庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

八重冬至と八重寒紅はまもなく開花宣言か

2018年12月25日 | 水戸の梅

猩々梅林の八重寒紅が咲き始めました。猩々梅林の剪定をしていた造園屋さんに教えていただきました。

夕方で探しにくかったのですが、開花した2輪を見つけることができました。もっとあるかと思うのですが、薄暗くて見つかりません。

さらに窈窕梅林でも咲き始めたという情報をいただいたのですが、もはや暗くて確認が困難で見つけられませんでした。

12月9日から11日まで3日間最低気温がマイナスの日が続きました。-0.8度、-2.8度、-2.3度。
この時から1週間ないし10日後には咲き始めると開花予想をしていたのでした。

ところが、その後も気温は予想以上に低めに推移して、16日にはマイナス3.3度を記録しました。このように気温が上がりにくい状況でしたので、開花はクリスマスくらいになると予想を再延長して、クリスマス行事が一段落した本日25日午後に開花状況を確認に出かけたわけです。

結果はあらたに上記八重寒紅1本が開花宣言をまもなくということです。
最低気温が零下になって、梅に開花スイッチがはいっても、その日が11月のうちなら、そのあと暖かい日が多いので開花予想がたてやすい。
その日が12月になって、遅ければ遅いほど、その後の気温は低めに推移するので、開花までの日数が読みにくくなるということでした。


南門手前の標柱わきの八重冬至は1週間前には咲き始めていたのです。今日25日には一目で数輪咲いているのがわかります。

紅葉を背景に撮りたかったのですが、紅葉はもう落葉してしまいました。

偕楽園の梅の開花宣言は私には正確には言えませんが、ほぼ以下のようだと思います。
数輪(4~5)の開花が認められ、かつ後続の蕾があって、花が途切れることなく咲き続けることが見込まれたときに開花宣言するようです。
こうして報道機関などへ連絡され、お客様が梅の花を見に来られても確実に花を確認できるわけです。

というわけで開花宣言はもうすぐですね。


1週間前に咲き始めていた猩々梅林の水心鏡が開花していました。まだ1輪だけですから、この木の開花宣言までは時間がかかりそうです。




ロウバイが咲き始めています。ロウバイは例年より早めに咲いたようです。
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寒い朝 オニシバリとナニワズ

2018年12月25日 | 庭の花たち

今朝の最低気温はマイナス3.7度。これは水戸気象台発表。オニシバリの葉がしおれています。
経験というか勘では我が家はむしろ鉾田発表の最低気温に近いような。こちらはマイナス4.3度。
 
日が昇ると嘘のように葉がちゃんとしています。これを冬の間中繰り返すのです。でもそれくらいではへこたれないオニシバリです。

こんなにたくさん蕾をつけて温かくなるのを待っています。


いまにも咲きそうな蕾がありました。これは実生苗なので花が早く咲くのでしょうか。
でも、ちょっと待てよ。これはオニシバリではなくてナニワズのようです。
以前オニシバリとナニワズの種を蒔いたことがあります。
ナニワズとオニシバリはよく似ています。
花が緑がオニシバリ。より黄色っぽいのがナニワズ。やっぱりナニワズかも。

葉っぱの幅が広いようだし、ナニワズの実生苗ということにしておきます。

ナニワズの親株は今年の夏に枯れてしまいました。夏の異常気象もありましたが、昨年はナニワズの近辺でネナシカズラが繁茂したからでしょう。その前にはオニシバリの雄株で高さが2m近くあったのがやはりネナシカズラに負けました。
ナニワズの後継樹は今のところ3本です。
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寒い朝 バラと八重寒紅

2018年12月25日 | 庭の花たち

バラ ジェイムスギャルウェイの最後の花

このバラもとても良い花。病院の患者さんから見舞いのバラをおすそ分けしていただいたもの。
よい花を咲かせていてこれからの寒さには耐えられるかな。


蕾の時に切り花で屋内退避。大きく膨らんできました。



きれいが長持ちします。


床の間というほどではないが、梅の剪定枝に花が咲きました。

近づくと香りがします。この香りは八重寒紅ですね。
梅の香りで品種がわかるわけではないが、唯一この早咲きの八重寒紅の香りは脳裏に焼き付いています。

まもなく偕楽園でも早咲きが咲き始めたことでしょう。クリスマスも一段落、偕楽園へ行ってみようか。
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寒い朝 残り菊 シマカンギク ノジギク 山ののぎく 

2018年12月25日 | 庭の花たち

シマカンギクが寒さに耐えて咲いています。シマカンギクには赤色の成分があるようで、寒さに当たると赤味を帯びてきます。この赤い成分が寒さに対抗するためのものかと思います。よく似たアワコガネギクは枯れると赤くはならず早々に枯れてしまいます。


これはシマカンギクに全くよく似ているものです。花の盛りの時にはまず区別ができません。あるいはこれもシマカンギクと言ってもよいのかもしれません。しかし、寒さで枯れ始めると違いが出てきます。赤が出てこないのです。いわばシマカンギクもどきといったところでしょうか。ご近所からいただいたものです。


ノジギクの花です。最後の花が咲いています。


ノジギクの交雑種と思われるものです。ノジギクとシマカンギクの近くでの実生苗とおもわれるもので、花がノジギクより小ぶりです。またかなり強い赤紫の花弁のものを見かけることがあります。同じ庭には赤色成分の多い花弁のイエギクもありますが、実生苗は花が小さいのでむしろシマカンギクの血が入ったのでしょうか。


元気に咲いているのは、地元の山のノギクです。

ちょっとリュウノウギクみたいなのですが、香りが少なく、品種名を特定できません。とにかく寒さに強そうです。
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寒い朝 テリハコナラの紅葉

2018年12月25日 | 庭の花たち

紅葉の季節はすでに終わってしまったとおもいきや、今を盛りと色めきだっているのがテリハコナラです。

ちょっとした日当たり加減で味わいが違ってきます。

まだ少し緑がの残っているようです。

こちらは枝の陰になっていた部分は黄色っぽくまだ紅葉が進んでいません。
このようにちょっとした日当たり具合、風当たりの違い、そして気温差によって色の出方が年ごとに違います。

では今年の紅葉の仕上がり具合はというと、50点、いや30点でしょう。

しもつけのみかもの山の小楢のす
     まぐはし児ろは誰が笥か持たむ
コナラの新緑、紅葉の美しさを知る人こそ、この歌がわかるような気がします。
コナラのような児は誰の茶碗を持つのでしょうか。 つまり誰のお嫁さんになるのでしょうか。
故郷ではほぼ全山コナラの紅葉を楽しめる場所もあります。
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寒い朝 庭のシモバシラに霜柱が発生 今シーズン初観測 ミカエリソウ、セキヤノアキチョウジにも

2018年12月25日 | 庭の花たち



朝寝床にいてやけに寒い。テレビの気温速報ではマイナス3.7度です。
もしやと思い庭に出てみると地植えのシモバシラの枯れた茎から氷が噴出しています。おお。


こちらは鉢植えで1mほどの高さの棚の上です。枯れた茎から板のように氷が噴出しています。ただ氷が噴出せばよいというものではないといっているようです。


こちらの鉢では氷が出ていません。ここはノシランなどが覆いかぶさっています。同じ庭でも寒気が入りやすい場所だけでした。


こちらはミカエリソウです。ミカエリソウは枯れていません。生の枝が氷によって押し開かれています。


これはセキヤノアキチョウジに発生したものです。

霜柱が発生する植物は主にシソ科であるといわれます。庭で発生した記録のあるのはベニバナサルビア、テンニンソウ、カシワバショウマなどです。なかでもベニバナサルビアが見ごたえがありました。現在は庭にないのが残念です。
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