庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

キジバト日記 ヒナを確認 心配なこと

2016年02月23日 | キジバト
2月22日 キジバトのヒナが孵って2日目
寒い一日、朝はマイナス0.4度。最高9.2度。一日中曇りで寒い一日
ヒナの体温を守るためか親はいつもの朝食には出てこなかった。
ヒナの動きは全くわかりません。
キジバト1602210002キジバト1602210002 posted by (C)雑草
キジバトの巣を2階の窓から見下ろしてみました。
柚子の木の濃い緑に遮られて全く見えません。
カメラの望遠で探すとかろうじて親鳥を確認できました。
キジバト1602220025キジバト1602220025 posted by (C)雑草

2月23日 キジバトのヒナが孵って3日目 
最低3.8度。最高9.4度。曇りでさむい一日。
朝方小雨が降って寒そうな親鳥。朝食は待ってましたとすぐに飛来する。
親の留守にヒナの姿を確認する。巣材の小枝の向こうにヒナがいます。
キジバトヒナ1602230004キジバトヒナ1602230004 posted by (C)雑草
親が帰還すると、ヒナにミルクをあげたようです。まだ短時間で少量なようです。
キジバト1602230008キジバト1602230008 posted by (C)雑草
巣がある柚子の木にはまだいくつか柚子の実があって、それを狙って頻繁にヒヨドリが来ます。隣の梅の木でピーピー騒ぎ立てるので、キジバトのもう1羽が電線で警戒しています。
キジバト1602230027キジバト1602230027 posted by (C)雑草
親の不在時に、庭に脚立をたてて巣とほぼ同じ高さから2羽のヒナを確認しました。
キジバトヒナ1602230038キジバトヒナ1602230038 posted by (C)雑草

心配なこと。
巣の下に襲われたように小羽根が10枚くらい落ちていました。
羽根1602230039羽根1602230039 posted by (C)雑草
考えられることはふたつ。
1 猫が近づいてきたので、巣に近づかないように、一匹がおとりになって襲われそうにふるまった。
2 干し柿をヒヨドリが食べるように地上近くにつるしてあるので、ヒヨドリが干し柿を食べに来たときに襲われた。
いったいこの小羽根はキジバトなのか、ヒヨドリなのか。

コメント (7)
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遅咲きの梅も咲き始めました。古木に優しい庭園管理を。

2016年02月23日 | 偕楽園
水戸の梅まつりも3日目。遅咲きの白牡丹、開運梅などが咲き始めました。
開運A5-061 1602220081開運A5-061 1602220081 posted by (C)雑草
でも、朝夕は気温が低く低温障害で傷んでいる花があります。
白牡丹A5-037 1602220091白牡丹A5-037 1602220091 posted by (C)雑草

1月上旬までは暖冬で開花が1カ月以上早くなっているようです。
また1月中旬以降は気温の低い日が多いとはいえ、最低気温はマイナス4度以下にはならなかった。
このため例年通り寒い冬になったという感覚ではあるが、極端に寒いマイナス5~7度は記録されなかった。
このため1月中旬以降は感覚的には寒さで蕾の成長にはブレーキがかかったかと思われたが、実際はブレーキがかかっていなくて、蕾は成長し続けていたようです。
そのため通常3月10日以降開花する遅咲きもちらほら咲き始めてしまったと思います。

梅の花、特に雌しべは低温には弱く、マイナス3~4度の日が続くと、品種によっては枯れて落ちてしまいます。
雌しべの無い花をよく見かけます。
八重茶青A5-062 1602220084八重茶青A5-062 1602220084 posted by (C)雑草

座論は雌しべが一つの花で複数本あるものが多いのですが、この花は寒さのために雌しべが枯れています。
座論1602220068座論1602220068 posted by (C)雑草

品字梅も雌しべが3本の花が高い頻度で見られます。品字梅の花のほうが対凍性があるのでしょうか。この花は雌しべがしっかりしています。
品字梅A6-067 1602220096品字梅A6-067 1602220096 posted by (C)雑草
このまま実がなると、1箇所に3個の実がついて、品の字にみえます。

美しい無類絞りが咲きました。若く勢いがあるので花も美しい。遠くてピンボケなのが残念。
無類絞りA5-186 1602220074無類絞りA5-186 1602220074 posted by (C)雑草

こちらは古木の無類絞りです。
無類絞りB3-086 1602220101無類絞りB3-086 1602220101 posted by (C)雑草
風格のある姿をしています。
無類絞りB3-086 1602220105無類絞りB3-086 1602220105 posted by (C)雑草
まるで臥竜梅のようです。
無類絞りB3-086 1602220106無類絞りB3-086 1602220106 posted by (C)雑草
実は臥竜梅というのは品種名ではなく、古木になり、いかにも竜の姿を思わせるような姿の梅の木の呼び名と思います。
偕楽園の臥竜梅には八重咲きと一重咲きがあり、それぞれ紅梅と白梅があります。これだけでも4品種の臥竜梅があります。中には姿が臥竜梅らしからぬ木があります。
それは著名な臥竜梅から苗を起こした若木であって、たとえば瑞巌寺からいたたいた臥竜梅が見晴広場にあります。


梅の木は古木になると幹が倒れるなどして、自然と臥竜梅の姿になるもののようです。むしろ偕楽園では倒れないように支え棒をあてがって不自然な姿になっていると言えると思います。
自然にまかせるならこの無類絞りのような姿になるのではないでしょうか。

この無類絞りは地面に着地したいと願っているのに、杭で持ち上げられています。これはすでに臥竜梅です。
無類絞りB3-086 1602220107無類絞りB3-086 1602220107 posted by (C)雑草
もし、地面に着地しようとしている枝を無理矢理持ち上げているとしたら、これは老人が横になりたいのに、横になれないように縛り付けられた姿にも見えてきます。もしそうなら、虐待、拷問で、梅の木の寿命を縮めることになってはいないでしょうか。
樹齢600年といわれる天然記念物、湯の宮座論梅の姿にならい、梅の木の思いのままに枝を伸ばさせてあげるような庭園管理も必要です。せめて古木が多いB3エリヤだけでも、倒れないようにではなく、自然の姿を保てるような管理方法に方針転換が必要ではないかと考えまました。

湯の宮座論梅のページ
http://www.gurunet-miyazaki.com/kankouti/kenou/zaronbai/zaronbai.htm
コメント (11)
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