庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

偕楽園の梅 関の守、おもいのままなど 師匠のお店は2月11日開店

2016年02月07日 | 偕楽園
2月6日土曜日に咲き始めた梅の花など。
偕楽園の梅「 関の守」が咲き始めています。
関の守C4-076 1602060039関の守C4-076 1602060039 posted by (C)雑草
花の中心ほど赤い底紅の花です。花弁の葉脈が真っ赤で、花の中心部分は花弁も赤く、花の周囲は薄い紅色です。
関の守C4-076 1602060038関の守C4-076 1602060038 posted by (C)雑草
とってもきれいな関の守の花ですが、咲いている場所が遠くて満足な写真になりません。そのうちにもっと見やすい場所で咲きましたらまたご案内しましょう。

次は思いのままです。
東門を入ってすぐの「思いのまま」が咲き始めています。
思いのままA6-002 1602060005思いのままA6-002 1602060005 posted by (C)雑草
思いのままの花は全体としては八重の白花に見えますが、いくつかの枝には赤花が咲きます。そればかりか、一つ一つの花をよく見てみますと
白花なのに1枚か2枚の花弁が赤かったり、上の画像の花のように花弁の一部が赤い花もあります。ご覧のように花の12時と8時方向の花弁の一部が赤くなっています。また、もっと小さい赤い点々がつくばあいもあり、一見白花のようですが、なにがしかの赤が混じっている不思議な梅の花です。このように一本の思いのままに咲く花は一輪として同じ花がないことから「輪違い」とも呼ばれています。
思いのままで一番印象的な木は好文亭料金所手前の広場、芝前門を入った正面にある思いのままで、今日あたりから咲き始めたはずです。

思いのままによく似た花を咲かせる「春日野」も咲き始めています。雑草にはどこが違うのかわかりませんが、赤花の出現は思いのままのほうが多いようで、赤いスポットが思いのまま、赤い絞りが春日野なのかなと、わかったようなわからないような。
春日野は藤棚から見晴広場で出る右側、佐橋紅の隣にあります。
春日野 1602060010春日野 1602060010 posted by (C)雑草
春日野 1602060012春日野 1602060012 posted by (C)雑草

二季咲桜の後ろ側の「都錦」が咲き始めています。
都錦C3-040 1602060015都錦C3-040 1602060015 posted by (C)雑草
図鑑ではもう少し赤っぽいのですが、この木はやや白っぽい花で、特に今年は白く感じるようです。
幹のねじれが非常に素晴らしい梅の木です。竹垣のなかは二季咲桜です。

この都錦も鉄幹と言っても良いのではないでしょうか。鉄幹について、梅の木のねじれについては2015年1月に拙文を書きました。

訂正しました。(2月8日)
すみません。アドレスを間違えていました。訂正いたしました。
http://blog.goo.ne.jp/zassougoo/e/89b7e310841715592da7fcdbd288b8c2



吐玉泉下の東屋のわき、椎の木の下でかわいい「紅千鳥」が咲き始めました。大きな椎の木が覆いかぶさっていて紅千鳥は元気がありませんが、けなげな花を毎年咲かせています。
椎の木の枝を切って、紅千鳥を元気にしたいところですが、椎の木の生えているのは小川の吐玉泉側で、国の許可がなければ椎の木の枝を切ることができないとかで、伸び放題です。
今は東屋の床を工事中で、紅千鳥は工事材料の影になっています。
紅千鳥C8-025 1602060070紅千鳥C8-025 1602060070 posted by (C)雑草

吐玉泉下の池のほとりの唐梅の後ろ姿です。何ともいえない裏紅の美しさです。
唐梅 池1602060073唐梅 池1602060073 posted by (C)雑草
もちろん表側から見ても覆輪の美しい花です。
唐梅 池1602060074唐梅 池1602060074 posted by (C)雑草

いよいよ梅祭りも開催間近になってきました。私の梅の師匠は今年も梅の盆栽や苗木の売店を常磐神社境内に出します。
2月11日開店に向けて準備中です。
偕楽園にお出かけの時はのぞいてみてください。雑草もよくお邪魔しています。
梅師匠売店1602060002梅師匠売店1602060002 posted by (C)雑草
コメント (4)
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