庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

キジバトの連携プレーとカンアオイの花など

2015年04月10日 | 庭の花たち
キジバトが抱卵中です。2羽は巣を守るために頑張っています。
夜中の作戦。
朝私が巣の様子を見ようと近づくと、突然巣とは反対側の繁みから、羽音を立ててキジバトが飛び出しました。巣に近づくものがあれば、繁みのほうに注意をそらして、巣に気づかないようにさせるためのようです。きっと夜通しこうして茂みの中にひそんでいたのでしょう。通常はキジバトが飛び立つときはほとんど羽音が聞こえません。わざと羽音を立てているようです。
左上に巣があって抱卵中。潜んでいたのは右側の繁みです。

餌をおいてしばらくすると、2羽が一緒に餌を食べ始めました。でも抱卵している一羽が残って食べ続け、見張り役はすぐに電線にとまって見張っています。


食事中に失礼して巣を見たら卵が1個あります。今回は1個だけのようです。巣を見るときは離れた場所の脚立から望遠で見て、すぐに降りました。

餌を食べ終わるとすぐに巣に戻ります。


カラスが近くの電柱に来て大声を出し始めました。近くにキジバトが巣を構えたと察知したのでしょう。

見張り役のキジバトはカラスが来ても近くの電線から動きません。

通常はカラスが近くに来ると離れてゆきますが、この時は居座っています。万一もっと巣に近づくことがあれば体を張って防御する覚悟でしょう。
雑草が下で手をならして追い払おうとしましたがカラスは逃げません。石を拾って投げる恰好をしたら飛び去りました。
カラスとの攻防戦はまだまだ続きそうです。まだ、猫には気づかれていないようです。

庭のカンアオイに花がさいています。
これは富士川付近の山中で見たことのあるのと似ていて葉につやがあるカンアオイです。数年前から花をつけて、子株もできました。


これは子株のカンアオイで今年初めて花が咲きました。葉は親株と似ていますが、少し黄色味があるようです。花も親株と微妙に違います。


これも子株ですが、葉に白い筋がはいっていて、親株の葉とは似ていません。花はまだ見たことがありません。どんな花か楽しみです。


次はタマノカンアオイです。昨年いただいたもので、多摩地方にあるらしく、葉の様子といい、花の模様と言い独特の感じです。

花です。


これは南関東以西で普通に見られる葉の模様のカンアオイです。これに似たカンアオイを広島の野呂山で見た時に近くにマムシがいました。
見るたびにドキッとしたことを思い出します。今年は花が咲きませんでした。


このカンアオイはかなり小型のものです。紀伊半島の山中で見たことのあるものに似ています。まだ花を見たことがありません。


カンアオイの仲間のフタバアオイです。葵祭や徳川家のご紋章として有名です。

花も他のカンアオイより白っぽいです。


ムサシアブミが伸びてきました。耳が緑色です。


ウラシマソウも伸びてきました。釣り糸がからまっています。

コメント (6)
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