庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

キジバトが抱卵を始めたようです 偕楽園では烈公梅などが咲き始めました

2016年02月01日 | 偕楽園
庭の柚子の木でキジバトが抱卵し始めたようです。数日前から巣材の小枝を集めていたが、夜は巣にいなかったようです。今日は一匹がずっと座っているので抱卵し始めたと思われます。
DSCF9204DSCF9204 posted by (C)雑草
キジバトが巣を作るときは非常に用心深いようで、巣を作って数日は安全かどうか様子をみているように思われます。
いよいよ抱卵が始まると、順調なら1カ月後には巣立ちます。それまでに猫やカラスに襲われることが多く、夏場ではヘビにも狙われます。このような危険をかいくぐってヒナが誕生します。はたして今回はどうなるか毎日観察して見守ってゆきます。

偕楽園では烈公梅が咲き始めました。烈公梅はかつて、弘道館の孔子廟近くにあった梅の木で、見たこともない新しい品種なので、水戸藩九代藩主斉昭公の名をいただいて烈公梅と名付けられたものです。
烈公梅B2-125 DSCF9177烈公梅B2-125 DSCF9177 posted by (C)雑草
西梅林の園路に覆いかぶさるような幹の烈公梅です。園路の右側が根元で、幹は園路をまたいで反対側の左側に花を咲かせています。
烈公梅B2-125 DSCF9183烈公梅B2-125 DSCF9183 posted by (C)雑草

古木にも花が咲き始めました。以前の名札は無類絞りでしたが、花に絞りが見られず、もしかしたら玉垣かもしれません。
玉垣か無類絞りかDSCF9170玉垣か無類絞りかDSCF9170 posted by (C)雑草
今年の花は白っぽいですね。
以前、震災の翌年頃でしたが、梅林でお客様に説明していた時に、いきなりテレビカメラを向けられまして、「今年の梅はどうですか?」と聞かれたことがありました。とっさのことで何を言おうかまとめることもできずに、思っていることをそのままカメラに向かって言いました。「今年は花が一か月以上遅れています。そのため、咲き始めると、早咲きも遅咲きも一気に咲きだして、一度にたくさんの梅を見ることができるでしょう。また、いつもよりも花が色濃く咲くでしょう。」みたいなこと即興で言いました。あとで緑の相談員の方にこう言ったけれどいいですかとききましたら、よいでしょうとのことでホットしました。これは数日後にFテレビで放送されました。
今年はその時とは反対で、開花がとても早いです。そして、この老木の花は色がうすいようです。
古木 玉垣か無類絞りかDSCF9172古木 玉垣か無類絞りかDSCF9172 posted by (C)雑草

紅難波が咲き始めました。
紅難波A5-048 DSCF9194紅難波A5-048 DSCF9194 posted by (C)雑草

大盃が目の前で咲きました。
大盃B2-041 DSCF9175大盃B2-041 DSCF9175 posted by (C)雑草

椚門そばの名花です。花の裏側がうすいピンク色です。
椚門の名花DSCF9163椚門の名花DSCF9163 posted by (C)雑草

今日日中は風がとても冷たかったです。あすは一時日がさすも曇りがちで寒そうです。そして明後日朝はマイナス4度の予報です。梅の開花に少しはブレーキがかかることでしょう。とはいえ、ふくらみはじめ蕾は後戻りはできません。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする