流転の海
2007年08月26日 | 本
先月、流転の海シリーズの第五部「花の回廊」が新刊でました。
松坂熊吾とその家族の壮大な物語です。
宮本輝著・・ずっと読みたかったのですが、次々と続編が出てくるうちに読みそびれていました。
うちの書店にも(文庫で出ている)在庫をそろえていませんでしたので・・
チャンスは思いがけずやってきました。この間帰阪したときに、羽田空港の書店で偶然、第一部「流転の海」をみつけてしまいました~
「あなたに読んでもらおうと、ここで待っていたんだよ~」
って天使のささやきが聞こえ!?神様に感謝して大切に胸に抱き涙~・・はちょっと大げさかな
でっ・・夢中で読みました
期待以上に面白い!よかったです
四国伊予生まれの松坂熊吾のサクセスストーリーです。
終戦間もない、大阪の闇市から物語がはじまります。
さかのぼって、戦争体験で心の傷を負った人たちやら、新橋で一流芸者だった女が娼婦へと転落したり・・妻「房江」の悲しく不遇な生い立ちやら・・
熊吾を取り巻くさまざまな人間模様がえがかれています
戦争で裸一貫になった熊吾は「松坂商会」の再起をはかります。その大きな原動力となったのは、50歳にして初めて、子宝に恵まれたからです。
熊吾という、男を表現する言葉をさがすと・・
理不尽、わがまま、亭主関白、好色、はったり、負けず嫌い、学暦はないが頭脳明晰、大胆不敵・・そして、とびっきりのやさしい心の持ち主
本を読み終わって、すっかり熊吾びいきになっているようです。
第二部の「地の星」
早速、昨日調達しました~
松坂熊吾とその家族の壮大な物語です。
宮本輝著・・ずっと読みたかったのですが、次々と続編が出てくるうちに読みそびれていました。
うちの書店にも(文庫で出ている)在庫をそろえていませんでしたので・・

チャンスは思いがけずやってきました。この間帰阪したときに、羽田空港の書店で偶然、第一部「流転の海」をみつけてしまいました~

「あなたに読んでもらおうと、ここで待っていたんだよ~」
って天使のささやきが聞こえ!?神様に感謝して大切に胸に抱き涙~・・はちょっと大げさかな

でっ・・夢中で読みました

期待以上に面白い!よかったです

四国伊予生まれの松坂熊吾のサクセスストーリーです。
終戦間もない、大阪の闇市から物語がはじまります。
さかのぼって、戦争体験で心の傷を負った人たちやら、新橋で一流芸者だった女が娼婦へと転落したり・・妻「房江」の悲しく不遇な生い立ちやら・・
熊吾を取り巻くさまざまな人間模様がえがかれています
戦争で裸一貫になった熊吾は「松坂商会」の再起をはかります。その大きな原動力となったのは、50歳にして初めて、子宝に恵まれたからです。
熊吾という、男を表現する言葉をさがすと・・
理不尽、わがまま、亭主関白、好色、はったり、負けず嫌い、学暦はないが頭脳明晰、大胆不敵・・そして、とびっきりのやさしい心の持ち主

本を読み終わって、すっかり熊吾びいきになっているようです。
第二部の「地の星」
早速、昨日調達しました~
