荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

「バトル・ハザード」

2014-01-05 21:30:43 | 映画
ある悪徳企業の管理ミスである町でゾンビが大量発生。その会社の社長が自分の娘が町に取り残されているため、元特殊部隊経験者の大男を救出に雇う。タイムリミットはその企業が証拠隠滅のために町を焼き払うまで。

なんか「バイオハザード2」にストーリーが似ている。

ゾンビは動きが機敏で獰猛で、音に反応する。

「ワールドウォーZ」に似ている。

不思議と見終わった感覚は「ランボー」シリーズのような戦場ものを見終えた感覚。


見終えた後になってだが、ストーリーにうなづけないところがあった。ゾンビをやっつけるためにロボット軍団が派遣されてくるのだが、このロボット集団にゾンビが襲いかかるところ。ゾンビは生きた人間にしか襲っちゃいかんだろ。そこのところがちょっと残念。


まだまだゾンビものを探してみる予定。



「ワールドウォーZ」

2014-01-04 22:01:04 | 映画
主演はブラッドピット。
まだまだゾンビ映画。どうやら「Z」というのはゾンビのことらしい。

オープニング早々パニックシーン到来で頭サビの映画。と思ったのだが全編を通じて休む間もなく次から次へと見せ場が訪れる。

謎の病原菌が蔓延して町にゾンビがうようよ出現してくる。獰猛で動きも機敏でゾンビ化したことで能力が開花するタイプのようだ。


とにかく休む間もなく次から次へとゾンビがおそってくる。圧巻だったのはエルサレムでのシーン。壁をゾンビが乗り越えてくるところはすごかった。ゾンビが津波のように押し寄せてくる。鉄砲なんてまるで役に立たない。ヘリコプターからの攻撃にゾンビがむらがり墜落するところなんて戦国自衛隊とオーバーラップしたよ。密室化した飛行機の中にゾンビが1体いたために大パニックになるところなんてどうやってこの危機を切り抜けるのか、まばたきひとつできなかった。



なぜゾンビがわいてきたのか。どこが発生源なのか。どうすればゾンビ化せずにすむのか、その謎をつきとめていくのだが、ところどころに鈍感な俺でも気づくヒントをみせてくれるのが嬉しい。

エンディングも絶望と希望がいりまじるいい終わらせ方だった。これはいい映画だったね。



「コード・レッド」

2014-01-04 01:26:46 | 映画
TSUTAYAレンタル限定という表示をみてさっそく借りる。

ゾンビものは大好きだが、オープニングから戦場シーン。どうやら第二次世界大戦中の話らしい。
だいたい映画のあらすじなど前もって調べることなく、やたらめったらみまくるのが俺の映画の見方だ。

すぐに戦場の死体が蘇ってきてゾンビ化する。この毒ガスが今でもブルガリアに保管されているらしく調査のためにアメリカの特殊部隊の一人が任務を受けてブルガリアへ。

とにかく全編に渡って空気が重苦しい。過度にびっくりさせるようなシーンはないがテンポよくストーリーが展開されていく。最後は全く悲しい終わり方。人生は不条理だ。見応えのあるいい作品だったと思う。





「オブリビオン」

2014-01-02 23:22:28 | 映画
大阪に出張するときは必ずといっていいほど梅田のサウナニュージャパンでのんびりする。
なぜかはわからないが、映画の宣伝をよくやっていて館内のいたるところにポスターやらなんやらがあっていやがおうでもこの映画のことは知っていた。

はっきりいってあまり面白くなかった。なもんだから添削やってりしながらチンタラみていたのだが、なぜ面白くなかったのかというとストーリーが全く見えない。すごくきれいな映像だが、登場人物が3人ほどなので密室劇をみている感じ。宇宙人と人間の戦いが背景にあるはずなのに、途中で人間から主人公が捕まるというわけのわからない展開で、このあたりからなんとなく謎がみえはじめ(謎が解けはじめではない)、最後はばたばたとあわただしくストーリーが展開して終わり。

もっと楽に観られる映画だと思っていたのでちょびっと疲れた。




「ラストスタンド」

2014-01-01 21:12:07 | 映画
実は「エクスペンタブルズ」をみたかった。TSUTAYAの店員に「エクスペンタブルズ」どこにありますか?と聞いたら「とってきます」ということでおまかせしたのだが、持ってきたのはこの「ラストスタンド」。確認もせず、DVDプレーヤーにいれるときにも確認せず、最後までシルベスター=スターローンが出てこなくて、おかしいなぁと思っていたら違う映画をみていたことになる。

ただ、とても面白かった。調べると2013年の映画だった。


シュワちゃんがこりもせずにアクションに挑戦。あぶさんは引退したと聞くが、シュワちゃんは死ぬまでこの路線から逃れられないのかもしれない。それにしてもシュワちゃんは演技がうまい。確か「キンダガートン・コップ」だったか、コミカルな役を見事に演じてただのアクション俳優とは違うんだなと思ったことがあったが、政治家を経ても演技がサビつくことなく見事なものだった。





保安官も職を変えたくなるほどの退屈で平穏無事な西部のとあるタウン。怪しげな業者が農夫を殺害する。話はうってかわってラスベガス。麻薬王の護送の途中で麻薬王の奪還をはかる一味がいかにもという奪還の仕方で、話はアクション映画らしくなってくる。たぶん、この凶悪集団をスターローンとシュワちゃんがやっつけるっていうストーリーなんだろうな。全く関係のないふたつの事件が結びつく。

犯人らが操るモンスターマシンはやりたい放題。軍隊じゃないとおさえられないくらいだ。SWATさえやっつけた犯人たちがシュワちゃんたちの町にやってくる。
一方農夫を殺害した犯人を追いかけるシュワちゃんたちシェリフも激しい銃撃戦。このあたりは大事な仲間を失う、いつも逃げてばかりの彼の友人が敵討ちに立ち上がるといったベタな展開は水戸黄門というべきか暴れん坊将軍というべきか、いつも物語構造は同じであるほうが面白い。

いよいよ戦闘シーンから最後のカーチェイスへ。トウモロコシ畑の中でのカーチェイスははじめてみた。そして、最後の肉弾戦。勝つとわかっていても面白い。どんな勝ち方をするかなんだよね。


それにしてもあれだけ死人が出たというのにスカっとする終わり方。随所に今までのシュワちゃんが出た映画でのシーンを彷彿させるところがあり、娯楽映画の見本市のようでとても楽しめた。今度はちゃんと「エクスペンタブルズ」を店員にもってこさせる。