荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

深海~上野~赤坂

2013-10-08 02:09:17 | ライブ
終了間際に上野の国立科学博物館で「深海」をみにいく。朝一番に並んだのがよかった。10時すぎに到着していたら入場待ちに1時間はとられていた。

場内は人がいっぱいで落ち着いてみることができない。それにガキが山ほどいる。ウザい。

いろんな深海魚の標本が並べられていた。標本だとなんかリアリティがない。それでも、まぁまぁ満足。

3Dで深海に潜った擬似体験のようなことはできないのか?。今のテクノロジーならできそうなもんだが。料金は1万円とかすれば可能だと思うんだが。

巨大ダイオウイカの巨大ぬいぐるみが20万で売っていた。期間中何個売れたのだろう。



都合よく上野BRASHに青SHUN学園が昼と夜の二部でライブが組まれていたので、昼の部だけみにいく。ここのところ、週に一回はオーエーオーをやっているんじゃないか?。

お目当ては青SHUNのみ。残りはう~ん、といった感じ。Fleurははじめてみた。歌にダンスにしっかりとしていたが惹かれるところはひとつもなかった。渋谷沙希子ははじめてみたが論外。亀戸サンストリートで働いている女性たちで作られた(らしい)WenDeeはお姉さんユニットだが、これまた論外。オープニングアクトで二人組ユニットをみたが、これもひどいもので名前すら覚えていない。



明けて日曜日。赤坂ブリッツとブリッツ前のサカス広場で半日がかりのイベント、アイドル甲子園にいく。時間にして11時間。もちろんぶっ続けでは体がもたないので、敷地内のガレットがおいしいお店に2階も休みいくし、穴場の小さな公園でちょこっと読書、というかたちで合計2時間超休みはいれたが、TIFなみのハードスケジュールだった。

ブリッツは11時半から13時半まで、サカス広場は11時45分から20時45分まで。これは共通のチケットで行き来できる。そしてブリッツでは16時から23時までアイドル甲子園秋季大会。これは別にチケットを購入しなければならない。しめてチケット代で9000円を超える。
それでも損した気はしない。わりと満足度が高かった。

11時半開始には間に合わず、JK21のステージはみられなかった。でも、たった1曲のみのステージなので、間に合わなくてもかまわないと思っていたので後悔はしていない。どうせサカス広場のほうが時間はあるから、そちらをみればいい。昼間のブリッツは一曲で終わりという慌ただしさだが、逆に言えばどのユニットも一曲入魂でやってくるだけに、お手軽に品定めできる。といってもブリッツは物販コーナーを物色するだけで、ステージはサカス広場ばかりみていた。


サカス広場は無銭でもみることができたが、チケットを買っているのでステージの近くからいろいろみていた。とにかくしょぼすぎる!。でも、このしょぼさがたまらなくいい。
20人も客がいない。さすがにだんだんと増えて、夜には150人くらいには増えるときもあったが、広場が広すぎるためにどうしても閑散とみえる。
でも、野外のステージに心地よい秋風が吹く中で、のんびりできるし、2012TIFの夜のステージに近い雰囲気があった。


夕方からいよいよメインのアイドル甲子園秋季大会がブリッツで行われるが、サカス広場は21時近くまでやっていて、俺はあいもかわらずあっちにいったりこっちにいったりして楽しむ。

途中でサカス広場のヲタの声に近隣住民から苦情が出たらしく、「少し声を小さく」というアナウンスがあった。大きな変化はなかったように感じたが、以後苦情がある旨のアナウンスは二度となかった。でも、ある意味では客が集まりすぎると声も大きくなるため、もしかすると苦情で中止になったかもしれない。客が少ないことが幸いしたともいえる。



総じて、楽しいことは楽しかったが、目立った新たな発見というものはなかった。

時系列を無視して一言コメント。

Rizumu
時間があればやはりみてしまう。客は少ない。おまいつが5人ほどがんばっている。

choice?、FG学園塁球部、Survive-ZERO
お決まりのフィノリアユニットたち。どうにも昨年よくみたせいか情が少しあって、もうみないだろうといいながらもやはりみてしまう。それでも時計の針が止まったようになんら昨年みたときと印象がかわらない。ヲタの総数は昨年とたいしてかわらないようにみえる。

2&
一人やめたことは風の噂で知っていたが、二人ユニットで一人欠けても続けるというのは、意地ということなのか、それとも新メンバー募集中なのか。

8princess
八王子のアイドルなので「8」がついているのだと思う。ステージには6人だったかな?。これでメンバー全員なのかわからない。熱心なヲタがいた。

キャンディzoo  loop
ウタ娘でみて知っていたがステージははじめてみる。ただの子ども。でも可愛い。かなりのヲタがついている。旧ムトウ楽器の足立店長もキャンディzooのTシャツをきていた。バックダンサーにloopのメンバーが出ていた。同じ事務所なのだろう。loopもアーミー系ユニットというふれこみだが、ただの子どもだった。

スマイル学園
これもただのこどもたちだった。俺にはどうもこの手合いを好きになる感性はないようだ。

妄想キャリブレーション
でんぱ組.inc、バンドじゃないもんなんかと関係が深い秋葉原ディアステージのメンバーがいる(はず)ユニット。ちょっと期待していたのだが、思ったほどではなかった。

Barbee
1年ぶりにみた。

滝口成美
多国籍軍のとき、ソロのとき、合わせて何十回とみている。今までなんとも思わなかったが、今日の曲は好きだった。物販で「CDある?」と聞いたら、新曲だそうで1枚予約したらチェキまで撮れた。だからといって別に嬉しいわけではない。

JK21
うーん、どうも衣装が好きじゃない。昨年まではあれだけ可愛い衣装だったのに、それがみられるのはアトリエだけになってしまったのか?。地下ノリで騒ぎたいやつがいることを否定はしない。ただじっくり観戦するものもいてほしい。そういう多様性がなくなって、仲間内の遊び場になっている感じが強くした。これはだんじてライブ特有の一体感などではない。今のステージングではヲタのほうが目立つという、俺にとっては最悪の現場になっている。物販にいくこともなく、移動でメンバーとすれちがったときに声をかけられたが「よっ」と手をあげて挨拶したのみ。俺の中で一年続いたJK21城が落ちた感じがした。

さんみゅ~
偏差値30あたりの劣化したピンチケがヲタにいるようで、こういうやつらがいる限り、ワンマンにはいかないだろう。事務所も大手だし、メンバーもますますアイドルオーラが出てきていい感じなのに惜しい。結局さんみゅ~β時代についた草食系オサーン古参とやっかいピンチケがのさばる現場なのだろうと想像してしまう。はたして壁をつきやぶるか、ワンマン集客300人が限界で止まってしまうか、ここが正念場のように思う。80年代アイドルの楽曲をリバイバルといった路線は対バンでは封印している模様。

バニラビーンズ
新曲を2曲披露。カップリングの方はぴんとこない曲だった。表題曲はまぁまぁだったのでCDは一枚は買うと思う。物販はろくに商品を置いていないし、チェキなどのようなこともないせいか、おまいつオサーンが10人程度たむろしているだけ。まぁ、これがいつものスタイルなのかもしれんが。

らぶどる
ステージパフォーマンスにさらに磨きがかかっている。あれだけ動きながらしっかりと歌えるのはすごい。みて損をすることがない。こういう対バンでは盛り上がりたいだけのやつも多いが、それに負けない「圧力」がステージから届いてくる。さんみゅ~とらぶどるはみるたびによくなっている。今、メジャーにもっとも近いのは?と言われたら、らぶどると答えたくなる。物販は大混雑。メンバーの対応もいいものと思われる。

ANNA☆S
いかん。ハマっていってる。ANNA☆Sはメインの秋季大会には出られず、サカス広場まわりを強いられたが、クオリティは高い。らぶどると並ぶメジャー昇格候補。年末にかけて対バンを抑えてワンマンやツーマンを増やし、レベルアップのための練習に時間を充てるという方針もしっかりしている。こういう姿勢が素直に嬉しい。応援したくなる。今回も物販に行かなかったが、次回は物販にもいてみようかと思っているまでに伸びてきている。あきらかに、まみり・JKの二強体制から青SHUN・ANNA☆Sの二強体制にシフトしている。

青SHUN学園
今日もSHUNさんといろいろお話しできた。前日の上野で「新曲を歌うよ」といったので期待していた。新曲はバラードで映画のエンディングに使われるものだが、映画のシーンが目に浮かぶような素晴らしい作品だった。映画は「時計のない教室」というイジメ問題を扱った作品で、なにやら何かの芸術祭に出されるものでロードショーされるような性格ではないらしいが、「無料上映会を必ずやるから」と言っていたので観にいきたい。最後は「力の限り」「開放」といつもの青SHUNになるギャップも含めてヘロヘロになるまで楽しんだ。
おかげで、休みをいれて、物販でSHUNさんとお話ししていたら、真野ちゃん、まいにゃ、paletは全部見逃してしまった。

アフィリア・サーガ
はじめてじっくりみたんじゃないか?。物販にメンバーが並んでたんで少し覗いたけど、みんなそれなりに大人でぺっぴんさんで、曲も嫌いじゃない。なのに興味がわかない。AKB型なのがどうにも気に入らんのだろうと思われる。

アイドルカレッジ
詳述しない。ヲタの質がとにかく低すぎる。前からたいして興味を持っているわけではないし、どうでもいいのだが、さんみゅ~とアイカレはとても損をしている感じがした。

乙女新党
ここもピンチケの巣窟。

おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!
TIF2013以来になる。乙女新党よりも曲は好きなのが多い。またみたい。

エレクトリックリボン
3人組。別に悪くはないのだが惹かれるものはなかった。

BELLRING少女ハート
なんかメンバーの「適当さ」がチームしゃちほことかぶる。楽曲といい雰囲気(世界観)といい他のアイドルにはないのが特徴で、みていていいアクセントになる。

BiS
これはもうアイドルのライブじゃない。俺も体力があれば最前に潜り込んでやりたい放題やりたいと思うほどだ。惜しむらくは生演奏で本格的なガールズロックショーをやってくれれば、暴れたいものも演奏を聴いて楽しみたいもの、もっと幅が広がるのにと思った。といってもこのBiSも来年で解散になる。多くの楽曲群を引き継ぐものはいないだろうし、それはそれでさびしい。


時間は押しまくりで終了は23時前。真野恵理菜をみることができなかったのはちょっぴり後悔。会場には地下アイドルのライブなどはじめてきたと思われる草食系オジーサンヲタが真野ちゃん目当てで来ていて、彼らがライブのときにどうなるのかも観察したかったのだが。二度はないだろうから惜しいことをした。