこにはほとんど人はいなかった。俺はこの洞窟のような空間が好きでしばらく佇んでいた。

絵はがき、ポスター、Tシャツとグッズも購入して、ひととおり見終わったのだが、なにか気になることがある。



上の可愛い生き物が「はげたん」。はげたんの下の1m3の箱の中にカヲルくんの影が映っているが、それが動いているのだ。
理科的な知識に疎いため、どういうカラクリになっているのか全くわからない。

中に人が入っているのか?。

でも、だとしたら、何時間もこの中にいるというのか???。

そんなことは俺には到底考えられない。


ラストの15分はライトが落とされる。

観衆はみな、この小さな箱の中を凝視する。


誰の曲か知らないが音楽がかかっている。その曲を中の人が口を動かして歌っているが、見事に歌詞と口の動きが合っている。中に人が入っているとしか考えられない。


ハサミを取り出した!。


そのハサミで中から木の箱をガリガリと削る。

!!!

やっぱり、中に人が入っているのか???


そして、マジックを取り出して中からすりガラスに絵を描きだす。


間違いない。絶対に中に人がいる。しかもカヲルくんの可能性が高い!。


最後に、ゆっくりと。










と描いたとき、とても心が暖かくなった。


誰もが確認をしたくて、展示終了後も会場を後にしない。主催者が「これで終わりです。退場お願いします」と急かしたのをみて、中にはカヲルくんがいることを確信した。


見ることも話すこともできなかったけど、カヲルくんと会うことができたのがとても嬉しかった。

はげたんには触ってよかったのでなでなでしてたんだが、カヲルくんと50センチのところまで接近してたのね。


それにしても、この小さな箱の中に何時間も居続けられる(しかも、みなにみられ続けている)集中力がこの作品群を作る力になっているんだろう。




付記
実はこの日記をアップするのは展示が終わるまで控えようと思っていたが、Twitterで主催者からネタバレをしたのでアップした。