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晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

闇から届く命

2015年06月11日 | 
闇から届く命   藤岡陽子 著

記事をUPできなくて、随分と時間が経ちました。
こちらの作品、著者は初めてです。新聞の書評紹介で知りました
さて、内容は・・

都内の産婦人科病院に勤める有田美歩は、助産師になって六年目。
脳性小児まひの姉と暮らす中で看護師を目指すようになり、 姉の死をきっかけに助産師になる決意をした。
大学病院を経て移った現在の勤務先、ローズ産婦人科病院は、利益至上主義の院長と
お産をとれない助産師長がトップに立つワンマン経営、やや問題を抱えている。
それでも美歩が仕事を続けていられるのは、有能な先輩たち、高い手技を持つ医師たちの
存在があるからだったが、ある日、新生児室から一人の男児が消え……。

今や少子化の問題がとかく持ち上がりますが
産婦人科で起きる医療サスペンスです。

緊迫する出産のシーンは著者自身が助産師とあってなかなかリアルです。
所産師で作家さんなんてめずらしいですね。
医師はよくありますが・・

さて、、
妊婦健診を受けることなく飛び込みでお産する若い風俗嬢のそのあとの育児放棄や、
不妊治療の末に授かった子供の羊水検査の結果に悩む夫婦には考えさせられました。

生命倫理の問題にまで触れると、すごく難しい問題・・

生命の選別につながる出生前健診をどう扱うか・・などです。
生まれる前からその子の幸せをだれが決めるんでしょう・?

後半は、院長と息子の「不同意堕胎」・・で刑事事件に告発。。こちらはちょっとお粗末な展開でした。

でも、、
産科医や助産師さんの「命を守りたい!」という、崇高なコンセプトはよかったです~

さてさて

昨日は千葉のデパートでHawaiiann Liveで 出演しました!

次回に記事をUPしたいと思います~






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