庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

オドリコソウとヤマブキソウ

2015年04月20日 | 庭の花たち
オドリコソウが赤白黄色と花盛り。赤といっても薄い赤です。

白は真っ白です。

そして黄色いキバナオドリコソウ。ツルオドリコソウともいい、這い回って旺盛です。


野草で黄花といえば、クサノオです。

木で黄花といえば、ヤマブキの右に出るものはないでしょう。


でも、ヤマブキよりも黄色いヤマブキソウです。

さらにセリバヤマブキソウも負けてはいません。花が小さく見えますが、大きさはヤマブキソウと同じです。
葉の様子がわかるように撮ったので花が小さく見えます。

このセリバヤマブキソウは普通のヤマブキソウが一面に咲いている中に稀に生えていることがあります。
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ホザキイカリソウ 淫羊藿

2015年04月20日 | 庭の花たち
昨秋、ホザキイカリソウということでいただいたものに黄色の花が咲きまして、ブログにアップしましたが、どうもしっくりしない。
ネットで検索すると、ホザキイカリソウの蕾は黒っぽい、花の形も違います。
これは昨秋、ホザキイカリソウとのことでいただいたものです。

蕾は黒っぽくないです。

花も普通にみるイカリソウの花の形です。

一昨日千波湖畔で開催中の植木まつりに行きましたら、淫羊藿(インヨウカク)というイカリソウを売っていました。
ネットで見たホザキイカリソウにそっくりです。

さっそく連れ帰りました。
花を拡大してみました。

在来種のイカリソウとはだいぶ違います。


この淫羊藿の葉は在来種とは構成が違います。
根生葉は葉柄が3本に枝分かれして、各枝の先に1枚の小葉をつけます。小葉は合計3枚です。
花柄につく葉は、花柄が3本に分かれ、真ん中の1本の枝が花穂となって花がたくさんつきます。
両側の2本の枝はそれぞれ3本に枝分かれして、それぞれの先に1枚の小葉をつけます。小葉は合計6枚です。

それにしても淫羊藿とは怪しい名前です。なぜこのような名があるのか、調べてみました。概略次のようなことがわかりました。
昔、一日に100回も交尾をするヤギがいました。このヤギはどうしてこんなにも元気なのか。このヤギの食べ物をつきとめると、藿(カク)という草であることがわかりました。それでこの草を淫羊藿というようになったそうです。
いろいろな薬効のある草で、そちらのほうにも効果があるとのことです。
コメント (2)
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