ここは山梨県西八代郡市川三郷町です。中国のどこかの風景かと勘違いしそうなのが大門碑
林公園です。説明を見ると「中国風建物が立ち並ぶコスプレ撮影地」とかの宣伝もみえますが
書道のまちづくりの中核をなす公園だそうです。この町は甲斐源氏の発祥の地だそうで、この
平塩の岡を中心に古くから「紙すき」が営まれ、徳川幕府の時代には幕府の御用紙に用いられ
てあつく保護されてきました。和紙の歴史と伝統と書道の結びつきもあり、あの「ふるさと創
生事業」で造られた碑林公園なのだそうです。立派ですねぇ。
公園の中心は、中国で最も著名な陜西省の西安碑林と山東省の曲阜碑林です。古来より書道
の宝典とされてきた石に刻まれた「古文書」は、書聖・王義之の書を集字して中国歴代の名碑
15基を創建当時のまま復元されたものといいます。(写真・ミスター麹町)
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