昭和32年5月に起工式が行われ、昭和35年4月に落慶式が行われました。
総工事費は4千数百万円だったといわれています。観音像は社団法人大船
観音協会の名によって運営され、その中心となるのは東京急行電鉄を核とす
る東急グループによるものでした。
大船観音協会の理事長に大本山総持寺貫首岩本勝俊禅師が就任すると、
観音像を参詣する信者から「信仰の場への移行」という要望が大きくなり曹洞
宗「大船観音寺」として、昭和56年11月20日神奈川県より認証を受け、現在
に至っています。最初は昭和2年に金子堅太郎氏、頭山満氏らによって計画
されましたが、昭和初期の大不況や先の大戦等によって計画中断されたもの
でしたが、以上の経過で完成へとなったわけです。(写真Mr麹町)
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