昌平橋は神田川に架かる橋で、お茶の水の聖橋の一つ下流に位置します。外堀通り淡路町
を北へこの橋を渡ると今は外神田と言いますが、昔は明神下の同胞町から天神下の三組町と
続き、三味線の音が聞こえた粋な町屋でしたね。北上すると不忍池へ通じる通りです。
現在では橋の上流、下流側に歩行者用の橋が増設されて幅は約40m、長さ約30mです。
最初にここに橋が架けられたのは寛永年間と伝えられています。橋の南西にある淡路坂の
坂上に一口稲荷社(いもあらいいなりしゃ・現在の太田稲荷神社)があったことから「一口橋」や
「芋洗橋」と称しました。1691年(元禄4年)に湯島聖堂が出来たときに、孔子生誕の地昌平
郷にちなんで昌平橋となりました。一つ下流には万世橋があります。(写真Mr麹町)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます