俺が小学校の4年生のときのテレビドラマで、TBS系列で円谷プロダクションが制作していたSFものだ。
DVD化されていたので購入してみている。
最近は差別表現が露骨に出ていないものであればDVD化されるものが多く、子どもの頃に一度観たきりのテレビドラマとかをもう一度観ることができて嬉しい。
「猿の軍団」はなぜかとてもはっきりと覚えている。第2話までしかみなかったことを。
理由は全く覚えていない。この番組は日曜日にやっていたことは覚えているが、とてつもない激戦区で「宇宙戦艦ヤマト」「フランダースの犬・アルプスの少女ハイジ」、他にもバラエティ番組があって、友達の間でもどれをみているかがそれなりに話題になっていた。
一家に一台しかテレビがない時代なため「猿の軍団」ではなく「フランダースの犬・アルプスの少女ハイジ」をみていた可能性が高い。
「猿の軍団」のあとには「日本沈没」が夜8時からあって、それはすごく記憶に残っているので、たぶん、チャンネルを変えたんだと思う。チャンネルの決定権が誰にあったのかは覚えていない。俺か父親にあったように覚えている。「猿の軍団」をみなかったのはたぶん二人とも「面白くない」という感想をもったからではないか?。
しかし、後年ハマることになる「宇宙戦艦ヤマト」をこの段階で1話たりともみていないというのはとても皮肉なことであった。有人もみているものは皆無に近かった。これが中学生くらいだったらどうだったのだろうか?。それにしても小学4年生といいながら「フランダースの犬・アルプスの少女ハイジ」をみていたとは・・・。我ながらトホホだ。この作品が駄作だといっているわけではない。むしろ名作だ。
「猿の軍団」がなぜつまらなく感じたのかはよくわからないが、ハリウッド映画の「猿の惑星」に比べてつまらなかったと思っていた。はたしてこの記憶が正しいか調べてみたら、「猿の惑星」は1968年に第1作が上映されているので、1974年当時にはテレビでも放映されていたと傍証することはできる。
「猿の惑星」も何作かあるが第1作はすごく印象に残っている。あまりにも重々しい雰囲気でカタルシスのない終わり方。子どもながらに食い入るようにみた覚えがある。
それに比べて「猿の軍団」は作りがチャチだ。それにストーリー展開も猿と人間の友情だのなんか陳腐に思え2話までしかみることがなかった(内容についてはどこかから洩れ聞こえていた)。
ところが、どうしても2話の続きがみたい。主人公たちに銃口がつきつけられる。ここで「続く」。この続きがなぜか10年に一度くらいの割合で無性にみたくなっていた。ようやく子どもの時の宿題をひとつかたづけた思いがする。
全26話。ただいま6話まで見終えた。正直、ちょっと飽きてきた。でもあと20話もある。面白いことがあるかもしれない。仕事しながらでもみることができるぬるいドラマなので今週中には見終える予定。
了
DVD化されていたので購入してみている。
最近は差別表現が露骨に出ていないものであればDVD化されるものが多く、子どもの頃に一度観たきりのテレビドラマとかをもう一度観ることができて嬉しい。
「猿の軍団」はなぜかとてもはっきりと覚えている。第2話までしかみなかったことを。
理由は全く覚えていない。この番組は日曜日にやっていたことは覚えているが、とてつもない激戦区で「宇宙戦艦ヤマト」「フランダースの犬・アルプスの少女ハイジ」、他にもバラエティ番組があって、友達の間でもどれをみているかがそれなりに話題になっていた。
一家に一台しかテレビがない時代なため「猿の軍団」ではなく「フランダースの犬・アルプスの少女ハイジ」をみていた可能性が高い。
「猿の軍団」のあとには「日本沈没」が夜8時からあって、それはすごく記憶に残っているので、たぶん、チャンネルを変えたんだと思う。チャンネルの決定権が誰にあったのかは覚えていない。俺か父親にあったように覚えている。「猿の軍団」をみなかったのはたぶん二人とも「面白くない」という感想をもったからではないか?。
しかし、後年ハマることになる「宇宙戦艦ヤマト」をこの段階で1話たりともみていないというのはとても皮肉なことであった。有人もみているものは皆無に近かった。これが中学生くらいだったらどうだったのだろうか?。それにしても小学4年生といいながら「フランダースの犬・アルプスの少女ハイジ」をみていたとは・・・。我ながらトホホだ。この作品が駄作だといっているわけではない。むしろ名作だ。
「猿の軍団」がなぜつまらなく感じたのかはよくわからないが、ハリウッド映画の「猿の惑星」に比べてつまらなかったと思っていた。はたしてこの記憶が正しいか調べてみたら、「猿の惑星」は1968年に第1作が上映されているので、1974年当時にはテレビでも放映されていたと傍証することはできる。
「猿の惑星」も何作かあるが第1作はすごく印象に残っている。あまりにも重々しい雰囲気でカタルシスのない終わり方。子どもながらに食い入るようにみた覚えがある。
それに比べて「猿の軍団」は作りがチャチだ。それにストーリー展開も猿と人間の友情だのなんか陳腐に思え2話までしかみることがなかった(内容についてはどこかから洩れ聞こえていた)。
ところが、どうしても2話の続きがみたい。主人公たちに銃口がつきつけられる。ここで「続く」。この続きがなぜか10年に一度くらいの割合で無性にみたくなっていた。ようやく子どもの時の宿題をひとつかたづけた思いがする。
全26話。ただいま6話まで見終えた。正直、ちょっと飽きてきた。でもあと20話もある。面白いことがあるかもしれない。仕事しながらでもみることができるぬるいドラマなので今週中には見終える予定。
了